再読のための覚え書き
大菩薩峠 第1巻
中里介山(1885-1944)
「音無しの構え」で知られる剣士・机龍之助は、甲州裏街道大菩薩峠で、巡礼の老人を斬る。老人の連れの孫娘お松は、義賊の七兵衛に助けられて江戸へ向かう。
龍之助は、神社の奉納試合で宇津木文之丞を殺し、その妻お浜を連れて江戸へ逃げる。
宇津木文之丞の弟の兵馬は、江戸で龍之助を探し出し、果し状を突きつけるのだった。
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数ページ読んで、「何これ?おもしろ過ぎるー!」となった。
紙芝居を見ているかのような、または、子どもの頃、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを読んでいた時のような、心が躍る感じ。
江戸〜明治維新の大河小説なのだが、全部で27巻もある。しかも未完。全部読めるだろうか。
2022.4.20読了
大菩薩峠 第1巻
角川文庫
昭和30年7月5日初版発行
昭和45年6月30日33刷
旧仮名遣い
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