神戸市北区有馬町 黄檗宗 有馬山 温泉寺(温泉禅寺)
本尊は薬師如来。奈良時代、温泉で人々を病から救おうと行基上人が724年に建立。
行基と仁西の木像が祀られ、毎年1月2日の入初式の際に木像に初湯をかけて沐浴を行う。
本堂(薬師堂)は、1576年に火災に遭い、秀吉の正室、北政所によって再建。その後、再び火災に遭い、1782年に現在の薬師堂築造。明治初めの廃仏毀釈によって、温泉寺は廃寺となり、薬師堂だけ残存。
本堂内部
薬師如来の廻りに十二神将立像がありそのうちの一体、波夷羅大将(はいら)辰神が国指定重要文化財
ちなみに奈良・新薬師寺にある国宝・十二神将立像は、波夷羅大将のみ昭和初期の作にて国宝でない。
波夷羅大将像
天蓋
内部彫物
正面蛙股 龍 鶴 雁
外部蛙股 抜粋 金網あり見づらい
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