MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

夏向きひんやりポップのThe Tiny

2009-07-31 00:05:48 | 新アーティスト・新曲

MySpaceの「Too Heavy A Burden」という曲が
なんとなく聴き覚えあったので
iPodの中を調べてみたら見つかりました。
Eardrumsの昨秋発表のフリーダウンロード・コンピ
「A GOOD CROP - Eardrums Autumn Compilation 2008」の
Volume 4に収録されていました。

The Tinyは基本的にはEllekari LarssonとLeo Svenssonの
スウェーデンの男女デュオのようなのですが
第3のメンバーとしてTapeのJohan Berthlingの名前もあります。

ピアノ、シンセ、チェロ、ミュージカルソー、グロッケンシュピール
などを使った暗めのクラシカルな美しいサウンドです。
きれいな声の女性ヴォーカルもそうですが、かなりひんやりとしていて
今の季節に合います(もちろん秋も)。

MySpaceのフレンド欄には
Tape、Ane Brun、Wendy McNeill、Jenny Wilson、Ed Harcourtら
日本でも結構お馴染みのアーティストがいました。

9月30日には3rdアルバム「Gravity & grace」が
発売になるようです。

MySpace ↓
http://www.myspace.com/thetinythetiny

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EPDM「Love Is Not Pop」米国発売決定!

2009-07-30 01:56:45 | ニュース

It's A Trap!のページに入ったばかりのニュースです。

El Perro Del Marの3rdアルバム
「Love Is Not Pop」が米国で10月20日に発売されるようです。

また、Peter Bjorn and Johnのサポートとして
ツアーを行うことも決まったようです。

日本にも来ないかな。

MySpace ↓
http://www.myspace.com/elperrodelmar

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Marit Bergman新曲

2009-07-30 00:03:06 | トピックス

3月に4枚目のアルバム「The Tear Collector」を出した
スウェーデンの人気シンガー・ソングライターMarit Bergman。
早くも「Casey, Hold On」という新曲が
MySpaceにアップされました。

この曲は7月27日から8月2日まで開催されている
「Stockholm Pride Festival 2009」という
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の
お祭りの公式ソングに選ばれたそうです。
イヴェントの趣旨はLGBTの人々の文化を一般に知ってもらい
理解を深めて彼らの地位向上を促すものだそうです。
期間中はパレードや映画祭、コンサートなど
さまざまなカルチャー・イヴェントも行われ
街を挙げて盛り上がるそうです。
メイン・イヴェントは50万人以上が見物するというパレードで
ほとんどの政党やルーテル教会などもサポートしているようです。
さすが愛のかたちには寛容なスカンジナビアの国です。

「Casey, Hold On」はストリングスが効いていて
この人らしいドラマティックな展開を見せてくれる素敵な曲です。
彼女自身、Stockholm Prideのオープニング・セレモニーで
初めてこの曲を歌ったとのことです。

MySpace ↓
http://www.myspace.com/maritbergman
映像もありました ↓
http://www.youtube.com/watch?v=ZjUc5cU1hp8
http://www.youtube.com/watch?v=sPpvlISZwDg

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ONBCの2人が新バンドThe Boombox Hearts

2009-07-29 00:05:26 | 新アーティスト・新曲

今年2月に解散してしまった
デンマークの3人組Oliver North Boy Choir=写真=
その男性2人、Mikkel Max HansenとIvan Petersenが
The Boombox Heartsという新バンドを始めました。

解散してすぐの3月に結成し
この2人のほかArne、Steffen、Idaという3人が加わり
5人組で活動しているようです。
肝心のサウンドの方は
60'sポップ、メランコリック・ローファイ、カントリー、インディーを
融合したものだそうです。

下にリンクを貼ったページで2曲のフル試聴と
フリーDLができますが
女性ヴォーカルの「Torquay # one」という曲は
ちょっと短いのが惜しいくらいなかなか良いです。
Oliver North Boy Choirとは違って
アコースティックを基調とした感じのようです。

MikkelとIvanはこれとは別のバンドも始めたようですが
こちらはまだ名前も付いていないとのことです。

フル試聴 ↓
http://www.soundvenue.com/artist/the-boombox-hearts
ダウンロード・ページ ↓
http://www.bandbase.dk/TheBoomboxHearts/
ブログ ↓
http://boomboxhearts.blogspot.com/


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As Tears Go By / Marianne Faithfull

