大きくなっていたThe Pierces

07年4月に新アーティストとして書いていた
米国・アラバマ出身のCatherineとAllisonの
Pierces姉妹による女性デュオのThe Pierces。
3rdアルバム『Thirteen Tales of Love and Revenge』も
レヴューしたつもりでいましたが
今見てみたら書き忘れていたようです。

そのThe Piercesが10月24日付の英国インディーズ・チャートで
シングル「Secret」が27位に初登場していました。
何事かと思い調べてみると
6月にABC Familyで始まったTVドラマ『Pretty Little Liars』の
主題歌としてこの「Secret」が使われているようです。

『Thirteen Tales of Love and Revenge』のオープニングを飾る
アルバムの中でも一際目立つ曲であり
07年上半期ベスト・ソングの10位に選んでいた曲です。
その今年6月に合わせて
The Pierces自身によるヴィデオも制作されていて
YouTubeにありました。

その後どういう経緯でか英国で人気が出ているようで
Polydor Records （UK）と契約していて
今月25日には『Love You More』という4曲入りEPを
発表したばかりのようです。
MySpaceで収録の4曲が聴けるほか
「Love You More」のヴィデオも出来上がっています。

「To the Grave」と「We Can Make It」の2曲が良いなと思ったら
オフィシャル・ページでは
「To the Grave」の方がアドレスと引き換えに
フリーDLになっていました。
ラッキーです。 

Secret → ♪
Love You More → ♪

MySpace → ♯
オフィシャル・ページ → ♭

Allo Darlin'のあの曲がシングルに・・・ヴィデオも完成

相変わらず暫定年間ベスト・ソングの座を保っている
Allo Darlin'「My Heart Is A Drummer」が
セルフ・タイトル・デビュー・アルバムからの
4枚目のシングルとして
Fortuna POP!から11月15日に発売になります。

何度聴いても気持ちの良くなる開放感のある曲ですが
一度聴いてもらえば分かるとおり
Cyndi Lauper「Girls Just Wanna Have Fun」への
オマージュでもあります。

Allo Darlin'は過去にも
映画『Grease』のデュエット曲「You're The One That I Want」の一部を
大胆に取り入れた「Henry Rollins Don't Dance」を発表するなど
Elizabeth Morrisのポップ・フリークぶりが伺えます。

同時にJoseph BrettとSimon Taffeのプロデュースによる
ヴィデオも出来上がっていて
これが相変わらず良い雰囲気です。

My Heart Is A Drummer → ♪

I Know It's Over - The Smiths

It's so easy to laugh
It's so easy to hate
It takes strength to be gentle and kind

あざ笑うのは簡単
人を憎むのも容易なこと
でも優しくて思いやりのあるようになるには
勇気がいる

The Smiths - I Know It's Over → ♪

スウェーデン・ミニ情報

《Lykke Li ニュー・ヴィデオ》

フリー・ダウンロードになっている
Lykke Liのニュー・シングル「Get Some」の
今度はヴィデオが出来上がっています。

Get Some → ♪



《Säkert! ニュー・シングルは「Dansa, fastän」》

2ndアルバム『Facit』からの2ndシングルは
「Dansa, fastän」（婚礼の歌だそうです）で
11月8日にRazzia Recordsから発売になります。

そしてPitchforkのアルバム・レヴューに
『Facit』が取り上げられました。
評価は「7.6」です。



《Friendly Noise #9》
　
レコード・レーベルだったFriendly Noiseの
ウェブジン第9号が少し前に発刊になっています。
前号は総選挙絡みのものだったので
すっ飛ばしましたが
今回はもちろん元に戻って音楽の紹介です。

今回はFACTORY RECORDS、
The Ocean Tango、Dorit Chryslerのほか
Liminals「The Dendrites」のヴィデオなどがあります。

Friendly Noise #9 → ♯

Acid House Kings新曲

ついにAcid House Kings待望のニュー・シングルです。
確か5年ぶりくらいのはず。
タイトルは「Are we lovers or are we friends?」。
ヴォーカルはJuliaではなくてNiklasです。

12月7日にLabrador Recordsから
デジタル・シングルとして発売になるようですが
Tram7というページで
嬉しいことにフリー・ダウンロードです。

写真を見ると3人しか写っていません。
またJoakimが脱退してしまったようです。
曲は聴いてのお楽しみ。

DLページ → ♯

Britta Perssonニュー・ヴィデオ

髪の毛を切ってとてもチャーミングになった
Britta Perssonの3rdアルバム
『Current Affair Medium Rare』からの2ndシングル
「Toast to M」のヴィデオが
YouTubeにアップされていました。
シングルは10月8日にRazzia Recordsから
発売されています。

