2012年頃、本屋さんで自分が好きだと思っていた世界観の本を偶然見つけ、
「スチームパンク」というジャンルだったと初めて知りました。
NHK の ムジカピッコリーノのような世界。
夜の工場は見ていて飽きないです。ずーっと見て居たい。
大正時代のレトロモダンとか、昔住んでいた家がそういうスタイルだったので
とても懐かしく、好みでした。大きな昔のタンスのような木でできたラジオがあり
(*お写真はフォートラベルさんの
音は鳴りませんでしたが、マンションに建て替えたあとも自分の部屋に入れたいとおもっていたのに
父親がいらないからナタで壊して捨てた!と聞いて ひっくり返りそうになり大泣きしました。
昔の家は料亭を買い取ったものなので、前の持ち主が処分せず置いたままだったのですが
だからこそ におい、置物、、すべてがタイムカプセルのようでした。
昔のある程度お金がある人でなければ持っていなかったであろう仰々しいラジオ。
かろうじて ガスストーブと時計と火鉢数点だけは救出できました。
その時に「センスが違う人にとってアンティークは無価値以外の何物でもないんだな」と
東大の学食の絵のような扱いに愕然としたことを覚えています。
monogokoroさんの HPを拝見し、オーバーホールの記事を見たとき
歯車が重なる姿に ワクワクうっとり。 真鍮色のアナログなメカ。
自然の動力を利用した 超絶エコな。。 人間のような 機械。
そんな時計たちが 自然に流れる”時”という目にみえないけど確実に存在するものを
あぶりだしてくれる不思議。
美しいなと感じるのです✨