2009-07-28 00:06:43 | 今日の一曲

可憐で清純なイメージのアイドル歌手として
64年にデビューしたMarianne Faithfull。
そのデビュー曲が「As Tears Go By」です。
しかし今日紹介するのはそちらではなく87年のアルバム
「Strange Weather」に収録されたヴァージョン。

当時、この曲を聴いてとても気に入り
アルバムを購入したわけですが
トーチ・ソング集のこのアルバムで感じられる
痛みはかなり苦手です。

スキャンダル、流産、ドラッグ、Mick Jaggerとの破局・・・。
自殺未遂、アル中とタバコで作り上げたという
しわがれ声はこの人の壮絶な人生を物語っています。

デビュー曲を23年ぶりに淡々と歌う姿は
かなり感動的で、胸に強く訴えてくるものがあります。
それにしても当時41歳とはとても思えません。

As Tears Go By ↓
http://www.youtube.com/watch?v=3TN4N_1a8ic

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Prefab Sproutベスト10曲

2009-07-27 00:07:34 | トピックス

今回のエントリーはかなりの長文です。
・・・・・・・・・・
Prefab Sproutの曲で好きな曲を1曲だけ選べと言われれば
どの曲にしようかかなり迷うと思います。
同じように10曲選ぶとなると
あれやこれやで30曲くらいが候補として挙がってしまいます。
・・・・・・・・・・
あと1ヵ月半くらいで久々のアルバムが発売になるのを記念して
過去の作品を振り返りながら
いま現在の個人的Prefab Sproutベスト10を作ってみます。
・・・・・・・・・・
ちなみに05年12月に選んだ5曲は下記の通りです。

① Bonny
② Johnny Johnny (Goodbye Lucille #1)
③ Avenue Of Stars
④ I Remember That
⑤ Jordan:The Comeback


《デビュー~1st「Swoon」》
まずはデビュー曲の「Lions In My Own Garden」。
86年の来日公演でも演奏しましたが
99年のベスト・アルバム「38 Carat Collection」で
やっとCD収録されたレアな曲です。
・・・・・・・・・・・
84年のデビュー・アルバム「Swoon」の人気の曲は
Elvis Costelloも絶賛したという「Cruel」。
シングル曲は「Don't Sing」と「Couldn't Bear To Be Special」。
地味なアルバムのようで他にも結構良い曲がそろっています。
2ndか3rdに収録されてもう少し違うプロダクションだったら
多分、初期の名曲と言われたであろう「Elegance」、
この曲あたりがSteely Danが引き合いに出されるもとに
なったのかなと思われる「Here On The Eerie」、
タイトル通りテクニカルな「Technique」、
ピアノとハーモニーが印象的な「Ghost Town Blues
などが目立った曲です。


《2nd「Steve McQueen」》
説明不要、85年発表の代表作です。
Thomas Dolbyプロデュースの捨て曲なしの作品なので
本当は全曲残したいくらいなのですが
少しだけ絞ってみます。
・・・・・・・・・・
まずは彼らの代表曲「When Love Breaks Down」は
日本のFM局でもヘヴィー・ローテイションでした。
Johnny Johnny (Goodbye Lucille #1)」も
心に深く残る名曲です。
カントリー・シンガーをタイトルにした「Faron Young」と
Wendy Smithのコーラスが素敵な「Appetite」。
ここまでの4曲がシングル曲です。
・・・・・・・・・・
シングル以外では
静かなスタカンといった感じの透明で切ない「Bonny」、
エヴァーグリーンな魅力の「Hallelujah」、
再び少しSteely Danぽい「Horsin' Around」、
アップテンポで爽やかな「When The Angels」。
・・・・・・・・・・
11曲中の8曲になりましたが
この頃のPaddyのエモーショナルなヴォーカルが懐かしいです。


《3rd「From Langley Park To Memphis」》
これまでと比べ躍動感あふれる88年作品。
・・・・・・・・・・
Elvis Presleyを歌ったと思われる「The King of Rock n' Roll」と
歌詞の面でBruce Springsteenを意識した「Cars & Girls」。
シングル2曲がかなり強力です。
・・・・・・・・・・
他ではStevie Wonderがハーモニカで参加した
美しい曲「Nightingales」、
Prefabの曲の中でもムーディーさでは
1、2を争う「I Remember That」、
Wendyの美声が光る「The Venus Of The Soup Kitchen」、
やや少なめですが5曲が候補です。


