雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

厳しさはもしかして快感だったのかも?全てが血となり肉となり、そしてこういうのが出来上がる

2022-01-08 20:42:52 | 日記

既にアップした記事と日にちが前後するが、私の会社の初出は5日だった。

毎年新年最初の日は工程会議と挨拶回りの摺合せなどもあり営業ミーティングで1日が終わる。

勿論この2~3年、新年会は無い。

翌2日目は、一番顧客の商社さんへ営業全員が訪問挨拶し、その後は車に分乗して2~3人組であちこち回る。

私はその商社さんには仕方なく付いては行くが、その後はもう誰にも同行はしたくない。

そもそもが、仕事を途切れなく下さる上得意の大きい商社さんが3件あるのだが、そのどこの商社さんの仕事も

私とあと2人の正社員ではない3人には回っては来ない。”溢れるほどの引合⇒確実に受注に繋がる”は部長と課長と

もう1人の正社員の若い営業との3人でこなしている。(あと1人は調子悪くて営業休止中。社内で仕事している)

アップアップしてこなし切れていないのにね、私たちには自力で仕事獲れよ、成功報酬なんでしょ?と言うこと

だろう。

私はそれで良い。”あてがいぶち”の仕事なんか要らん。必要なら自分で獲りに行く。

元々私は商社経由の仕事が好きじゃない。商社さんがそれなりの仕事をこなしてくれれば、役に立ってくれれば

それはそれで値打があるが、何もしない・何の役にも立たないのに、それなりのコミッション?取られるなんて

理に適ってない。それに、商社経由ではお客様の前でお金の話も出来ない。仕様に関してもやり取りに時間が掛かる。

お客様の真意が分かりにくい。そんなこんなを考えると、直の方が余程やり易い。

 

なのでこれからも一緒にお仕事する可能性の低いところをずらずらぞろぞろと回るのは、私にとっては

時間の無駄でしか無い。後は皆と別れ電車で1人で私の師匠とも呼べる会社(商社)に挨拶に行った。

勿論今は会長となった私の師匠Nさんは、もう出社はしておられない。会長とは年末に電話で喋っている。

紅まどんなを送ったのでお礼の電話を下さったのだ。

10人ほどの小さな商社で、今は息子のKくんが社長で娘さんRちゃんが経理を見ている。娘さんの在社を

電話で先に確認してお菓子を携えて訪問。男性陣は皆外出。

挨拶だけしてさっさと帰ろうと思っていると、Rちゃんが『ちょっとだけ良い?時間ありますか?』と言うので、

2人で外でお茶した。

彼女のことは小学生の頃から知っている。お互いの子どもたちの話交え近況報告して、少し仕事の話も。

社長(彼女のお兄さん)の話も出たが(愚痴っぽい話ね)、私は彼女に言う。『お父さんが立ち上げた会社、

あんな優秀な人の後を継ぐ2代目なら、しんどかったと思うよ。継いだは良いが、能力が無くて潰しても仕方ない

かもね。それをこうやってそれなりに社員雇って仕事量確保して、ちゃんと利益出して継続して行ってる。

Rちゃんだって、会社があるから経理してお給料もらえてるんでしょ?社長偉いと思うよ。ちゃんとフォロー・

カバーしてあげてね』と。

その社長(Kくん)は、年末に電話して来て、うちの会社で息子を雇ってくれないかなぁ・・・みたいなこと

言ってた。勿論、修行の意味で2~3年預かってと言うことだ。うちの社長に直接言わずに先ずは私かいっ!

そのことはRちゃんも知っていたので、その時にKくんにも同じことを言ったが『うちの社長が過去の付き合い

からと割り切って預かるなら、それはそれで良いと思うけれど、正直2~3年育ててやっと1人前になったと

思う人が、辞めてしまうのは勿体ない話よ。修行なら本人にとっては勿体なくは無いかもだけど、会社にとっては

損失だわね。よく出来れば出来るほどね。うちの会社に今そんな余裕があるか分からないし・・』と。

まあ様子を見て、社長には話しておこう。今は殆どゆっくり顔を合わせる時間も無い。

 

で、Rちゃんに私は言う。私の仕事の原点はあなたのお父さんで、何から何まで教えてもらった。

良いことは全部真似をして来た。勿論自分なりに肉付けはして来たが、”正しい営業”と言うのを見せて貰った。

カミソリみたいな人だった。厳しくて厳しくて、やせ細るほど神経を尖らせている毎日だったが、あの時

どれ程鍛えてもらったことだろうと今は思う。それが全て血となり肉となっている。

それから数十年、怖いもの知らずの私の営業スタイルは”我が意を得たり”とばかりに確立されて行った。

Rちゃんに、仕事人生で、この歳で、今が一番収入が良いと言うとびっくりしてた。それもこれも

最初に良い師匠に巡り合えたお陰、そして拾ってくれて好きに営業させてくれている今の社長のお陰、

有難いことよ、感謝しているよと。勿論その間、いーっぱいのドラマがあった。多くの方々にお世話になり

教えを請うて今の私があるのは間違いない。それらを乗り越えると、こういうのが出来上がるのね💧

 

