再読のための覚え書き
令嬢ユリェ
オーギュスト・ストリントベルク(1849-1912)
茅野蕭々訳
悲劇を描いた戯曲。
令嬢ユリェは酒に酔いながら、狡猾な下男を相手に、家族の隠された秘密を暴露してゆく。
「人生も、人間も、皆な水の上を動いて行く軟い塊で、沈んでしまふまで動いてゆくのよ」
著者は序文の中で、「私の悲劇が多くの者に悲しい印象を与えるというのは,その多くの者の罪である」と語る。
2021.10.4読了
令嬢ユリェ
岩波文庫
1927年7月10日初版発行
1989年3月17日9刷
旧仮名遣い
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