《4th「Protest Songs」》
85年「Steve McQueen」の数週間後のリリース予定が
レコード会社の反対によって
結局89年まで陽の目を見なかった4作目。
タイトル通りやや地味な内容です。
・・・・・・・・・・
93年になってシングル・ヒットした「A Life Of Surprises」は
代表曲のひとつでクラシカルな良い曲です。
ヒットしたのはちょうど個人的に参っていた時期で
この曲の歌詞には救われる思いでした。
オープニング曲の「The World Awake」も
少しひねった歌詞がなんとも言えず良いです。
そして再びスタカン風の「Tiffanys」も好きです。
それ以外ではダイアナ妃を歌った「Diana」、
Wendyのヴォーカルを大々的にフィーチャーした
「Talking Scarlet」など。


《5th「Jordan:The Comeback」~シングル2枚》
90年の「Jordan:The Comeback」は
Prefab Sproutの音楽が大きく成長を遂げた作品。
・・・・・・・・・・
好きなシングル曲は「We Let The Stars Go」と
Carnival 2000」の2曲。
他では音作りが凝っている「Wild Horses」、
心が洗われるような「Doo-Wop in Harlem」、
サウンド、詞ともにインパクトが強い「The Ice Maiden」と
粒よりの曲が並んでいますが
それ以上に存在感を示してくれるのが
Jessie James Symphony~Jessie James Bolero」と、
Paddy流の賛美歌とでもいえそうな
One Of The Broken~Michael~Mercy」の
2つの組曲です。
それとタイトル曲の「Jordan:The Comeback」ももちろん。
・・・・・・・・・・
このアルバム後の92年には「The Sound of Crying」と
If You Don't Love Me」の2つのシングルがヒットしています。
前者はムードあふれる素敵な曲、
後者はダンサブルな曲でKylie Minogueがカヴァーしています。


《6th「Andromeda Heights」》
97年のうっとりするような作品。
・・・・・・・・・・
Prisoner of the Past」がシングルヒットしていますが
Electric Guitars」の方がタイプです。
他も「Mystery of Love」、「Swans」、「Steal Your Thunder」と
麗しい曲ばかりです。
YouTubeにはなかったですが「Avenue of Stars」の
最後の展開は少し驚きました。


《7th「The Gunman and Other Stories」》
01年作品で現在のところ最新作。
正直言うと7枚の中では一番思い入れが薄いアルバムです。
・・・・・・・・・・
Cowboy Dreams」の人気がありそうですが
好きなのは「Wild Card In The Pack」と「Blue Roses」。
他では「When You Get To Know Me Better」、
The Gunman」、「Love Will Find Someone For You」など。 
これも良い曲がそろってはいますが。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪

結局、50曲くらいの候補が挙がってしまったわけですが
今回はこういう結果になりました。

Bonny  
A Life Of Surprises  
Electric Guitars   
Johnny Johnny (Goodbye Lucille #1) 
Elegance      
I Remember That  
⑦ Jordan:The Comeback 
One Of The Broken  
The World Awake  
Here on the Eerie    

Paddy McAloonはメロディー・センスもさることながら
書く詞にも重みがあります。
とくに「One Of The Broken」は甘いメロディーに乗せて
かなり深いことを歌っています。  

コメント (4)
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Dylan MondegreenとAlbuquerque

2009-07-26 00:03:49 | トピックス

ノルウェーのシンガー・ソングライターBørge Sildnesによる
Dylan Mondegreenの2ndアルバム「The World Spins On」が
本国で8月31日に発売されます。

少し前に「(Come With Me To) Albuquerque」という新曲が
facebookで公開されていましたが(現在はMySpaceで聴けます)、
もともと1stでもPrefab Sproutの影響が感じられたところに
今度は「Albuquerque」のタイトルかと思いました。
その後そのことについてはすっかり忘れていましたが
昨日久しぶりにこの曲を聴いてみたら
Albuquerque」のほかにも「Paddy Joe」、「Mexico」(これは違うかも)と
Prefab Sprout(Paddy McAloon)の専売特許のような言葉が
次々と飛び出してくるではありませんか。
私の乏しい英語力では歌を聴いて全体の歌詞の内容まで
理解するというのは無理なのですが
この曲はPrefab Sprout(Paddy McAloon)へのオマージュなのでした。

Dylan Mondegreenの「The World Spins On」は
Fastcut Recordsから1stの「While I Walk You Home」と
9月2日に日本同時発売になりますが
その5日後には待望のPrefab新作
Let's Change the World With MUSIC」輸入盤も登場します。
 
