「 晴天の霹靂 」 劇団ひとり
昨年「 陰日向に咲く 」を読んで2作目です。 映画にもなっていますが残念ながらまだ見ていません。
題名だけは知っていましたが、あらすじも分からないまま図書館で借りてきました。
読み始めると売れないマジシャンの話で、マジックに興味がない私は少しがっかりしました。
読み進めると読みやすく、そのうち面白くなってきて一晩で読み終わりました。
~~~~~
轟晴夫 35歳 独身 17年間マジックバーで働いている。
母親は晴夫を生んですぐに出ていき、父親と2人暮らし。高校の時に家出して、それ以来、父親とは音信不通。
テレビのオーディションを受け結果の電話を待っていると、警察から父親が亡くなったとの電話があり遺骨を引き取りに行く。
父親は、ホームレスだったと聞かされ、最後に亡くなった場所に行くと、子供のころ一緒に遊んだ段ボール箱が残されていた。
思い出に浸り箱に入ると、雷に打たれ昭和48年10月5日の浅草にタイムスリップする。
そこで、まだ自分が生まれていないときの若き日の父・正太郎と母・悦子に出会い、自らの出生の秘密を知る。
すべてが明らかになったとき、またまた雷に打たれ、現在に戻ってくる。
~~~~~
雷に打たれ、過去にタイムスリップ?
前に読んだ、柴田よしきさんの「 小袖日記 」を思い出しました。 あれは、平安時代までタイムスリップしましたが。
父親が、アルバイトをしながらいつも晴夫のそばにいて一緒に遊んでいたのを、頼りない父親だなと思っていましたが、
後で、母親の願いでもあり、父親の精一杯の愛情で見守っていたんだなとわかり胸が熱くなりました。
晴夫を生んで亡くなった悦子と残された正太郎に、自分の父と母がダブり最後は胸がいっぱいになり辛かったです。
この頃の芸人さんやタレントさんの多彩な才能には驚きです。
劇団ひとりさんの次回作に期待です。
ぽちっと、ひと押しお願いします。
にほんブログ村
ありがとうございます
昨年「 陰日向に咲く 」を読んで2作目です。 映画にもなっていますが残念ながらまだ見ていません。
題名だけは知っていましたが、あらすじも分からないまま図書館で借りてきました。
読み始めると売れないマジシャンの話で、マジックに興味がない私は少しがっかりしました。
読み進めると読みやすく、そのうち面白くなってきて一晩で読み終わりました。
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轟晴夫 35歳 独身 17年間マジックバーで働いている。
母親は晴夫を生んですぐに出ていき、父親と2人暮らし。高校の時に家出して、それ以来、父親とは音信不通。
テレビのオーディションを受け結果の電話を待っていると、警察から父親が亡くなったとの電話があり遺骨を引き取りに行く。
父親は、ホームレスだったと聞かされ、最後に亡くなった場所に行くと、子供のころ一緒に遊んだ段ボール箱が残されていた。
思い出に浸り箱に入ると、雷に打たれ昭和48年10月5日の浅草にタイムスリップする。
そこで、まだ自分が生まれていないときの若き日の父・正太郎と母・悦子に出会い、自らの出生の秘密を知る。
すべてが明らかになったとき、またまた雷に打たれ、現在に戻ってくる。
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雷に打たれ、過去にタイムスリップ?
前に読んだ、柴田よしきさんの「 小袖日記 」を思い出しました。 あれは、平安時代までタイムスリップしましたが。
父親が、アルバイトをしながらいつも晴夫のそばにいて一緒に遊んでいたのを、頼りない父親だなと思っていましたが、
後で、母親の願いでもあり、父親の精一杯の愛情で見守っていたんだなとわかり胸が熱くなりました。
晴夫を生んで亡くなった悦子と残された正太郎に、自分の父と母がダブり最後は胸がいっぱいになり辛かったです。
この頃の芸人さんやタレントさんの多彩な才能には驚きです。
劇団ひとりさんの次回作に期待です。
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