洛中在住

京都暮らし

出産メモ3

2012-01-01 | 日常
ほとんど眠れなかったもうひとつの理由は、病室が分娩室の近くだったので夜中ずっと出産中の
叫び声が絶え間なく聞えてきたのもある。大人の女性があんな声をあげるなんて、出産って本当に
壮絶なんだなぁ、と感動しつつ、私はその経験ができなかったので少し残念な気持ちになった。



朝、世間はお正月なのに、おかゆ…麩とたまご…。
きっと他の入院してるママさんらはご馳走なんだろうなぁと、しょぼーん。
でも昨日は絶食だったので、食べられるだけでも有難いと思う。

旦那は隣で親戚の持ってきたおせち料理を食べていた。羨ましい。



午前中、傷口が痛くて死ぬ思いで起き上がらないといけないけど、ベットに座ってはじめて
小文太を抱かせてもらえた。重さが嬉しい。この重さがお腹にあったなんて、すごいと思った。



小文太の体温が少しだけ低めで、体温調整のため保育器にしばらく入れるとのこと。
医師には問題ないと言われるけど、やっぱりもっとお腹にいたいところ、寒い年末に無理やり
出されたのだから、かわいそうなことをしたと落ち込んだ。



昼ごはんもやっぱりおかゆ…。カードや寿の祝い箸が虚しい。魚がついてるだけマシか。




13時
シャワー・トイレ完備のちょっとリッチな個室に車椅子で移る。
室内で前屈みで立ったり、3~4歩ヨロヨロ歩いてトイレに行く練習。
他の患者より回復が早いと看護師さんに言われる。でも痛いのは痛い。



14時
小文太を部屋に連れてきてもらって、はじめてゆっくり親子で過ごす。
(基本、母子同室の病院)
さっそくギャン泣きに焦る。こういうとき、まだどうしたらいいかわからない。



18時
夜ご飯もやっぱりおかゆ。でも魚や煮物がついていただけでご馳走に見えた。

(ベットから動けないから食事しか撮れない)



夜の点滴後、傷口と子宮が痛み、小文太をベビールームに預けて早くに寝る。
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