ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 影法師 」 「 祝い酒 」  藤井 邦夫

2017-12-20 22:19:23 | 
    「 影法師 」 柳橋の弥平次捕物噺 一  藤井 邦夫  

        

初めての作家さんの本ですが、1巻から揃っていたので、最初から登場人物がわかり、入り込みやすかったです。
ただ、話し言葉以外の文の終わりがいつも 〇〇した。~だった。の繰り返しで た が多く、違和感がありました。
読んでいるうち、この作家さんはこういう書き方なんだと、内容に引き込まれて慣れましたが。
話しの最後に、「 ~じゃありませんか 」と、締めくくるのも独特でした。
~~~~~~~
主人公は、柳橋の船宿「 笹舟 」の主であり、南町奉行所定町廻り同心から手札を貰う岡っ引きの弥平次。
先妻に先立たれ、女将のおまきに見初められ入り婿に。 
2人の間に子はないが、ある事件で父親を殺され身寄りのないお糸を養女として育てている。

第一話 影法師 ・ 第二話 藪入り ・ 第三話 大八車 ・ 第四話 猫ばば の4作品。
~~~~~~~
子供の頃、テレビでよく観た時代劇の岡っ引きの番組を思い出しました。
義理人情の厚い弥平次と、個性豊かな手先たちが、活躍して事件を解決していきます。
おまきさんもお糸ちゃんも情けのあるいい人たちです。

「 大八車 」では、殺人の罪を着せられ他の岡っ引きに捕まった千太を、手を尽くし犯人を探し出し助け出し、犯人にも情けをかけてあげます。
こんな名岡っ引きがいる町は安心ですが、悪徳岡っ引きに無実の罪で捕まって拷問とかされたら地獄ですね。

   「 祝い酒 」 ニ   藤井 邦夫

        

第一話 思案橋 ・ 第二話 祝い酒 ・ 第三話  捨て子 ・ 第四話 入墨者

        

        ぽちっと、ひと押しお願いします。
       にほんブログ村 本ブログ 読書日記へにほんブログ村
  
       ありがとうございます。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 事務員さんとランチ 「 P... | トップ | 忘年会とボーリングの練習 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事