長島 潤 Sing a mindscape

jun nagashima singer-songwriter

森鴎外「山椒大夫・高瀬舟」

2022-04-13 12:58:00 | 

再読のための覚え書き


山椒大夫・高瀬舟

森鴎外(1862-1922


《最後の一句》

船主の桂屋太郎兵衛は、三日間晒された上に死刑が処せられることになった。


太郎兵衛の船が嵐で遭難した際、乗員が残った積荷の米を米主に黙って売り捌き、その金を受け取ったからである。


太郎兵衛の16になる長女いちは、父親を救うために妹と相談して、「父の身代わりに子どもたちをお仕置きしてほしい」との願書を書き上げた。


翌朝いちは、その願書を持って、幼い妹や弟を連れて奉行所へ向かう。


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2022.4.12読了


山椒大夫・高瀬舟

岩波文庫

193871日初版発行

1983102551


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