雑誌やカタログなどに
竣工写真、施工写真は数多く掲載されておりますが
キッチン側から見たLDの風景というのはあまりないかもしれません。
しかし、奥様が立つキッチンから、家族の遊ぶ、食べる、くつろぐ姿がどのように見えるのか
奥様にとっては実はとても気になるところではないでしょうか?
お建替え前は、家族に背を向けた北向きの暗い、寒いキッチンであることがほとんですが
奥様のご要望から明るいキッチンに大変身しています。
写真はここ2~3年にお引き渡しさせていただいたお客様のキッチンの一部です。
振り返ってみると2007年以降、
私が担当させていただいたお客様は全て対面式キッチンのプランでした。
きれいなグリーンのキッチン。春日町のU様邸。
対面の反対側には、台形の形のカウンターと収納をつけました。
台形の形は奥様からのご提案によるもの。
ご家族の動線がスムーズになるようにと。
2階LDKなので太陽の光がたっぷり差し込んでいます。
2階リビングですが掘り座卓に致しました。
御年配のご夫婦の住まいです。蓮根のN様邸。
現在 正面の窓に大型TVを置いて、生活されています。
キッチンからも大型TVを楽しめます。
対面の壁のところにはカウンターを設けました。
妻側が南面なので壁の高い位置に窓を付けることができ大変明るいLDKです。
キッチンには南にあるバルコニーに出られるようにテラスドアを付けました。
光も当然差し込んできます。
3月の初めにお引き渡しさせていただき、昨日お引っ越しされたI様邸。
フラットカウンターの対面に致しました。
キッチンそのものは、W2250と小ぶりではありますが
フラット対面で奥行きのあるキッチン天板なので作業もし易いと思います。
私が立って撮影をしている方向が南です。
写真右側が東で、となりはまだ駐車場なので朝日がたっぷり入ります。
こちらのお住まいもフラット対面です。大山西町T様邸。
パン作りが趣味でいらっしゃる奥様。
いろいろな方向からパン作りの作業ができます。
南側がリビングになっていて、サッシの外はベランダです。
リビングは解放的な屋根なり天井です。
午後以降キッチンが明るくなるように、西側に窓を設けました。
西側ですが、遮熱、断熱ガラスを使っているので問題ありません。
2階リビング、ダイニング。栄町のM様邸。
東道路のお住まいで、向かって左側の窓が東で正面が南です。
キッチンの横にはキッチンパントリー、
そしてロフトに上がる階段があります。
対面キッチンの反対側には収納を付けました。
ダイニングテーブルを配置するすぐ上には
御夫婦がどこかで探していらしたルイスポールセンの照明を付けました。
2階LDKの赤塚W様邸。
リビングからオープン階段で3階に上がるようになっております。
キッチン対面部分の上につけた照明は、建替え前のお住まいで使っていた照明器具です。
とてもおしゃれです!
