サミットは無事終わりました。次は国内どうしますか？

Ｇ７伊勢志摩サミットが終わった。
この日が近付くにつれて私は
・先ずお天気に恵まれて欲しい。曇天でも良いので少なくとも雨は降らないで欲しい
・テロなどの物騒な事件起こらないでよ。どうか無事に済みますように
とこの２点だけを祈ったよ。

始まるまでは正直１人盛り上がってたのだけれど、終わってみればサミット後のオバマ大統領の広島訪問の方が
気になって、世の中の関心もそちらの方が大きかったような気がして、サミット 陰に隠れてしまったなと。
最後にオバマさんに持って行かれたな と感じた次第。

伊勢神宮の静謐で厳かな雰囲気であるとか、美味しいお料理であるとか、細やかでいて暖かいおもてなしであるとか、
各国首脳の移動手段なんかも自衛隊併せ完璧だったし、そういうことには何の問題も無かったと思うし、全てが
最高級が付くほどの準備万端用意周到さだったのではないかと思う。素晴らしかったと思う。

ただ肝心のサミットの中身としてはあまり成果が無かったような気もする。
安倍首相の望んだ”財政出動”は全会一致の宣言にはならなかった。そこはとても残念。
でも何ごとも無く主催国の責務を果たせたことは立派だったのではと一応評価はしたいかな。

安倍首相はホッと一息ついて今度は国内に目を向けなければならない。
一昨年の暮れに衆議院は選挙やっている。まだ１年半だ。
別に今、解散する必要に迫られているとは思わないし、衆参同時選挙である必要は無いし。
そして消費税に関して言えば、アベノミクスが上手く行っているかいないかの評価？判断？の結果に依るのかどうか
知らないが、誰に遠慮して延期か？とか言ってるんですか？
上げると決めたのならその約束の時期に上げればいいのにと思っている人間も居るってことを知って欲しいわ。
時期がいつなら最適だなんてことある？
消費税率ＵＰを反対する人は、結局いつであっても反対するでしょうと私は思うのだけれど。

国民の生活が苦しいから消費税上げないと言うのは、国の借金が増えますと言うのと一緒でしょ？
借金まみれになって国家としての体を為さなくなれば国は滅びませんかね？
子の代孫の代になっても日本と言う国はちゃんと健全な国家として在りますかね？
そういうことまで踏まえて考え、決めて欲しいのよね、政策を。
それが国民に選ばれた人たちのすることだよ。
目先の人気・支持率。そういうことを基準に物事を決めてもらっては困る。
そりゃ支持率は大事だし政権を取れなければ政治家として政党として意味を為さないだろうけれども
それでも、この国を治める人として、政治家にはこの国を正しく導いて行く責務があるんじゃないですか？ということを
私は言いたいね。
自覚して欲しいのだけれど。