MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Wisdom Toothが新曲

2010-03-31 00:09:42 | トピックス

昨年8月に一度書いた(ここ
Meagan Dayという女性のプロジェクトWisdom Toothが
I Found It」という新曲を公開しました。

確か前回書いた時もそうだったと思いますが
今回もEardrums musicからの情報です。

昨年夏のフリーDLアルバム『Cathedral Park』は
ウクレレの弾き語りの優しい音楽でしたが
今回の曲は飾らないヴォーカルはそのままに
打ち込みを少し取り入れています。
これがかなりのアクセントになっていて良いです。

かつてはオハイオ州のオベリンという町で活動していましたが
現在はサンフランシスコに拠点を移していて
音楽活動がしにくい所で暮らしているようです。

この人の名前で検索してみたら
Meagan Dayはテキサスの出身で
オハイオではWisdom Toothとして音楽活動する傍ら
オベリン大学のzineのクラスで教えていたようです。

新曲の「I Found It」は疲れた時に聴くと
癒し効果がありそうです。
いま続けて何回も聴いているところです。

「I Found It」
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Sophie Zelmani - I'm the Rain

2010-03-30 00:20:22 | レヴュー

95年の1stアルバムが日本でも大ヒットを記録した
スウェーデンの人気シンガー・ソングライター
Sophie Zelmaniの2年ぶり8枚目のオリジナル・アルバム。

前作『The Ocean and Me』よりも
ほんの少しだけ明るくなったかなと思いながらも
ほぼ延長線上にある今回の『I'm the Rain』。

派手さは全くありませんが確かなソングライティングと
初期の可憐な感じからは大きく成長した
ウィスパー・ヴォイスを使った大人のヴォーカルで
心に染み入る歌を聴かせてくれます。

そして今作もプロデューサーでもある
Lars Halapiのギターが相変わらず良い味を出しています。
曲によってはピアノの使い方も実に効果的。

収録曲中でとくに気に入ったのが
これぞウィスパー・ヴォイスの極みとでも
言ってしまいたい「Ready」という曲。
とにかく癒されます。

Swedishcharts.comのアルバム・チャートでは
3月5日付で3位に初登場した後
19日付で22位までダウンしていましたが
26日付では9位に再びアップしています。

「To Be Forgiven」
「Ready」
「Not With You / If I Could」

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オフィシャル・ページ


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Suzanne Vega - Close-Up, Vol.1: Love Songs

2010-03-29 00:15:49 | レヴュー

セルフ・カヴァー・アルバムというと
そのアーティストのファン以外は聴かないとは思いますが
内容が良いのであえてレヴューしてみました。

このアルバムで聴けるのは
初心に帰ったようなシンプルなアコースティック・サウンドで
少しロック寄りに、実験的なサウンドになった
90年以降のSuzanne Vegaの作品の中では
一番耳にフィットしました。

オープニングの「Small Blue Thing」は
1stアルバム当時と雰囲気はあまり変わりませんが
25年を経たSuzanneのヴォーカルは
基本的には変わらないながらも
深みとまろやかさが出て説得力が増しました。

2曲目の「Caramel」(オリジナル)は
96年の5枚目のアルバム『Nine Objects of Desire』に収録。
映画『The Truth About Cats & Dogs』に使われ
最近では映画『Closer』の予告編にも起用されたので
今回のアルバム収録曲の中では
一番ポピュラーな曲ではないかと思います。
ギター一本で歌われるアコースティック・ヴァージョンが
このボサノヴァ・タッチの曲に合わないわけがありません。
ベスト・トラックはこの曲でした。

フォーク調の初期の代表曲「Gypsy」は
うれしいくらい当時と変わらないヴォーカルが聴け
同じく初期の代表曲「Marlene on the Wall」は
オリジナルに比べると少しスローになっていますが
緊張感は保たれています。

01年の7作目『Songs In Red and Gray』は
聴いていなかったのですが
今作に収められている3曲が良かったので
遅ればせながらぜひ聴いてみたいと思います。

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SXSW 2010から

2010-03-28 19:02:30 | トピックス

テキサス州オースティンで
今月17-21日に行われたSXSWの音楽ライヴ。
YouTubeからいくつか拾ってみました。
(リンク切れたらご免なさい、順番に深い意味はありません)

Basia Bulat

Jonna Lee

Miss Li

Suzanne Vega

Pearl Harbor

Seabear

CALLmeKAT

Allo, Darlin'

First Aid Kit

The XX

She & Him

Sofia Talvik  →


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The School、補足と訂正

2010-03-27 21:57:39 | トピックス

今朝方書いたThe Schoolのところで
作品の発表順と発売時期を少し間違えました。
簡単に補足、訂正します。

デビュー・シングルの「All I Wanna Do」は
08年4月に限定盤7インチとして発売、
その2ヵ月後の08年6月に
4曲入りEPの『Let It Slip』を発表しています。
クリスマス・ソングの「Kiss You in the Snow」は
その2枚の前、07年末のコンピレイションEP
『Happy New Year 2008』に収録の誤りでした。
(いずれもElefant Records)

「All I Wanna Do」を
indie-mp3のページで初めて聴いたのが
シングル発売より1年半も前の
06年12月のことだったので少し混乱してしまいました。

さらに追加すると、09年8月には
Slumberland Recordsのスプリット7インチ・シリーズ
Searching For The Now 6』に
「And Suddenly」が収録されています。
この曲は09年11月に出された
Rough Tradeのコンピレイション・アルバム
『Rough Trade Shop Indiepop 09』にも収められました。

そして09年10月発売の
映画『Yo, también [Me too]』サウンドトラックに
既発表の「I Don't Believe in Love」と
「Kiss You in the Snow」の2曲が収録されています。