対面キッチンの反対側にはお食事のできるカウンターを設けました。
対面部分の壁には、周りとちがう濃い茶色のクロスをポイントに貼りました。
お持ちの食器棚やドアの色も濃い茶色です。
写真を撮影した日は、曇りでしたので良くわかりませんが
お天気の良い日は、南に面した正面の1間半のサッシから太陽の光がたっぷり差し込み
お台所で作業していても気持ち良いと思います。
高島平のM様邸。キッチンのすぐ横に階段があり、1階へ。
朝は東の窓から、キッチンとダイニングに光が差し込みます。
こうしてキッチンの写真を振り返って眺めてみると
奥様とのお打ち合わせの思い出、ご家族の御顔など
走馬灯のようによみがえり、どうしていらっしゃるかな~、
ちゃんと生活できているかな~、大丈夫かな~、と少し心配で懐かしくなります。
posted by y.nose
練馬区東大泉4-26-3 塩野ビル302号 西武池袋線大泉学園駅徒歩5分
省エネルギーな住まい造り、高断熱・高気密の家では
隙間を少なくすることが大変重要です。
温めた空気や冷やした空気が隙間から逃げてしまうようでは
エネルギーの垂れ流しになってしまい、光熱費もかかります。
ビスやボルトで留めただけでは、材料と材料の間の隙間は埋められません。
現場発泡のウレタンを注入したり、注入したうえにアルミの気密テープを貼ったりして参ります。
金物の外部からの貫通部周辺にも小さな隙間がありますからテープをしっかり貼ります。
外部側は、座掘りをし金物のあたまにウレタンを注入し熱橋部分の結露を防止しています。
サッシュと柱の間にも、現場発泡のウレタンを注入。
1階床の排水配管回りと床と壁の入り隅部分にも。
建物の入り隅部分。
大工が一生懸命にアルミ気密テープで目張りをしているところです。
全ての気密処理が終了すると、仕上げに入る前に家中全部の隙間の測定、
気密測定を行います。大工も緊張する気密測定です。
南面が道路ですが、
いわゆる旗竿状敷地のH様邸。
回りは隣地建物に囲まれ、光が入りにくい敷地です。
ということで
1階のリビングの天井に吹き抜けを設けました。
今朝9時半ごろの撮影ですが、太陽の光が差し込んでおりました。
2階部分から吹き抜け部分を見るとこんな感じです。
posted by y.nose
1階のビルトイン車庫の部分。
建物が細長いため、壁量を確保するため
パルテノンという名前の耐力壁をたくさん配置しています。
パルテノンは、幅350mmという極狭壁でありながら、耐力壁として認定され、
優れた特徴を持つ耐力壁です。
従来、耐力壁は幅910mm以上必要とされていましたが、
パルテノンは公的実験で壁倍率7倍相当の性能が証明された910mm未満の耐力壁です。
※壁倍率とは、建築基準法で定められた耐力壁強度です。
壁倍率1倍とは、1.96kNの加力をした場合、変形が壁高さの1/120以内のことです。
1階が組みあがると2階の床を敷き込み、2階の柱などの材料をクレーンで持ち上げます。
2階や3階の床組みは写真のように910mmの升目状に梁が組まれる
甲乙梁構造になっております。
2階や3階の床にピアノや大きな水槽をおいていただいても問題ありません。
甲乙梁構造の上には、まず28mm厚の構造用合板を敷き詰めます。
床に面剛性をもたせることで横揺れの地震に強くなります。
家が箱状態になります。
写真の合板が張っておらず開いている部分は、階段部分です。
ネダノン合板詳細はこちら↓↓
http://www.jpma.jp/nedanon/index.html
28mm合板を敷き詰めたところです。
柱や梁を並べて、これから立ち上げるところです。
こんな風に立ち上げてゆきます。
これは3階部分なので、北側斜線制限で天井が下がる部分の柱は短くなっています。
向かって左側が北側です。
骨組みの最後には棟木という屋根の一番高いところの梁の取り付けをします。
よろよろっと足元が危ない感じですが、大丈夫でしょうか?
棟木取り付け完了の様子です。
棟木を上げるので上棟といいます。
昔は、上棟をすると上から もちやみかんを撒いたりして
時にはお金が紙にくるんであったりして、近所の人が拾いにきたりしたのです。
私の子供のころの記憶ですが・・・・。
最近ではすっかり見なくなりました。
上棟式もしなくなりました。
上棟等して早々に明日はお天気が悪いようで、少し残念です。
今日は昼から建て主のC様も現場にご案内し、社長の野瀬がご説明をさせていただきました。
posted by y.nose
photographed by t.arai
補助金額 家庭用 40,000円/台
年4期(4回)に分けて募集、先着順です。
日本エレクトロヒートセンター ホームページ↓↓
http://www.jeh-center.org/ecocute/index.html
現在お打ち合わせ中の御客様につきましては
順次申請申込みをして参ります。
posted by y.nose
明日はいよいよ上棟です。
上棟に先駆け、昨日は土台敷き、今日は外部先行足場組み建てを行いました。
土台敷き完了の様子です。
土台の下には基礎パッキンを敷いています。
これを敷き込みすることで床下の換気がむらなくすることができ
床下もカラッとしています。
土台の木もコンクリートの基礎と縁が切れるので
湿気を帯びる心配も少なくなり、腐りにくく、シロアリも発生し難くなります。
上棟時に作業がしやすいように、建物の周りに足場を組みます。
そして養生シートを取付致します。
明日組立する柱や梁なども
プレカット工場から現場に入ってきました。
3階建てなので、1階部分のみ本日建ちあげてしまいます。
明日お天気に恵まれますように!
