押入れにしまってあった掛け軸を出してみた。
少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずべからず
未だ覚めず池塘(ちとう)春草の夢
階前の梧葉已に秋声
朱熹の『偶成』七言絶句。
掛け軸の筆者・制作者が分からないけど、
今の心情にピッタリなので、しばらく飾ることにした。
10月17日 15:50(追記)
右上隅の朱印には何と刻印されているのかな、と思い近づいて観察した。
上の朱印は、
応獲 一九七六年
全日本書道展
文部大臣賞
中日親善書画展
第一名
下の朱印は、
応獲 一九八一年参加
大日本書藝院主催
於東京都美術館
第四二回国際文化
交流書道展覧會
最高賞 推薦
どんな作品か察しがついた。
結構いい品物だと理解できた。
良く読めましたね~
照らし合わせてみるとなんとなく読めますが。
有名な人が書いたのかな?
月日が経つのは早いもんですね~
少年と難と光陰が読めるぐらいで、後は全く読めません(笑)
掛け軸の中に紙が一枚添えてあり、
読み方だけ書いてありました。
書いた人は無名の筆者かも知れません。
今年の初め、買取屋に来て頂き査定してもらった結果、これは値が付きませんでした(笑)
それで我が家に残りました(笑)
折角なので飾ることにしました。