兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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履きやすい靴の選び方

2021年08月06日 | Weblog
足の痛み、魚の目、たこ
季節を問わず多いトラブルではありますが、夏場になると特に裸足になる機会も増えて足のことが気になる人が多いかもしれません。


いっぽう、サンダル履きも増えて、締め付け感がへり、足の痛みがマシになる人もいるのかもしれません。


靴には様々な種類やデザインがあります。
気に入った方を選ぶことは楽しいのですが、自分の足にあった履きやすい靴を選ぶとなると、途端に難しくなるのが靴選びです。
全身の健康に影響する靴選び、どうやって選べば正解なのでしょう。


履きやすい靴を選ぶ際にはまず、自分の足のサイズを知っておかなければなりません。
足のサイズは年齢によって変化するということをご存知ですか?
子供でなくても、大きさが変わります。
特に40歳をすぎても若い頃と同じサイズの靴を履いている方は足の形が変わっている可能性があります。まずは、正確な足のサイズを測ることが第一歩になります。


その上で足に対して、「大きすぎない」靴を選ぶことが大事です。
大きすぎる靴は靴の中で足が動いて(遊んで)足のトラブルの原因となります。

足に合う靴は
①爪先に1センチほどの隙間がある。
②甲の部分がしっかりホールドされる。
③かかとの収まりが良い。

となります。さらに、靴に取り外しの可能な中敷きがあるものが良いです。靴の購入後に中敷きで靴の微妙な調整を行うためです。





つま先の形にも注目です。
①親指が長い(エジプト型)
②指の長さがほとんど同じ(スクエア型)
③人差し指が長い(ギリシャ型)
と三種類に分けられます。

ご自身の足のタイプを確認した上で
①であれば親指部分が長く使ってある靴を。③であれば、左右が対称に近いものを。②なら四角い形のものを選ぶと良いです。この点を無視して好みの形に合わせて靴選びをすると、足のトラブルの原因となります。

靴を履いて立つ時と歩く時に、足に体重がかかると足の形が変わります。その変化は女性の平均で16mm程度とされ、靴の表示ではE と3Eくらい違います。靴を選ぶ時は体重がかかってない状態でまず選び、その上で実際に歩いて体重をかけて違和感がないか検討します。


歩き方のクセなども足のトラブルの原因になりますが、まずは今履いている靴から見直されるのも良いかなと思います。
参考になれば嬉しいです。



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