「 マスカレード・イブ 」 東野 圭吾
3月に読んだ「 マスカレードホテル 」に次ぐシリーズ第2弾。4つの短編がおさめられています。
新田浩介と山岸尚美が出会う前の、それぞれの新人時代のの話から始まります。
読みかけると面白くて、先が読みたくて、家事は手抜きでさっさと済ませ、2日で読みました。
私は、ホテルを頻繁に利用することがないので、高級な部屋に泊まることもないし、
豪華なルームサービスも頼んだことがなく、ホテル業務がとても興味深かったです。
作家の森村誠一さんも元ホテルマンで、ホテルが舞台の推理小説があります。
他の作家さんの作品でも、ホテル内で事件が起こるのは多いですね。
~~~~~~~~
「それぞれの仮面」
山岸尚美はホテル・コルテシア東京に就職して4年目あまり。
フロントのチェックアウト業務を経て、先週から、仕事の難しいチェックイン業務についている。
3人組の男性がチェックインに現れた。
そのうちの1人は、大学時代に付き合っていた元カレの宮原隆司だった。
勤務を終えた彼女に、彼から電話が入り「 緊急で内密の頼みがある 」と呼び出された。
ある問題が起こり、それを解決するため彼女が奮闘する。
「 ルーキー登場 」
新人の新田刑事が、ホワイトデーに起きた実業家殺人事件を推理して解決する。
ジョギング中に、田所昇一が何者かに刺殺された。
彼の推理と捜査で犯人は捕まったが、犯行の動機に隠された裏があった。
真犯人の殺人教唆を立証できない歯がゆさが、悔しい経験として残る事件。
「 仮面と覆面 」
オタク5人組がチェックインに現れた。そのまま、出入りする客を観察するおかしな行動を始める。
若い女性という事しか公表されてなく、覆面作家として売り出し中の作家が、出版社の要請でホテルで缶詰で執筆するとの情報を得て、
彼らはどこかから写真まで手に入れ、手分けして部屋を探して会いに行こうとしている。
山岸は、出版社の担当から、実はその作家は中年の男性だと知らされ、オタクたちから守るために知恵を絞る。
「 マスカレード・イヴ 」
大学教授の岡島孝雄が、教授室で刺殺されていた。
新田刑事が、生活安全課から応援に来た新人の穂積理沙とコンビを組んで捜査にあたる。
その頃、山岸は、新しくオープンした「ホテル・コルテシア大阪」の教育係として大阪に応援に行っていた。
犯人と目星をつけた男は、犯行当日は関西に出張していたとアリバイを主張する。
穂積は、「ホテル・コルテシア大阪」に聞き込みに出張して、山岸に会い、話を聞いて帰り、新田刑事と捜査。
山岸のヒントが、意外な結末の事件解決へと導く。
~~~~~~~~~
ホテルを利用されるお客様が被っている仮面は、いかなる時も守らなければならない。
その言葉が根底にあり、接客態度は、さすがプロだなと感心させられます。
今どきのお店で、店員から、「タレントの○○来店ナウ」なんて、すぐにアップされたりとは大違いです。
ホテルの、客のマナーの悪さに少しイライラしましたが、4作とも、大どんでん返しがあり、面白く読めました。
今回は、新田刑事と、山岸の直接の接点はありませんでしたが、続編が出るのを楽しみにしています。
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ありがとうございます
3月に読んだ「 マスカレードホテル 」に次ぐシリーズ第2弾。4つの短編がおさめられています。
新田浩介と山岸尚美が出会う前の、それぞれの新人時代のの話から始まります。
読みかけると面白くて、先が読みたくて、家事は手抜きでさっさと済ませ、2日で読みました。
私は、ホテルを頻繁に利用することがないので、高級な部屋に泊まることもないし、
豪華なルームサービスも頼んだことがなく、ホテル業務がとても興味深かったです。
作家の森村誠一さんも元ホテルマンで、ホテルが舞台の推理小説があります。
他の作家さんの作品でも、ホテル内で事件が起こるのは多いですね。
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「それぞれの仮面」
山岸尚美はホテル・コルテシア東京に就職して4年目あまり。
フロントのチェックアウト業務を経て、先週から、仕事の難しいチェックイン業務についている。
3人組の男性がチェックインに現れた。
そのうちの1人は、大学時代に付き合っていた元カレの宮原隆司だった。
勤務を終えた彼女に、彼から電話が入り「 緊急で内密の頼みがある 」と呼び出された。
ある問題が起こり、それを解決するため彼女が奮闘する。
「 ルーキー登場 」
新人の新田刑事が、ホワイトデーに起きた実業家殺人事件を推理して解決する。
ジョギング中に、田所昇一が何者かに刺殺された。
彼の推理と捜査で犯人は捕まったが、犯行の動機に隠された裏があった。
真犯人の殺人教唆を立証できない歯がゆさが、悔しい経験として残る事件。
「 仮面と覆面 」
オタク5人組がチェックインに現れた。そのまま、出入りする客を観察するおかしな行動を始める。
若い女性という事しか公表されてなく、覆面作家として売り出し中の作家が、出版社の要請でホテルで缶詰で執筆するとの情報を得て、
彼らはどこかから写真まで手に入れ、手分けして部屋を探して会いに行こうとしている。
山岸は、出版社の担当から、実はその作家は中年の男性だと知らされ、オタクたちから守るために知恵を絞る。
「 マスカレード・イヴ 」
大学教授の岡島孝雄が、教授室で刺殺されていた。
新田刑事が、生活安全課から応援に来た新人の穂積理沙とコンビを組んで捜査にあたる。
その頃、山岸は、新しくオープンした「ホテル・コルテシア大阪」の教育係として大阪に応援に行っていた。
犯人と目星をつけた男は、犯行当日は関西に出張していたとアリバイを主張する。
穂積は、「ホテル・コルテシア大阪」に聞き込みに出張して、山岸に会い、話を聞いて帰り、新田刑事と捜査。
山岸のヒントが、意外な結末の事件解決へと導く。
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ホテルを利用されるお客様が被っている仮面は、いかなる時も守らなければならない。
その言葉が根底にあり、接客態度は、さすがプロだなと感心させられます。
今どきのお店で、店員から、「タレントの○○来店ナウ」なんて、すぐにアップされたりとは大違いです。
ホテルの、客のマナーの悪さに少しイライラしましたが、4作とも、大どんでん返しがあり、面白く読めました。
今回は、新田刑事と、山岸の直接の接点はありませんでしたが、続編が出るのを楽しみにしています。
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