いま一番欲しいCDがこれです。実は1年ほど前にHMVのオンライン・ショップで検索してみたら引っかかったので、他のCDとまとめて注文しようと1、2週間放っておいたらなくなっていました。Amazonにはあるのですが¥32,299では・・・
(http://www.amazon.co.jp/Distant-Shores-Robbie-Patton/dp/B00004S3KW/)
LPはヤフー・オークションでよく見かけますが、CDは全く出てきません。海外のネット・オークションでは出品されているようですが、LPの30-50倍が相場のようです。
Robbie Pattonは英国出身(米国西海岸かと思っていました)のシンガー・ソングライターで、いわゆるAOR系です。このアルバムからのシングル「Don't Give It Up」が81年8月から9月にかけて全米26位まで上がる小ヒットになっています。アルバム『Distant Shores』はそのヒットを受けて「黄昏のビーチ・サイド」の邦題で日本でも発売されました。Fleetwood Macの79年のツアーに同行し、その関係からChristine McVieらとの共同プロデュースとなったアルバムです。ギターにはLindsey Buckinghamも参加しています。これだけ材料が揃えばもう少し話題になってもよかったような気がしますが、日本では人気が出ませんでした。
AORとはいっても雰囲気だけの軟弱なタイプではなく、「Don't Give It Up」のようなポップでキャッチーな曲からロック調の曲、ソウルフルな曲、美しいスロー・バラードまで実に多彩で、独特のハスキーなヴォーカルでしっかりとした歌を聴かせてくれます。全体的にはソウルフルな面がやや目立ちます。
ところでこのアルバム、ずっとファースト・アルバムだと思っていたのですが、検索してみたら79年にJeff Porcaro、Bob Welch、Steve Lukather、Brian Russellらが参加して『Do You Wanna Tonight』という知る人ぞ知る作品を発表しているようです。そして82年には『Orders From Headquarters』(魔女のささやき)を発表し、Stevie Nicksとのデュエット曲「Smiling Islands」が52位まで上がっています。
ソングライターとしてもそこそこ活躍したようで、82年に7週連続4位という連続4位のタイ記録を持つFleetwood Macの「Hold Me」がChristine McVieとの共作です(同時期にJohn Cougar「Hurts So Good」、Steve Miller Band「Abracadabra」、Survivor「Eye Of The Tiger」、Chicago「Hard To Say I'm Sorry」 の超強力作がありトップ3入りを阻まれた)。他にはファースト・アルバムにも参加したBrian Russell(「Piano In The Dark」で有名なBrenda Russellの旦那)との共作などで、チャーリーズ・エンジェルやVSOPでお馴染みのCheryl Ladd(彼女唯一の全米ヒット「Think It Over」はBrenda Russellの曲)に2曲提供しています。
Fleetwood Macがらみで参加したBob Welchのライヴ・アルバム『Bob Welch And Friends Live From The Roxy』に「Don't Give It Up」が収録されていて、これが現在流通しているRobbie Pattonの歌が聴ける唯一のCDのようです。
Smiling Islands ↓
足のマークがある2曲のうち上の方
足の部分をクリックすると聴けます。
Stevie Nicksの声だけのようですが・・・
http://www.fmlegacy.com/SNguests.html
Fleetwood Mac「Hold Me」のPV ↓
http://www.youtube.com/watch?v=i7Zm1yb7HBA
(http://www.amazon.co.jp/Distant-Shores-Robbie-Patton/dp/B00004S3KW/)
LPはヤフー・オークションでよく見かけますが、CDは全く出てきません。海外のネット・オークションでは出品されているようですが、LPの30-50倍が相場のようです。
Robbie Pattonは英国出身(米国西海岸かと思っていました)のシンガー・ソングライターで、いわゆるAOR系です。このアルバムからのシングル「Don't Give It Up」が81年8月から9月にかけて全米26位まで上がる小ヒットになっています。アルバム『Distant Shores』はそのヒットを受けて「黄昏のビーチ・サイド」の邦題で日本でも発売されました。Fleetwood Macの79年のツアーに同行し、その関係からChristine McVieらとの共同プロデュースとなったアルバムです。ギターにはLindsey Buckinghamも参加しています。これだけ材料が揃えばもう少し話題になってもよかったような気がしますが、日本では人気が出ませんでした。
AORとはいっても雰囲気だけの軟弱なタイプではなく、「Don't Give It Up」のようなポップでキャッチーな曲からロック調の曲、ソウルフルな曲、美しいスロー・バラードまで実に多彩で、独特のハスキーなヴォーカルでしっかりとした歌を聴かせてくれます。全体的にはソウルフルな面がやや目立ちます。
ところでこのアルバム、ずっとファースト・アルバムだと思っていたのですが、検索してみたら79年にJeff Porcaro、Bob Welch、Steve Lukather、Brian Russellらが参加して『Do You Wanna Tonight』という知る人ぞ知る作品を発表しているようです。そして82年には『Orders From Headquarters』(魔女のささやき)を発表し、Stevie Nicksとのデュエット曲「Smiling Islands」が52位まで上がっています。
ソングライターとしてもそこそこ活躍したようで、82年に7週連続4位という連続4位のタイ記録を持つFleetwood Macの「Hold Me」がChristine McVieとの共作です(同時期にJohn Cougar「Hurts So Good」、Steve Miller Band「Abracadabra」、Survivor「Eye Of The Tiger」、Chicago「Hard To Say I'm Sorry」 の超強力作がありトップ3入りを阻まれた)。他にはファースト・アルバムにも参加したBrian Russell(「Piano In The Dark」で有名なBrenda Russellの旦那)との共作などで、チャーリーズ・エンジェルやVSOPでお馴染みのCheryl Ladd(彼女唯一の全米ヒット「Think It Over」はBrenda Russellの曲)に2曲提供しています。
Fleetwood Macがらみで参加したBob Welchのライヴ・アルバム『Bob Welch And Friends Live From The Roxy』に「Don't Give It Up」が収録されていて、これが現在流通しているRobbie Pattonの歌が聴ける唯一のCDのようです。
Smiling Islands ↓
足のマークがある2曲のうち上の方
足の部分をクリックすると聴けます。
Stevie Nicksの声だけのようですが・・・
http://www.fmlegacy.com/SNguests.html
Fleetwood Mac「Hold Me」のPV ↓
http://www.youtube.com/watch?v=i7Zm1yb7HBA