市の文化会館で「 PERFECT DAYS 」観てきました。
雨予報なので、どうしようかと迷っていると、息子が車で送迎をしてくれるというのでお願いしました。
昨年、テレビだったか新聞だったかで話題になっていて、観たかったけど見逃していた作品です。 市は、映画の選択がイイな。
~~~~~パンフレットより
東京・渋谷区内17か所の公共トイレを、世界的な建築家やクリエーターが改修する「 THE TOKYO TOILET プロジェクト 」に賛同したヴィム・ベンダースが、東京・渋谷の街、
そして同プロジェクトで改修された公共トイレを舞台に描いた作品。
主演は、監督が長年リスペクトしてやまない役所広司さん。彼はこの作品でカンヌ映画祭の最優秀男優賞を受賞。
~~~~~ストーリー
東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山( 役所 ) 淡々とした同じ毎日を繰り返しているが、彼にとって日々は常に新鮮な小さな喜びに満ちている。
古いカセットの音楽と、古本屋で買う文庫。フイルムカメラで撮る木々の写真。思いがけないきっかけから、少しずつ彼の過去に日が当たっていく。
同じ繰り返しの毎日から始まる。カセットから流れる「 朝日の当たる家 」 オーティス・レディングの「 ドッグ・オブ・ベイ 」学生の頃よく聞いていました。懐かしい。
古いアパートから毎日トイレを回って掃除をして、昼はお寺の木々の下で昼食。終われば風呂屋といつもの居酒屋。帰って本を読んで寝る。規則正しく静かな日々。
休みはコインランドリーで洗濯。たまにママ( 石川さゆり )がいる居酒屋。
彼にはどんな過去があり、どんな人生を歩んできたのか。 妻子はいたのかなどは、知らされないので、想像の範囲。
姪っ子が家出してきて、母親( 妹 )が運転手付きの高級車で迎えに来て、父親の話をしていたので、父親との確執で家も財産も捨ててきたのが想像できる。
流れる音楽と観る夢と木漏れ日。なんだかずっと見ていたい感じがして、見終わるのが残念。
役所広司さん演じる平山は言葉少ないですが、落ち着いて、目に感情がこもって表情が良かったです。
同僚に柄本時生さん。お兄さんの柄本佑さんは好きですが、時生さんは別に好きではないけれど、こんな役にはぴったりで、なくてはならない俳優さんだなと思います。
他に中野有沙・アオイヤマダ・麻生裕未・田中泯・三浦友和。 田中泯さんはセリフが一言もなかったけれど存在感がありました。
終わって、スーパーで買い物をして、パン屋さんでコーヒーを飲んで、息子の迎えを待ちます。 ありがとう。
夕食は、おなかをすかせた息子に、買って来た鶏を焼いて、ゆば豆腐と、甘長を炒め煮して手抜きの夕食。
ありがとうございます。
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