Virginia Astleyが娘のFlorenceと
2006年と2007年にそれぞれアルバムを発表していたのですが
CDを入手できず、音源を聴くこともできないでいました。
ところが、昨年にBandcampを開設していて
その2作品のデジタルデータが入手できるようになっています。
全曲、試聴もできます。
06年作品は〝The Words Between Our Words〟。
Virginia Astley: Words、Florence Astley: Harpとなっています。
そして07年に発表した作品は〝Maiden Newton Ecliptic〟。
Virginia Astley: Flute and spoken word、Florence Astley: Harp、
Engineer: Hywel Wigleyのクレジットです。
こちらはミックスとレコーディングをし直したようで
20年3月、カーディフのスタジオとなっています。
驚いたことにVirginiaは歌っているのではなく、詩の朗読です。
前者は、ほとんどが18-20世紀のハーピストの曲で
1曲だけがFlorenceの作品です。
後者は西ドーセットのメイデン・ニュートンという村の
24時間の田園風景を描いたもののようです。
鳥の鳴き声も聞こえ
初期の作品〝From Gardens Where We Feel Secure〟の趣があります。
娘とコラボのライヴパフォーマンスを行う中
Virginiaは90年代からThomas Hardy(「テス」で有名な作家・詩人)の
作品をもとにした文筆活動も
並行して精力的に行っているようです。
Bandcampでは、85年のライヴ作品も配信されています。
96年のアルバム〝Had I The Heavens〟から
幼いFlorenceの歌声が聴ける曲です。
I Know A Tune We Could Sing → ♪
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