asayanのブログ

趣味を中心に、感じたことを書いていこうと思います。

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近ごろ、更新を怠っています。コメントへの返事が遅くなります。どうぞ、ご了承ください。

第69期 本因坊戦 7番勝負第1局~1日目~

2014-05-14 22:35:34 | 囲碁
24歳の井山裕太本因坊に、挑戦者するのは伊田篤志八段20歳。

タイトル戦で、20代対決はフレッシュ。

期待が高まる。

ニギリによって井山本因坊の先番。


黒番・井山裕太本因坊
白番・伊田篤志八段


伊田挑戦者が白64手目を封じ手。

A~Dが日本棋院HPの予想手。
EとFが私の追加した予想手。




E(M-15)の着手が第一感に浮かんだ。

自分の第一感を封じ手予想をします。
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O・ヘンリーのリアリティー

2014-05-09 21:59:34 | 日記
カルチャーラジオ 文学の世界  O・ヘンリーの第6回。

 The Last Leaf(最後の一葉)の終わりの場面、

たたきつける雨、強い風が吹き荒れても蔦の葉は落ちなかった。

その描写に、『現実ではありえない。 リアリティーが欠落している。』

と受け取れれている。

確かに、雨の降りしきる中、壁に油絵の具で葉を描くことができるでしょうか?

おそらく不可能でしょう。


もしかしたら現在では、

描く壁面に特殊細工を施して油性のペンキなどで画いたり、

なんらかの工夫をすれ描くことは可能かもしれません。


そうすると、全くリアリティーがないとも言い切れない気がします。


作者の意図したテーマはリアリティー性の追求より、

人間の奥深い心理に重点を置いていたと考えます。

病床のジョンジーに、気持ちで負けないで生きて欲しい と。

O・ヘンリーらしさが表現されています。



Witches' Loaves

 魔女のパン と評論社 下嶋統一氏 の訳注があり、
 別冊の訳本には、「妖しきパン」と題名がついています。

 魔女たちのパン 旺文社文庫 大久保博氏訳

 善女のパン 新潮文庫 大久保康雄氏訳

 善魔女のパン  講談社文庫 多田孝幸蔵氏訳

手元にある翻訳本を調べたら、

訳者によって全て題名が異なっています。

決定したタイトルがこの作品にはないのでしょうか。


Witches’は witchの三人称単数、witchの複数形。魔女。

なぜ Witches’と複数形になっているのか?


旺文社文庫の大久保博氏の傍注には、
「サンドウィッチ」のウィッチの発音、(原文では「ウィッチズ」と複数)は、
この作品の表題の「魔女たち」(ウィッチズ)と呼応する。
作者は、恐らく、この効果をねらったのであろう。


と記述があり、納得する注釈です。



O・ヘンリーが製図係りの助手として働いた経験が生かされた作品で、

登場人物のミス・マーサは善意や好意で行った事が、

相手にしてみれば大失敗を起こす原因になってしまった。

パンにバターが塗られていた為、

折角三ヶ月を費やして描いた応募予定だった設計図が、

台無しになってしまったのだ。


この描写も、製図士が注意しておれば、

パンのバターに気付くであろうし、

失敗を未然に防ぐことができたかもしれない。


設計図を台無しにするほどパンを使わないだろうと。

ここにリアリティーのなさを感じると 思われます。


現実的には、確かにそうかもしれませんね。


ただし、奇想天外なオチをつけることによって、

人間味あふれる読後感が得られるのだと感じました。



第11回には、「最後の一葉」

最終回の第13回には、「賢者の贈り物」 の講義。


最終講義まで、拝聴したいです。
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渡辺氏の作品群

2014-05-06 21:16:44 | 日記
本棚に並ぶ渡辺淳一氏の作品を目に付くままに記してみます。


 光と影  無影燈  阿寒に果つ  ガラスの結晶  雪の北国から  風の岬

 北都物語  麗しき白骨  白夜(彷徨の章・朝霧の章・青芝の章・緑陰の章・野分の章)

 化身(上下) 化粧(上下) ひとひらの雪(上下) 女優(上下) 別れぬ理由

 桜の樹の下で


白夜 青芝の章 の帯、NHKテレビ ドラマ化決定

化身 上 の帯、 映画化話題作! 東映系ロードショー
化身 下 の帯、 テレビ化話題作


単行本ばかりでなく、ひとひらの雪は新聞連載の切り抜きも保存しています。


表紙を眺めているだけで、懐かしい思い出に浸りました。


また読み返したい気持ちになってきます。

今後これらの作品がどんな評価になっていくのか、気を留めたいと思います。



読みたい作家の本が多く、

やりたいことが多く、

やらねばならぬことも多くて、

時間はいくらあっても足りません。
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渡辺淳一氏 死去

2014-05-05 22:12:30 | 日記
著名な作家、渡辺淳一氏が先月30日に他界されていた。


渡辺氏の「ひとひらの雪」「化身」「失楽園」他、いくつかの作品は読んだことがあります。

「ひとひらの雪」は毎日新聞、「失楽園」は日本経済新聞、それぞれ連載の時から注目していた作品でした。

私見ですが、谷崎潤一郎の耽美派小説の流れを継いだ恋愛小説の名手と位置づけて考えています。

恋愛描写が話題になっていますが、

移り変わる四季折々の自然描写が綺麗で、

日本の季節の美しさを再認識させられました。



渡辺淳一氏のご逝去、

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 合掌。
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河鍋暁斎

2014-05-04 11:00:47 | 日記
河鍋暁斎記念美術館。

幕末から明治前半の江戸・東京で活躍した狩野派絵師・暁斎(キョウサイ)の曾孫さんが設立した美術館。


河鍋暁斎。

陶芸品や美術品を鑑定する番組で、何度か河鍋暁斎の名前は聞いたことはありますが、

どんな絵師だったか、あまり知りません。


朝のラジオ番組
NHKラジオあさいちばんの日曜訪問コーナー)で曾孫さん。
 
▽日曜訪問                        
 「曾祖父の画業に光を当てて」              
  河鍋暁斎記念美術館館長…河鍋楠美さん。
        
河鍋暁斎記念美術館では、

下絵を多数保存されていたり、40年間 曽祖父の作品を見るため、

何カ国もの海外を飛び回り、日本各地を東奔西走。


様々な苦労話をお聞きしました。


暁斎を皆さんに広く知ってもらいたいと願っていらっしゃる曾孫さん。


先ず美術本で作品を見たいと思います。
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