白いノート~アラフィフ南天の備忘録

50代半ばを過ぎました。日々気づいた事を忘れないよう書き留めていきます。

なるほど!これは修行なんだ

2010-08-11 19:42:04 | 介護の仕事
職場で定期購読している雑誌《月刊デイ》
なかなか読む暇はないので、最近は借りて帰って家でポツポツ読んでいます

デイサービスと言っても、私が所属しているデイは利用者さんの介護度アップのため
ミニ特養化しており、創作活動はモチロン、簡単なゲームなどのレクすら出来なくなって来ている。

以前から要求しているのだけど、レベルをある程度揃えてほしい。
要介護5の方と1や2の人が狭い場所に混在していると、必然的に1や2の方に行き届かないのが現状。

今回借りてきた月刊デイは2009.10月号
《デイでおすすめフットケア》という特集に興味がありました

爪の切り方や角質のケア、関節可動域のリハビリなど
足をケアすることは、安定した立位を保持するためには大切な事なのです

これだったら、介護度の区別なく、気持ちよく過ごしていただけるサービスに
なるのでは・・・・思っただけです(実行に移せない小心者(>_<))



そんな中《幸せになるセラピー》というタイトルのコラムを発見しました

“全ての人間関係は相手に期待しない、変えようとしない修行”と書かれていました。
特に肉親に対しては
“肉親というのは、自分の魂にとって、一番大事で難しい修行相手。
だから簡単にわからなくて当たり前なんです”

“相手の事はわからなくて当たり前、それを勘違いすると寂しい、冷たい、許せない
となる”

いつも悶々とするのは人間関係の私。。。

そういう事だったのか~
これは修行。
修行だもん、苦しいはずよね。

少しだけ心が軽くなりました

頭の上から足の先まで

2010-08-10 19:44:38 | 介護の仕事
昨夜管理者からメール
《明朝8:20発の送迎車に添乗してください》

私は8:30~勤務。
だいたい15分頃には出勤してるけど、送迎車添乗は遅刻NGなので1本早いバスに乗って
8:05~10分には到着しておきたい。
15分前精神女南天


バケツをひっくり返したような土砂降りの最中
入所ホーム(うちの事業所)前にテントを立てていたら・・・・
テントの屋根に溜まった雨水がバッシャーーーンと私の頭を直撃すること3回
(学ばない私ーー;)
頭からずぶ濡れになりました

ワイパーをハイスピードにしても前が見えないほどの雨脚
運転手のJちゃんと到着後の段取りを打ち合わせしながら無事デイへ到着

雨はピーク
利用者さんをひたすら守るべく誘導

とんでもない添乗デビューとなりました

いえね。。。。
濡れた事は仕方がないのです

それはいい

ただ・・・・・
要領を得なくて、社長(送迎車運転)は、さぞかしイラっと来ただろうな

南天は今日が朝の添乗初めて!なんて関係ないですもんね。
オマケにもう1台の送迎車の添乗は新人のSさん
つまり・・この日は若葉マークばかり3人+社長


私がこの先送迎車に添乗する機会は、ほぼないので残念でたまりません。
社長と組むのは緊張するし、余計な気も使うけど
ちょっと汚名返上すべく頑張りたかったな~
次回はもう少し要領良くやれるはず

とりあえず、いろんな意味で勉強になりました
めげずにガンバ







今どき事情

2010-08-06 17:37:22 | 家族
女の子のお話なので、殿方はご遠慮くださいね。
決して過激な内容ではありませんけど^^


昨日買い物に出かけたら、キラキラとかわいいお財布が目に入ったので
娘にどうかな~と思ったけどやめました。
《お母さんが選んだ物ではなく!自分の好きな物しか持ちたくないお年頃》

今日、娘と改めて見に行ったら
『こっちの方がいい!今は長いのをみんな持ってる』  

あ~~~昨日買わなくてヨカッタ~
    
    こんな感じに着こなして持つと今風らしいです

財布には長いチェーンが付いていて、それをベルト遠しなどに着けてポケットに入れるんだって・・・。
      ふ~~~ん




『おかーさんにも時々貸してあげるから』と言われて買わされたタンクトップと靴下

このタンクトップの下に着けるブラを見に行った時事件は起こりました。

娘がかわいい~~~~と絶賛したのがかわいいキティちゃんのブラ
で・・・・色が黒
黒地に濃いピンクのキティちゃんが右側のカップに、左側はピンクのハートの模様

大人用じゃないよね?
ジュニアコーナーよね?
はい!サイズも65辺りから揃っています



『却下』

『じゃあこっち』と次に娘が選んだのが
淡いイエローにオレンジ色のさくらんぼ模様のブラ
   

『透けるじゃない』・・・

確かに最近は色物を敢えて透ける白の下に着ている女性見かけます
綺麗に着こなしている人もいます

でも抵抗あります
中学生なんだからさ~
私。。。オバサン過ぎですか?


