兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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冬の血糖値

2022年01月18日 | 病気
トップの写真はお正月の凧揚げです。風がまずまずで、娘たちは苦戦していました。

お正月も終わり、新しい年の診察も2週間が経ちました。例年のことですが、やはり血糖コントロールが悪くなったり、体重が増えてしまったよー、と言う方が目立ちます。


血糖コントロールのためには、食事療法、運動療法
薬物療法に加えて、体重のコントロールも大切です。
美味しい秋の食欲から続いて、冬はクリスマスや忘年会、正月に新年会などなど、ついつい食べ過ぎてしまうイベントが盛りだくさんです。
また、寒くなると外出を控え(今はコロナの再流行で改めて外出を控える人も多いと思います)運動不足に陥りがちです。
つまり、食事の取りすぎと運動不足が冬に血糖コントロールが乱れる原因の一つです。


また、ヘモグロビンA1cは寒くなると上がり、暑くなると下がる傾向があるようです。ヘモグロビンA1cの値は一年の中である程度増減する、いわゆる「季節変動」が世界中で報告されています。
冬に上がり、夏に下がる。
年間の気温差が大きい地域ほど変動が大きいようです。

なので、冬に上がるという傾向は、食べ過ぎ運動不足に加えて、体質の変化のような要因も関連しているという説もあります。

少し、血糖の話を続けていこうと思います。長くなるので続きはまた次回


参考になれば幸いです




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