「(Come With Me To) Albuquerque」フリーDL ↓
http://www11.nrk.no/urort/Artist/DylanMondegreen/default.aspx
MySpace ↓
http://www.myspace.com/dylanmondegreen

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Sally Shapiroニュー・ヴィデオとニュー・アルバム

2009-07-25 00:16:17 | トピックス

ファンタジックってどう綴るのか
少し気になったので辞書で調べてみたら
この語は和製英語でした。
正しくはファンタスティック(fantastic)なのだそうですが
fantasticというとwonderfulのイメージが強く
幻想的なのはやはりファンタジックなんだよなと
何か今ひとつ釈然としない気持ちです。

なぜファンタジックかというと
ニュー・イタロ・ディスコ・クイーンの異名を持つ
スウェーデンのアーティストSally Shapiroの新曲です。
7月14日にリリースされたばかりの
「Love In July」のヴィデオをYouTubeで見て
「あ、ファンタジック」と思ったからです。

この曲は昨年夏のロマンスについて歌っているようですが
ヴィデオは出目金とクジラのロマンスになっています。
7月の太陽が氷を溶かしたことで愛し合うことができたのです。
曲ともどもどこか物悲しいファンタジックなアニメ映像です。

そしてこの曲も収録される2年ぶりの2ndアルバム
「My Guilty Pleasure」が8月25日に
Permanent Vacation / Paper Bag Recordsから発売になります。  

個人的にこの人の代表曲だと勝手に思っている
Anorak Christmas」が収録された
07年4月発売の「Disco Romance」以来の作品になります。

今回のアルバム、少し前に発表されたシングル
Miracle」も収録されるようです。

「Love In July」↓
http://www.youtube.com/watch?v=bqEVOgZ_v3k

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北欧アーティスト新曲情報

2009-07-24 00:07:00 | トピックス

《Kings of Convenienceニュー・シングル》

10月2日にEMIノルウェーから3rdアルバム
「Declaration of dependence」が発売されるKings of Convenience。
その先行シングル「Mrs Cold」が先週リリースされたと思ったら
早くも次のシングル「Boat Behind」の登場です。
こちらはヴァイオリンを使った、とてもシンプルながら良い曲です。
EMIノルウェーのページでストリーミング中。
ストリーミング


《[ingenting]の新曲フリーDL》

9月9日にLabrador Recordsからニュー・アルバム
「Tomhet, idel tomhet」が発売になる[ingenting]。
そのファースト・シングル「Halleluja!」が
It’s A Trap!のページで嬉しいフリー・ダウンロードです。
さすがJari Haapalainenのプロデュース作品。
Camera Obscuraの新作にも通じる
スケールの大きい美しい曲に仕上がっています。
It’s A Trap!のページ


《Taxi Taxi!新曲もフリーDL》

9月21日にRumracketからデビュー・アルバム
「Still Standing At Your Back Door」が発売になる
スウェーデンの双子姉妹デュオTaxi Taxi!。
Swedespleaseのページで収録曲の「Ripest Fruit」が
フリー・ダウンロードできます。
イントロのトランペットが印象的なスローな曲です。
こちらは多分、Johan Berthlingプロデュース。
Swedespleaseのページ


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Steso Songs、今秋にデビュー・アルバム

2009-07-23 00:08:16 | トピックス

嬉しいリリースのニュースです。
Karolina Stenström(Korro)ことSteso Songsが
セルフ・レーベルのLyckanから
今秋にデビュー・フルアルバムを発表するようです。
オフィシャル・ページでレコーディングが完了したと伝えています。

Steso Songsについては過去、続けざまに3回ほど書いていますが
08年5月に発売された4曲入り「EP」を
今年の春にKlicktrackでダウンロード購入して聴きました。

少しチープな感じのするピアノ・ポップですが
キュートな面とダークな面を併せ持つシンプルな歌が
自然と心の中に入り込んできて
しばらくの間マイブームになっていました。
とくに「The Worth」は個人的な名曲になっています。

この人のポップ感覚はクセになりそうで
どんなアルバムになるのか今からとても楽しみです。

今年下期最大の目玉と言っても過言ではありません。

「The Worse」↓
http://www.youtube.com/watch?v=pVKGdme7GBs
MySpace ↓
http://www.myspace.com/stesosongs
オフィシャル・ページ ↓
http://www.stesosongs.com/

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