【アントニオ】日本×シリア

昨日は、久しぶりにテレ朝の中継で、日本代表のゲームを見ました。
良く考えてみれば、NHK BSでも中継していたはずですよね…。

それにしても、松木は楽しいです。
肩書きは解説ですが、解説ではないですね。
松木はサッカーのことを分かっている上で、あそこまで純粋に楽しんでいるんでしょう。
小難しいことを考えずに、ああして楽しむ気持ちが大切だと、改めて感じました。
楽しい中継でした。

それと、アフガニスタン戦を見に行った後で、昨日の中継を見て、気付いたことがもう一つあります。
チケットは、26日に完売したようですが、皆さん、本田と香川が見たくて、スタジアムに行くんですね。
思い返してみると、アフガニスタン戦はこの2人が先発しないことを、ハリルホジッチが明言していました。
だから、直前のチケットの販売数が鈍ってしまったんでしょう。

まずは、その香川から。
昨日のゲームは、良かったですね。
前半から、良い動きが出来ていたと思います。

宇佐美と本田は、サイドに出ていることが多かったですし、中にいた香川が、プレーし易かったのかもしれません。
これは、ハリルホジッチの指示かもしれませんね。

あれだけの才能ですから、代表で生かせるのであれば、もちろん使いたいでしょう。
ゲーム終了後のインタビューでは、眉間にしわを寄せることもなく、つきものが落ちたような爽快な顔をしていました。
これからも、昨日のような活躍をしてもらいたいです。

シリアは、失点するまでは時間を使って、引き分け狙いの展開でした。
当然、そうして来て当たり前ですし、そうすべきでしょう。
そういう展開でしたから、最初の失点は不運でした。
失点してしまえば、同点にしなければいけなくなりますから、ゲームは動きます。

ハリルホジッチにとって、昨日の先発が、今のベストメンバーなんでしょう。
でも、交替が見事でした。

リードしているところで山口がケガをして、普通なら守備的な選手を入れますよね。
ハリルホジッチは、あえて原口を入れました。

原口は、代表に残りたいのでしょう。
見よう見まねという感じではありましたが、DFラインからのボールを受けるために顔を出したり、ボランチのようなプレーをしていました。
プレーをしている内に慣れて来たのか、段々と良さが出せるようになりました。
最前線まで上がり切った得点のシーンは、見事でした。

岡崎に替えて金崎を入れましたが、これは、岡崎が出場出来ない時を想定しての1トップのテストだったんでしょう。
残念ながら、金崎は得点出来ませんでしたが、良いプレーをしていました。
シュートに対してこぼれ球が来るかもしれない思って、毎回、つめるのは、なかなか出来ることではありません。
このプレー振りは、中山も大絶賛でした。

長友も、すごいですね。
あれだけ、上下動を繰り返せる選手は、他にいないでしょう。
アフガニスタン戦でフル出場した後ですから、ホントに素晴らしい選手です。

西川も、見事でした。
勝ちが決まったような状況で、DF陣が全員棒立ちになってしまっていても、西川だけは集中力を切らしませんでした。
そうでなければ、あれだけの反応は出来ませんよね。

吉田の足が痛んで、最後の交替枠で昌子という可能性も考えましたが、それはありませんでした。
昨日のようなゲームで経験を積んでもらいたかったのですが、公式戦ですから、それはないですね。
仕方ありません。

結果的に、シリアも最終予選に進めたようで良かったですね。
シリアの国内は、スポーツどころではないと思うのですが、そういう時こそ、文化やスポーツは大切なものなのではないでしょうか。

ロシアワールドカップアジア最終予選は、4/12にマレーシアで組み合わせ抽選が行われるそうです。
FIFAランクを知らないのですが、報道によると、日本と韓国が同じPod 2に入るようで、韓国と同じグループになることはないようです。
せっかくですから、東アジアから多くの国がロシアワールドカップに出場した方が良いと思いますので良かったですね。

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