昨日の続きです
昨日、きちんとした構造性能を持ちながら、無駄のない基礎配筋にするための検討をしていましたが、行き詰ってしまい、作業を切り上げて帰宅。
本日再検討していますが、今朝からの検討でいい方法が浮かび快調に作業を進めています。
この住宅で設計上考慮しなければならない積雪量は150cmです。
屋根の上に厚み150cmの雪がまんべんなく積もった時でも、耐震的に問題なく、柱や梁が曲がらず、基礎も壊れないように設計しなければなりません。
そのためには基礎の形式や、基礎の形状・寸法、鉄筋の量などを多くする必要があります。
単純に多くするのでは無駄も多く、安全が確保されているかもわからないので、基礎にかかる力(荷重といいます)を計算し、その力をどう受け止めてスムーズに流すかを考える必要があります。
住宅で用いられる基礎の形式は布基礎とベタ基礎があり、それぞれにメリットとデメリットがありますが、今回は積雪荷重が大きいので、ベタ基礎にしました。
ベタ基礎は建物の下全面に鉄筋コンクリートの盤(耐圧盤)を敷き、その面全体で建物の荷重を地面に伝えるので、建物荷重を分散して地面に伝えやすくなります。
ベタ基礎の耐圧盤に建物の重さを伝えるために必要なのが、基礎梁という、鉄筋コンクリートでできた高さの低い壁状の部分です。
建物の外壁や内部間仕切りの下に配置し、柱を通してかかる建物の重さを受け止め、耐圧盤に伝えます。
昨日から課題になっていたのが、耐圧盤と基礎梁を繋ぐ鉄筋の入れ方です。
つなぐ鉄筋がしっかり入るように基礎梁を大きくすれば問題解決なのですが、そうすると費用が余計にかかります。
昨日からの検討で、費用を余計にかけずに、きちんとした構造性能が出るようにするためいい方法が浮かびホッとしています。
このような地道な作業をとおして、住まい手が安心して、快適に生活できる住まいを作っています
昨日、きちんとした構造性能を持ちながら、無駄のない基礎配筋にするための検討をしていましたが、行き詰ってしまい、作業を切り上げて帰宅。
本日再検討していますが、今朝からの検討でいい方法が浮かび快調に作業を進めています。
この住宅で設計上考慮しなければならない積雪量は150cmです。
屋根の上に厚み150cmの雪がまんべんなく積もった時でも、耐震的に問題なく、柱や梁が曲がらず、基礎も壊れないように設計しなければなりません。
そのためには基礎の形式や、基礎の形状・寸法、鉄筋の量などを多くする必要があります。
単純に多くするのでは無駄も多く、安全が確保されているかもわからないので、基礎にかかる力(荷重といいます)を計算し、その力をどう受け止めてスムーズに流すかを考える必要があります。
住宅で用いられる基礎の形式は布基礎とベタ基礎があり、それぞれにメリットとデメリットがありますが、今回は積雪荷重が大きいので、ベタ基礎にしました。
ベタ基礎は建物の下全面に鉄筋コンクリートの盤(耐圧盤)を敷き、その面全体で建物の荷重を地面に伝えるので、建物荷重を分散して地面に伝えやすくなります。
ベタ基礎の耐圧盤に建物の重さを伝えるために必要なのが、基礎梁という、鉄筋コンクリートでできた高さの低い壁状の部分です。
建物の外壁や内部間仕切りの下に配置し、柱を通してかかる建物の重さを受け止め、耐圧盤に伝えます。
昨日から課題になっていたのが、耐圧盤と基礎梁を繋ぐ鉄筋の入れ方です。
つなぐ鉄筋がしっかり入るように基礎梁を大きくすれば問題解決なのですが、そうすると費用が余計にかかります。
昨日からの検討で、費用を余計にかけずに、きちんとした構造性能が出るようにするためいい方法が浮かびホッとしています。
このような地道な作業をとおして、住まい手が安心して、快適に生活できる住まいを作っています