前回の続きです。福岡タワーに行った帰りにJR博多駅の駅ビル「JR博多シティ」の屋上にある「つばめの杜ひろば」に寄って見ました。ここには鉄道神社が祀られています。境内にはドイツの鉄道技術者で明治日本で鉄道技術の指導を行ったヘルマン・ルムシュッテルのレリーフが飾られていました。
ヘルマン・ルムシュッテルは九州鉄道(株)が創業にあたりドイツから招いた鉄道技師です。九州鉄道(株)はヘルマンの指導のもと機関車・客車・レール・橋梁など鉄道資材すべてをドイツから購入しドイツ式に倣いました。
九州鉄道(株)で5年間にわたり技術指導した後は、東京でドイツ公使館のご術顧問となり、晩年は日本の鉄道発展のために鉄道資材購入顧問を務めました。
「つばめの杜ひろば」の展望台に上がって見たら、西の空が真赤に染まっていてきれいでした。