二月堂、 ここは十一面観音 悔過(けか)を行うためのお堂である。
悔過は奈良時代の仏教にとって最も大切な法式で、本尊と仰ぐ仏像の前で
罪障をざんげし、諸願の成就を祈るのである。
この十一面悔過をするのが三月に行われる修二会で、一般にはお水取りと云われています。
選ばれた11人の僧侶は秘仏の大観音と小観音の前ですべての人々の罪をわが身に
引き受けてひたすら祈り続けます。
二月堂は江戸時代初期、松明の火が燃え移り、全焼しました。
現在の建物はその二年後に再建されたものである。
東大寺大仏殿
東大寺大仏殿
南大門より大仏殿を見る
日本最大の木彫仁王像(南大門)
二月堂、裏参道