昨日は所用で上京していた母、妹と姪とでスカイツリー、浅草観光をしてきました。
あいにくの天気だったので展望台には上らず、ソラマチを見て、浅草からの水上バスに乗り・・・。
まだ小学生の姪は人の多さにグッタリしていました
帰宅後、夜のニュース番組で「最近の父娘関係」というようなテーマを取り上げていました。
父の日だったのですね。
その番組曰く、最近の20代の女の子は父親大好きな子が多いとか。
写メを持ち歩いたり、二人でディナーを食べたりは普通にあるらしいです・・・。
一番驚いたのは20代になっても未だに父親とフロに入る女性
父も娘も「子供の頃からの延長なので、何とも思わない」と。
ハッキリ言って気持ち悪いです。その感覚。
確かに「恥ずかしいと思う気持ちが恥ずかしい」というのって、成長過程ではあると思うのですが、延長だから違和感がないというのはどうなんでしょう。
人間が成長する過程ってグラデーションみたいなもんで、突然大人になるなんてありえないし、子供からずっと一緒にいると余計に境界線なんてわからないのかもしれません。
でもだからこそ、どこかであえて「線を引く」必要があるんじゃないのか?と思うんですよね。
ま、この親子は極端でしょうが・・・。
親子関係に限りませんが、人に優しく接するって、自分の意見を主張したり厳しく接したりすることよりずっと簡単だと思うことが多くあります。
だって嫌われる心配がありませんから。
この番組で対照的な父親像として「昭和のオヤジ」とネーミングして、あるご家庭が出ていました。
食事のときは私語、TV禁止、食べ方も父親に厳しくチェックされる、という様子でした。
文字通り「喉に物がつまりそうな」雰囲気の中で食事をする3人のお子さんたちは、ちょっと気の毒でもありました
このお父さんは、「自分も好きでこんなことをしているわけではないし、子供たちに好かれたいとも思う。でも子供の躾は大人(親)の責任だし、大人を敬う気持ちを持たせなければならないと思うから。」
というような事を話していました。
古い考えなのかもしれません。
お父さん、かなり不器用そうです。
子供たちにしたら煙たいでしょうね。
でもこのお父さんからは、マナーと同時に「自分の信じることを貫く」という生き方も感じたのも事実。一本スジの通った生き方というか。
友達親子にはないものがあると思います。
この頑固オヤジの子供たちにも何か感じて欲しいなぁと切に思います。
トモダチ親子が増える中、ガンバレ、昭和オヤジ!