作家太田治子さんの文化講演会の演題、
文学の中の男たち~二葉亭四迷“浮雲”と太宰治“人間失格”
は、さすがにレベルが高い講演だった。
否、講演というよりも大学の講義のように感じた。
専門的で、知的で、深淵な講義だった。
このような高度な講演はめったに聞けないと思った。
素晴らしい分析だと感心した。
「人間はいかに生くべきか」を考えさせられるのが、文学だとやはり感じる。
今の時間、ちょうど姜尚中さんの『仕事学のすすめ、人生哲学的仕事論「悩んだら本を読め」を聞きながらこの記事を書いている。
いい話が続くラジオ放送。
だから、テレビよりラジオが好きだ。