昨日Elefant Recordsに注文してから約2時間後には
「明朝に出荷します」のメールが届きました。
たまたま時間帯が良かったのかもしれませんが
あまりの早い対応に驚いています。

そういえば数年前に
ペルーのPlastilina RecordsからCDを購入した時に
Paypalの送り先をうっかり日本語のまま注文してしまい
「日本の文字を読むのは難しいよ
CDはどこに送ればよいですか」
というメールをもらったことを思い出しました。


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新曲も完璧のThe School、待望のアルバム

2010-03-27 00:25:30 | トピックス

Kirsty MacColl作のTracey Ullmanのあの曲を彷彿させる
2年前のデビュー曲「All I Wanna Do」は
The Pipettes、Lucky Soulの流れを汲んだ
バンドがまたひとつという感じでした。
そして今ひとつ曲のインパクトが弱かったのも事実です。

ところがその後
08年末のクリスマス・ソング「Kiss You in the Snow」、
そして「Let It Slip」「I Want You Back」と
曲を発表するたびにどんどんポップにキャッチーになっていき
早くアルバムを出さないものかなと期待していましたが
ようやくデビュー・アルバム『Loveless Unbeliever』です。

そこからのニュー・シングル「Is He Really Coming Home?」の
ヴィデオもYouTubeにアップされています。
今回の曲も期待を裏切らない素晴らしい出来です。

アルバムの正式発売は5月のようですが
(Amazon、HMVは5月31日)
Elefant Recordsのオンラインでは発売になっていたので
迷わずに注文してしまいました。
送料込みで2415円ですが
2ヵ月近くも早く聴けるので良しとします。

「Is He Really Coming Home?」
全曲フル試聴
MySpace


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スウェーデン・ミニ情報

2010-03-26 00:01:04 | トピックス

《Rena Rama「Klass 6B」のPV》

1年くらい前にどこかのブログで紹介されていた
Rena Ramaの曲「Klass 6B」のPVが
最近制作されたようでYouTubeにありました。
曲の感じからなんとなく
スペインあたりの人たちだと思っていましたが
スウェーデンの男女デュオでした。
結構クセになる曲です。
「Klass 6B」


《Lykke Liのニュー・ヴィデオ》

Lykke Liのニュー・ヴィデオは
映画『Twilight』のサントラに収録された曲
「Possibility」のライヴです。
今回、MySpaceの新着写真が凄いです。
「Possibility」


《The Fine Arts Showcase、フリーDL》

Rough Bunniesのカヴァー・アルバムを
出したことでもお馴染み(?)のGustaf Kjellvander率いる
マルメのThe Fine Arts Showcase。
Adrian RecordingsからまたまたフリーDL、
ニュー・シングルの「This is the day」という曲です。
MySpaceにKAMIKAZE-POPと書いてありますが
どういう意味なのでしょうか。
DLページ


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She & Him - Volume Two

2010-03-25 00:07:28 | レヴュー



この春の必聴アイテムです。
今が旬の女優Zooey Deschanelと
シンガー・ソングライターM. Wardのデュオ
She & Himの2ndアルバム『Volume Two』。

映画館に行って映画を見るという習慣が
私にはほとんどないので
(500) Days of Summer』も他の作品も見ていませんが
たった2分強の予告編だけでZooeyの虜になりました。

根っからの60'sフリークらしいZooey。
オープニングの「Thieves」からキュートな魅力が炸裂。
ごくごく自然に歌っているだけなのに
信じられないくらいオーラを発散しています。

とくに良かったのが「Me and You」という曲。
さりげないヴォーカルなのに胸がキュンとする切なさ。
それにしてもShe & Himで「Me and You」とは
なかなかシャレたタイトルです。

他にも一足先にPVが公開された「In the Sun」のほか
「Ridin' in My Car」(NRBQ)と
「Gonna Get Along Without You Now」(Skeeter Davis)の
カヴァー2曲など聴きどころ満載です。

ハーモニーもストリングス・アレンジも決まっていて
程よく甘いオールディーズ・テイスト。
適度なライト感覚と少しトロピカルな感じが心地良いです。
休みの日にゆっくり聴きたいドリーミーな1枚。

***************

ところで、久しぶりに読んでみた
J.D. Salingerの小説『Franny and Zooey』。
『The Catcher in the Rye』のHoldenにも似た妹Frannyと
言動、容姿ともに魅力がある兄で俳優のZooey、
Deschanelの両親が娘にZooeyという名前を付けたのも
なんとなくわかるような気がしました。

「In the Sun」
「Ridin' in My Car」
『Volume Two』(ALL SONGS)

MySpace

オフィシャル・ページ


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EPDM - Shelter / Blue Moon

2010-03-24 00:13:30 | ナイス・カヴァー

2月14日から3月3日まで行われた
El Perro Del MarとTaken By Treesの米国ツアー。
その中からEl Perro Del Marが歌った
カヴァー2曲がYouTubeにありました。

2月17日のブルックリンでは
The XXの「Shelter」、
最終日の3月3日ロサンゼルスでは
Big Star「Blue Moon」です。

「Shelter」
「Blue Moon」


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This Vision - Wherever I Run

2010-03-23 00:04:45 | ナイス・ヴィデオ

燈台守のお爺さん(?)の日常といった感じでしょうか。
シンプルながらアニメもよく出来ていて
音楽もなかなか良いです。
顔の表情や動きひとつひとつに味があって感動的です。

<!-- Wherever I Run -->


アーティストのThis Visionは
スウェーデン・スコーネのシンセ・ポップ・デュオ。
MySpaceで聴いてみましたが
他の曲はそれほど良いとは思いませんでした。
でもこの「Wherever I Run」は別です。

This VisionのMySpace


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