アンドロメダ銀河は紫外線でどのように見えるのだろう? 銀河の中心を回る若く青い星が支配的である。僅か250万光年にあるアンドロメダ銀河(M31)は実際にすぐ隣にある。幅約23万光年にも及び、NASAの銀河進化探査(GALEX)衛星の望遠鏡からの11の異なる画像フィールドを使って、2003年に、紫外線による渦巻銀河のこの豪華な肖像をつくった。可視光線イメージでは渦巻の腕が際立っているが、紫外線ではアンドロメダの腕はリングのように見える。リングは強烈な星形成の場所であり、アンドロメダが、2億年以上前に、小さな隣接する楕円銀河 M32 と衝突した証拠として解釈されている。アンドロメダ銀河と同等のミルキーウェイ銀河は、これらの銀河のローカルグループの中で最も大規模なメンバーであり、おそらく太陽の大気が地球を巻き込むように拡大する数十億年後ごろに衝突すると予測されている。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。