まだ最新アルバムのCDを手に入れていないので
New Found Land、The Concretesと一緒に
近いうちにスウェーデンから調達しようかと思っています。

Toast to M → ♪
MySpace → ♯

Lykke Liから新曲、必聴です！

きょうは10月25日
約束通りLykke Liからニューズレターが来て
新曲「Get Some」「Paris Blue」の
フリー・ダウンロードの直リンクがありました。

早速落として聴いてみましたが
真逆といえそうな2曲で
どちらもグレードが高いので驚きました。
かなり得した気分です。
A面の「Get Some」はイントロからリズムが斬新な曲で
これまでの曲の中でも異色でかなり良い出来。
もう一方の「Paris Blue」はじっくりと歌ってくれて
可愛らしくて切なくてうっとりとさせられます。

「気に入ったら友達や恋人にも広めてね」の
メッセージが付いていたので
もちろんブログで紹介しましたよ！

このページでメール・アドレスなどを入力し
SUBMITをクリックすると
ダウンロードのメールが届くそうです。

DLページ → ♯

再びde Montevert、凄く良い

少し前に紹介したスウェーデン人女性
Ellinor Nilssonの一人プロジェクトde Montevert。
6月のMAPには「High On You」が選ばれましたが
またまたSwedespleaseのページで取り上げられています。

MySpaceで新しい曲を含めて12曲がアップされていますが
もっと凄いのはSoundCloudのページで
8曲がフリー・ダウンロードになっていることです。

今回まとめて聴いてみて感じるのは
すべてが予想以上に良くなっていること。
そして、「High On You」でも感じた
エレクトロAnnika Norlinと言ってしまいたい彼女の音楽。
エレクトロを取り入れながらも
アコースティック感覚でかなり牧歌的な面があり
Hello Saferide、Säkert!の
Annika Norlinの両面を持っていることです。

もちろん単なるフォロワーというわけではなく
シンセを使った宇宙的で幻想的な曲があったり
軽快なフォーク・ポップ風の曲でも
十分にオリジナティーを感じさせてくれます。

軽快でありながらピュアでドリーミーな「The Ghost」
Säkert!っぽいイントロの「Happy Birthday, V!」
少し幻想的なシンセが素敵な「Within」
エレクトロとメロディカ（？）の相性が良い「Skyll på mig」
Billy Idolのカヴァー「Rebel Yell」の
5曲がとくに良いです。
（すべてSoundCloudでDLできます）

8月にはファースト・リリースとして
Arctic Nutter Recordsから
3曲入りのシングルを発表したようです。
<収録曲>
High On You
The Ghost
Near the End of the World (Peter von Poehl-cover)

MySpace → ♯
SoundCloud → ♭

The Ghost → ♪
High On You → ♪
Cat Jones → ♪

Pelle Carlberg - Go To Hell, Miss Rydell

Montt Mardiéとともに苦手だったPelle Carlberg。
裏声が大嫌いだったMontt Mardiéは
昨年のアルバム『Skaizerkite』で一転して
好きなアーティストになりました。

Pelle Carlbergの方も結局、偏見だったわけですが
歌声も顔つきもどこかスノッブな印象で
曲はそこそこ良いと思いながらも
あのヴォーカルが聞こえてくるだけで
身の毛がよだつ感じでした。

ところが先日、iPodのシャッフル・モードで
『Labrador 100』に収録されていた
「Go to Hell, Miss Rydell」が出てきました。
これがシンプルながらも意外に良かったのです。

さらにYouTubeでライヴ映像を見てみると
全然嫌な感じではありませんでした。
それどころか急にオリジナル・アルバムが
欲しくなってしまいました。
Labrador Recordsのページではこの曲も
フリー・ダウンロードです。

Go To Hell, Miss Rydell（Live）→ ♪
フリーDL → ♭
MySpace → ♯

EardrumsPopからPaperfangs

EardrumsPopのデジタル・シングル・シリーズ
Tiny Firefliesに続く第2弾は
フィンランドの兄妹と友人による
顔出しNG（？）の3人組、Paperfangsという人たちです。

チープでドリーミーな
心温まるエレクトロ・ポップを
3曲収録しています。

1 The Fastest Planes
2 The Vastest Plains
3 Violet （Kiss Kiss Fantastic Cover）

個人的にはKiss Kiss Fantasticという
米国の男女デュオのカヴァー曲
「Violet」が夢見るようでとくに良いのです。

DLページ → ♪
MySpace → ♯