昨日は出社日だった。
前日、決裁貰おうと退社前に図面添付して見積原稿を上申していたのだが、夜10時頃
社長から、”ここはどういう方法でやるのか?”とある部分に付いて質問が来た。
翌日は1日工程会議なので他の仕事は出来ない。週明け早々に提出したい私は、さっさと
やってしまおうと考え、それから説明用の絵を描いて、こういう理由で若干不安要素はあるがと
コメントして資料を送った。それやっていて遅くなった。ブログ書きたかったのに・・なので、
それが終わってから記事書いていて、ほぼ書き終えた頃に寝てしまった。
何時に寝ようと、土日は目覚ましが鳴らないが、毎朝アラームが鳴る6時前には目が覚める。
起きると社長からメールが来ていた。”確かに〇〇〇〇と、ちょっと不安ですね。ここは
注文確定したら要実験です。しかし絵は上手になりましたね”と。
やったー!!
絵が上手くなったと褒めてもらった私は嬉しくなり調子に乗って、別件の改造工事予定の
設計検討の内容がおかしくない?(部品の取付位置がおかしいのでは?)と気が付いた時の
自分の描いた絵を見てもらいたくて、社長と部長に送った。寝ぼけ眼で。
送って即 ”あっ!”となった。社長と間違えて同じ苗字の違う人に絵を送ってしまってた・・💧
勿論、すぐに謝りのメールを入れたが、あってはならないミスだ。
私は過去数十年の間に2~3回、Eメール送付でミスを犯している。それも送付先間違い
だけでも無い重大なミスも。言い訳の出来ないミス。がーんっ!!と落ち込む。
いくら起き抜けで寝ぼけていると言っても、許されることではないのは重々承知。
早く!と言う気持ちと、年齢的な衰えか?というのとが相まって、もう仕事無理なんじゃ?
とまで考えた。
少し前に”老人臭”のことを読んだこともあり、それも気になっていた。
以前娘に『お母さん、おばあちゃん(私の母)と同じ匂いがする』と言われたことがあった。
その時も私は”おばあちゃん臭”かと思ったが、それは違う、いつもお祖母ちゃんに感じていた
いい匂だとは言われたが、私は自分からそんな”匂い”などと言うものが出ているとは夢にも
思わなかった。まだもう少し若かったし。
確かに母には母の匂いがあった。いつも着物と割烹着の母だった。勿論、私には好きな
匂いだったが。どうも我が家は非常に匂いに敏感らしい。鼻が利くとでも言うか。
昨日会社で、若い人たちと昼食後の雑談で老人臭の話をした。皆が皆、『そんな匂いなんか
しない。感じたこと無い』とは言ってくれたが私は『もし少しでも感じたら遠慮無しに
言ってね』と頼んだ。
まあ、会社の誰かは感じても言いにくいだろう。それより先に娘に言われるだろう。
私が朝でも昼でも出掛ける前に必ずお風呂に入るのは、そんなことも関係あるのだ。
勿論1人だから出来ることなのだが。
きれいさっぱりそれまでのものを洗い流して出掛けたい。そんな気持ち。
仕事でミスを犯す。あれこれ人に迷惑をかける。何だか年寄くさい。不快感を与える。
(それは単に実際の匂いだけの話では無くて見た目の感じも含め)
そうなれば、イヤでも仕事は辞めなければならない。そう思っている。
身内や友だち・仲間内では、それはある程度は許されるだろうと思っている。
しかし、利害の絡む仕事ではそうは行かない。よーく解っている。
そんな訳で、一体いつまで?あとどれくらい?今の仕事が出来るだろうか・・と考えたりする。
なんだか寂しいな・・・とやり切れない。”老い”って残酷だ。
あ、社長には『よく間違い見つけたな』とは褒めてはもらったけど。帳消しだよ💧