「顔より太もも」もとい「経験より学歴」

最近は正社員での転職活動はやめてしまった自分ですが、過去数ヶ月の転職活動で得た結論は、結局「経験より学歴（資格）」なんだなぁということです。

もちろん業界によってそうではないところもあると思いますが、私がいた業界では少なくともそのようです。
なにしろ、応募要件にはほとんど全て「理系のバックグラウンドもしくは薬剤師免許」が入っていますから。

ちょっと前までは違ったんですけどねぇ（遠い目・・・）

早い話が今の自分は門前払い、応募資格すらないということです。
ほとんどがエージェント経由（もしくはコネ）での転職という業界ですから、この条件にマッチしていないと声もかかりません

自分の場合、薬事業界での転職のうち１回を除いては取引先か元上司の誘いだったのであまり意識してなかったのですが、何のコネもなく転職するには「素性の良さ」が必須のようです

自分としては、仕事っぷりを見てくれていた人が「来ないか」と言ってくれたということは、薬事の仕事については少なくとも「使えない」とは思われていなかったんだなと思い、納得していますが。

元上司が最近、仲間と起業したのですが、先日お会いしたときに「会社が軌道に乗ったら来てほしいと思っているから薬事の仕事は続けていて欲しい」というようなことを言っていましたが、この言葉が私の今までの仕事に対する通信簿だと思っています。

もっとも２年も実務から離れてしまえば、復帰は無理でしょうね。

結局のところ、人生の初期段階においてキチンとレールに乗れなかった者は、よほどの運がない限りその後のキャリアにおいてはもの凄くマイナスを引きずるということなのでしょう。
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経験しないとわからない自分。。。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」を地で行ってますわ。。。

過去の自分の選択を後悔しているわけではありませんが、その選択の範囲自体、自分の家庭環境、生育環境に大きく左右されるもので、自分の手持ちの選択肢からしか選べないというのは事実です。

だから何ってワケでもないですけどね。


・・・しかしまぁ10年の経験も「理系」という言葉の前では無に等しいとは。

次は何をやろうかな？

なめこ栽培、気に入ったから、「きのこセンター」なんかもいいかもね