posted by y.nose
新しく室内内部建具の見本が事務所のお打ち合わせスペースに届きました。
ユダ木工のドアや引き戸です。
材種は松。パイン材。国産材という訳ではありませんが
広島の木工所(ユダ木工)が日本で制作している建具です。
自然塗料(ドイツ・オスモ)仕上げで色が豊富なところがポイントです。
全部で9色ありますが
人気の色を5色、実物大を4分の一にカットしたサンプルをつくってもらいました。
ドイツ、オスモの自然塗料は
ひまわり油をベースにした塗料。
木材の通気性を保ち、調湿機能を維持します。
写真は、ミルクフィニッシュ色、シルバー色、ローズウッド色。
9色に合わせて引き戸、クローゼット扉や造作材も用意があり、
お部屋全体をカラーコ―ディネートできます。
ハンドルもとてもおしゃれです。
アンティークな感じ、
南仏調や北欧風な雰囲気にお部屋をされたい方にはお薦めです!
ユダ木工ホームページ↓↓
http://www.yudawood.com/page_F/product_F/europine.htm
現在お打ち合わせ中の御客様で
ご興味がおありの方は担当者までお気軽にご相談下さい。
posted by y.nose
火曜日の夜は、休みでしたので近くに住む親戚と夕食は外食。
自宅近くの歩いてゆけるところに半年くらい前にできた
イタリアンレストランをご紹介します。
駅のそばでも何でもないところなので頑張って探して行ってみてください。(なんて意地悪・・。だって混んじゃ嫌だもんね~・・・。)
3月のはじめに一度訪れましたが
私と主人の間では、味は★★★★クラス。
入り口ドアの横の文字を見てください。平日なのに満席の文字。
若いご夫婦が2人で切り盛りしていらっしゃいます。
まだ2度目の訪問なのに、「確か以前は何を召し上がっていらっしゃいました・・。」と覚えてくださっておりました。
とてもうれしい心づかい・・。かわいい、とても感じの良い奥様。
アンティークのカップボードなども置いてある店内は少し大人の雰囲気。
練馬産無農薬野菜のシンプルなサラダ と
パルマ産生ハムとイタリア産サラミの盛り合わせ、をまずいただいて
(食べるのとおしゃべりに夢中で写真撮影をすっかり忘れてしましました。写真は食べログで見てください。)
パスタは、ほたるいかとからすみと菜花のパスタという名前でしたでしょうか?