Rちゃんはご主人とお子さん2人とで、会長と同じタワーマンションのフロア違いに住んでいる。

会長は結構早くに奥様亡くされているので、Rちゃんとその家族が全面的にサポートしているそうだ。

会長は私の一回り上の82歳。まだ若い。頭もしっかりしているらしい。

『会長に元気で長生きしてもらってね。大事にしてあげてね』と言って別れた。


若い人たちとの食事。楽しゅうございました(^^♪

2022-01-08 15:26:23 | 日記

昨夜は会社の若い男性KさんMさんTさんの3人と夕食を共にした。

若いと言っても皆30代中ば~40に手が届こうかと言うくらいの年齢。

Kさんは、今の会社に入った頃から慣れない私に手取り足取り親切に教えてくれてテスト付き合ってくれた人。

Mさんは、開発要素の強い大型受注案件の難しいテストを、一緒に何度も何度も繰り返してモノにしてくれた人。

その部分は特許出願した。年末に結局都合付かずに私が不貞腐れてたら『一緒に行くのがイヤなら最初から断ってる。

変なこと言うたら怒るで』と言った人。

そしてTさんは今まさに、私担当の週明け納入しようとしている設備の担当で、細かいところまで希望を聞き入れて

段取りしてくれている人。3人はたまたま、前から仲が良い。そして皆優しい。私には(と勝手に思ってる)。

最初の大型案件が終わった時に、Mさんをお礼かたがた誘ったのだが(彼のアイデアが無かったら成り立たなかった

と言うか、もっと時間が掛かってた)、忙しいのとコロナが来たのとでなかなか思う通りに食事には行けなかった。

Kさんも一緒にねと言っていたのだが。

で最近は、自分が仕事でTさんとの絡みが多くなったこともあって、3人一緒に行ける時にとお願いしていたもの。

それがやっと叶ったと言う訳。2年越しよ。

 

彼らは『最初はビール』じゃないのね。蒸留酒が好きな人たちなので、最初からハイボールだったわ。ふうん。

前菜がいくつも出て、スープも来て・・・。その段階で『なかなかメインにたどり着かないな・・・』と誰かが言ってた。

それからアワビも有りぃののシーフードが来て、お肉が来て。いい感じにお腹が膨れて来た。アルコールも強いね、

みんな。ご飯は食べないと言うので最後はコーヒーとデザート。

アルコールが進むにつれて、結構中身の濃い話をしていたね、皆。仕事の。

彼らは彼らなりに悩みもあり意見と言うか思いもありは当然だが、仕事のこと会社のことを真剣に考えているって

ことがよく解る。『ええっ!!???』と思うような話や、『何でそんなこと知ってるの?』みたいな話も出て、

面白かった。楽しかった。仕事上の、人に対する評価は厳しい。それなりにちゃんと見て判断しているのね。

彼らはそれを、相手に隠そうともしないし、日和見でも無いし、皆そのまんまの人たちだから、私も好きなのかも。

つまりは皆実力があると言うこと。保身の為に表面だけ良いカッコする八方美人みたいな奴とは私ら合わないわ。

 

2人は要らないと言うから、Tさんにだけ奥様用にお土産も焼いてもらい、お店を出る。

Mさんが『これで気は済んだ?』と聞くから『約束しながら一向に実行出来ないから気になってただけよ』と

返す。Mさん『今までも何回か別々には行ってるやん』と。まあ、3人揃ったのが初めてってことだけなんだけど、

それでも自分にとっては嬉しいし満足よ。皆忙しくてなかなか時間が取り難いのにごねんね、都合付けてくれて

ありがとう。私、息子居ないけれど、賢くて優しくて頼りになる可愛い息子たちに囲まれた気分よね、ちょっと。

本物のお母様済みません💧まあ、他人だから気を遣ってくれるんだとは思う。本物の母と息子ってこんな感じじゃ

無いんだろうね。ああそう。お婿さんとも違う。仕事の話が出来るってのが良いのかな。

『これで終わりじゃないから。又付き合ってね』彼らがイヤでさえ無いなら、又いつでも行きたいわ。

年齢や性別に関係無く、付き合ってもらえることは幸せなこと。こんなおばーちゃんにでも付き合ってくれる

ことは有難い。我が子よりまだ更に若いんだものね。

そうそう、それに皆礼儀正しいのよ。1人ボケるのが居るので、その時は突っ込んであげなければいけない(^^;