兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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旬の食材 栗

2021年10月29日 | 旬の食材

旬の食材 栗です

丹波の枝豆を頂いたので、そちらの季節で書こうと思っていたのに、もう、枝豆も終わりになりますね。

 

まだまだ旬の栗についてに変更しました。枝豆はまた来年!

 






栗も頂き物です。栗は縄文時代の遺跡からも発掘されたという記録もあることから、日本でも古くから食べられていたようですね。ヨーロッパでもマロングラッセなどのスイーツに炒った栗などのいろいろな食べ方があります。

 

自宅で楽しむ場合はゆでたり、栗ご飯くらいなのですが・・・モンブランケーキもおいしいですよね!

 

 

 

栄養価としては 栗の栄養の大半は炭水化物です。ご飯やパンなどの主食と同じ仲間になりますね。

炭水化物の主な役割は体を動かすためのエネルギー源になるということです。

1粒当たり約36kcalということなので、5粒で約180Kcal。ご飯を茶碗に一杯分くらいになります。

少量で結構カロリーが高いですね。

ちょっとエネルギー補給したいときによいかもしれません。

逆にいえば、食べすぎ注意という感じですが。

 

その他、ビタミンC・食物繊維・ビタミンB1・カリウムなどが豊富です。

ビタミンCに関しては熱で壊れやすい性質がありますが、栗は炭水化物が多くでんぷん質に守られていることから、熱で壊れにくく、より効率的に吸収することができます。また、カリウムが豊富なので、ナトリウムを体外に排出させることから、高血圧やむくみに対して効果があります。

食物繊維豊富なことから便秘にも効果的で美容にも良いです。

ただし、食べすぎるとおそらくおなかの調子が悪くなります。

渋皮に含まれるタンニン(こちらポリフェノールの一種で抗酸化作用が美容にも良いです)や食物繊維の影響でおなかを下しやすくなると思いますのでそこは注意してください。

 

最後にビタミンB1がとても豊富。

ビタミンB1は疲労回復に効果がある栄養素です。クリニックなどでニンニク注射などやっているところがありますね。

そちらの注射の主成分がチアミン(ビタミンB1)です。

ビタミンB1が多く含まれているものの代表は豚肉などの肉類ですが、植物性食品の中で多いとされる玄米よりも、栗の方が含有量が高いです。ビタミンB1には糖質の代謝を促すはたらきがあります。摂取量が減ってしまうと、エネルギーを体内で効率よく変換することができなくなってしまうので、疲労を感じやすくなってしまいます。

 

季節の食べ物は身体にうれしいことが本当にたくさん!

適量をおいしくいただいて、楽しく四季を過ごしたいです。

 





最後にお気に入りのケーキ屋さんのモンブラン

今年も何とか口にすることができました(大人気で日々売り切れのようです)

 

 


 

 


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