とってもいいお味。
前に来た時は天使の海老と炭焼きした練馬白ネギのクリームソースリングイネ。
こちらもすっごくおいしかったです。
料理のネーミングに【練馬】が入っちゃってるのが何だかうれしいです・・。
今日は、ピザはマルゲリータとクワトロフォルマッジを注文。
イタリアンレストランは、マルゲリータを食べるとその店が解るらしい。
この釜でピザを焼いています。
仕事柄、トイレの内装なども気になってしまいます。
入り口や店内の雰囲気と少し違いますが
とても良い感じです。
このアングルは便器に座った時の見え方!(笑)
食べログでも評判が良いようですよ。↓↓
http://r.tabelog.com/tokyo/A1321/A132103/13095409/dtlrvwlst/1121672/
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国土交通省は、「木のいえ整備促進事業(長期優良住宅普及促進事業)」の
補助金交付申請の受付の概要を本日発表しました。
詳細は、下記ホームページをご覧ください。
平成22年度長期優良住宅普及促進事業実施支援室
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂一丁目15番地神楽坂1丁目ビル6階
TEL:0570-050-792(問合せについては、原則として電話で)
受付:月~金曜日(祝日、年末年始を除く)9:30~17:00
支援室ホームページ:http://www.cyj-shien22.jp
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今朝の撮影ですが
弊社事務所の南側をはしる、田柄緑道の桜も満開です。
朝なので宴会をしている人はまだおりませんが・・・。
お天気はどんよりとした曇りなのが少し残念です。
昨年のブログを振り返ってみてみましたら
昨年は4月7日に田柄緑道の満開桜を載せています。
今年は少しだけ早いようです。
この桜の時期がくると、他の花も一斉に咲き出しとても嬉しいのですが
4月生まれの私は、また1歳 歳をとることになるので
いつもはすっかり忘れている自分の歳を思い出し、
最近は少し苦痛です・・・。
さ~て、さてさて今年は一体何歳になるのでしょう!!??
posted by y.nose
こちらは浴室、ユニットバスが設置される部分です。
室内側から見たところです。
四角く空いている部分には窓が入ります。
昨日はサッシも搬入されました。
樹脂サッシュとアルミと樹脂の複合サッシュを使用します。
いづれも高断熱遮熱ペアガラス入りの窓になります。
四角く空いている部分は、やはり窓です。
外部からみたところです。
柱と柱の間に建てこんでゆきます。
ウレタンパネルのサイズはいろいろです。
すべて特注で、構造計算後 柱割が決定した後で
発注し、製作されます。
ウレタン断熱パネルの断面です。
回りには木枠がまわっており
木枠の中にウレタンが注入され造られています。
例えば3尺(約90cm)の巾のパネルの真ん中には間柱の代わりになる間柱も入っていて
上下方向には約40cm位の間隔で入っており
施工性についてもよく考えて造られています。
3階の斜め天井の部分です。
大工は、寝っ転がってさぼって入る訳ではありません。(笑)
屋根と床の取り合いの部分の入り隅に、せっせと気密テープを貼っています。
posted by y.nose
練馬区/平成22年度 地球温暖化対策設備設置補助制度(住宅用・小規模事業者用)
http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/shigoto/kankyo/hojo/hojo.html
板橋区/住宅用新エネルギー及び省エネルギー機器導入補助金制度
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/004/004900.html
国の太陽光発電システム補助金ついて
太陽光発電普及拡大センター J‐PEC
http://www.j-pec.or.jp/t10033101.html
現在お打ち合わせ中の御客様につきましては
順次申請準備にかからせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
posted by y.nose
こちらは今朝の様子です。
S様のお住まいの
玄関周辺の外壁面の仕上げはモザイクタイル貼りです。
タイルは焼き物なので仕上がり風合いはとても良いです。
45三丁のモザイクタイル張りです。
モルタル(セメント)で貼るのでなく
接着剤張りで貼ってゆきます。
30cm角のシート張り、紙貼り(写真のように)になって工場から出荷され
裏面に接着材を付けて貼った後
表面のシートを剥がせばよいようになっています。
一枚一枚貼らなくてよく施工が少し楽になっています。
昔はモルタルで貼っていることが多かったのですが
よい接着材が出てきたことにより今は接着剤張りが主流です。
モルタルより弾力性があり、木造躯体の動きにも追従する接着材を使う事で
はがれて落っこちるような事はなくなったようです。
接着材を塗り付けたあと、タイルシートを押しつけるといった感じで
施工してゆきます。
氷川神社の境内の桜も満開をむかえようとしています。
posted by y.nose