そう言えば先日大学生の娘さんを持つ友達からメール
《彼氏と1泊旅行に行きたいって言うから反対したら、激怒しちゃってさ~
周りの友達はみんなOKだし、バイト先のおばちゃんにも今どき反対するなんて
過保護!ってバカにされた!って怒るのよ~!そう?》という内容

未成年じゃろが!私だって反対するな


しかし。。。
一向に彼女が出来た気配もない我が息子・・・(いちいち連絡はないけど確実
それも心配

季節を追いかけて

2010-08-06 14:02:53 | 日記
ジリッ!

   《アブラゼミ》

我が家の子供達が幼かった頃は圧倒的にアブラゼミが多くて、透明の羽を持ち
ひとまわり大きいクマゼミは憧れでした。
今は《シャンシャンシャン》と鳴くクマゼミが多い。
私が子供の頃はワシワシゼミと呼んでいました。

       
         《入道雲を見上げて》

今日も暑い日でしたが季節は着実に動いている・・・そう感じる空でした


連日の猛暑
高齢者の方には厳しすぎ
この夏を乗り越えられないかも・・・・・とお医者様から言われた利用者のPさん
デイ利用は中止して、入所ホームにて静養されていました。
ところが1ヶ月が経ち、とってもお元気になられたとの事で日曜日だけ
デイに来られる事になりました。

それはとっても喜ばしい事なのですが・・・・・・
何しろ97歳というご高齢なので・・・・
空調の効いたホームのベッドで終日過ごされているのと、
車いすに移乗して、送迎車に乗って、デイに来て・・・・
大丈夫かな~?

日曜日は他にも要介護5の方が二人利用されていて・・・。
もうデイサービスじゃない!
ミニ特養だね~って笑うしかないーー;


各地で100歳以上の方の身元不明が問題になっていますね。
その年齢の人が誰の手も借りず自立して生活をされているとは
考えにくい。
そもそも、その子供が80代くらいだったりして、子供も介護が必要な年齢に到達しているのに・・・
地域力が低くなって来ている・・・とか
個人情報の問題がある・・・とか
それぞれが責任をどこかに転嫁しようとしている気がしてなりません
調査対象年齢を100歳から95歳に引き下げたら人数は増えるのでは?と思います

何故線引きが100歳なのか???
よくわかりません(T_T)

読後感が良かった

2010-08-05 20:06:50 | 読書感想文
読みたい本が図書館にも書店にも見あたらなかったので、とりあえず
サクサク読める本を借りて来ました

《さまよう刃》  東野圭吾著

割と最近映画化され、DVDも出ています
主人公の父親役は・・・・あ~~~あの人か~~~。
私は年齢的に三浦○和さんのイメージで読んでいました

東野圭吾さんの本は《白夜行》《容疑者Xの献身》等々有名どころを読みましたが
どれも著者の人柄なのか、読後感が良いので好きです。
でもあらすじを聞かれると・・・あまり深く印象に残っていないのはラストが綺麗過ぎる
のかもしれません。

この本は、高校生の娘が少年二人に強姦されたあげく殺されてしまった父親が
自分の手で復讐しようとするお話。
前半は生々しい描写があって、親目線ではとても読めない。
でもこの凄惨な描写があるから、事件の本質や被害者の心理状態、そして少年法の壁
といったテーマが浮き彫りになるのでしょうね。

こんな酷い目に何故罪もない我が子が遭わなければいけないのか・・という
父親の心理と
そうだ!そうだ!という圧倒的な世論。
それでも日本は法治国家ですから、復讐をしてはいけない。
最終審判は法に委ねるしかないのですね。

マスコミに対する批判もいちいちごもっとも!と膝を打ちました

そして生きている価値などない!と思う憎い犯人の命を守らなければならないのは
同時にこの父親をこれ以上不幸にしてはならない・・からなのですが・・・・
この父親を襲った不幸以上の不幸はないと思うのですよ。。。
やりきれないわ。。

と、感情移入たっぷりに読めてしまいます


何ともやりきれない物語ですが、訴えかけてくる問題は身近で考えさせられました。