asayanのブログ

趣味を中心に、感じたことを書いていこうと思います。

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近ごろ、更新を怠っています。コメントへの返事が遅くなります。どうぞ、ご了承ください。

落書き

2014-06-23 15:24:14 | 日記
『月下の一群』抄 の

トリスタン・クリングソール 『窓かけ』 堀口大學訳に、

小説にできそう、と落書きがしてありました。

当時は、そんなことを考えていたんですね~。

構想は練っていても、詩に感化された文章をものにすることは出来ませんでした。

自分の不甲斐無さを感じます。

稚拙な文章になったとしても、ちゃんと書いて置かないといけませんね。

それが大事なのですから。

(自分史を書く上で重要だと、最近になって感じています。)


フィリップ・シャヴァネックスの『小曲』 堀口大學訳、


 目を開くと
 私には景色が見える、
 目を閉すと
 私にはお前の顔が見える。


この詩もお気に入りで、よく口ずさんでいました。

懐かしい気持ちに浸ります。
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忍ぶ川

2014-06-23 11:02:07 | 日記
三浦哲郎さんの『忍ぶ川』。

読後さわやかな気分に浸りました。

兄姉の死、志乃の父の死、など不幸な出来事が記してあるにもかかわらず、

作者のやさしいまなざしが作品の根底に流れています。

そこに感動を覚えました。


作品の主題は何か、書こうとした動機は何か、など考えながら読み進めると面白いです。


ちなみに、筆者の掌編『とんかつ』が、NHKラジオ高校講座・国語総合[現代文]小説1に取り上げられています。

学習の参考になりますね。
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コクトーの詩

2014-06-23 10:48:46 | 日記
ジャン・コクトーの『耳』 堀口大學訳

 私の耳は貝のから
 海に響をなつかしむ



同じくジャン・コクトーの『偶作』 堀口大學訳

 君の名を彫るがよい
 やがて天までとどくほど
 大きくなる木の幹に。
 立木の方が大理石より得だ。
 其処に彫りつけた名も成長する。



『偶作』はお気に入りの詩です。

学生時分、『偶作』を借りて掌編の作文を書いたことを思い出しました。

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