今年もJens Lekmanから夏向きミックステープの暑中見舞いです。
タイトルは「A Summer In 3/4 Time」。
昨年はNicolette Larson「Lotta Love」が入っていたので
今年も知っている曲があるといいなと思って聴いてみましたが
出だしからありました。
Au Revoir Simone「Shadows」のJens Lekmanリミックス。
Au Revoir Simoneの昨年のアルバム『Still Night, Still Light』を
曲順もそのままに収録し今月Moshi Moshiから発売された
『Night Light (The Remixes)』から。
このリミックスもドリーミーなワルツに仕上がっていますが
他もスクリーン・ミュージックやソウルフルなものなど
夏にぴったりのドリーミーなミックステープになっています。
11分あたりの男性ヴォーカルの曲、
どこかで聞いたような声のこの曲がすごく良いのですが
誰のなんという曲かわかりません。
DLページ → ♯
このブログに訪れてくる検索キーワードで
この4、5日の間とくに目立つのが
「granada」「amazing it seems」「www.friends.a.se」「anna jarvinen」。
このCMとBGM絡みのものです。
加えて引退報道で騒いでしまった関係で
Annika Norlin絡みで見に来てくれた方も多いようです。
その2つで思い出した曲が
もう2年以上も前に書いた「För varje hjärtslag」。
AnnaとAnnikaのデュエットです。
RobynのスウェーデンNo.1ヒット曲の
アコースティックなスウェーデン語カヴァー。
前にも書きましたが
今聴いても同じ曲には全く思えません。
Anna Järvinen & Annika Norlin - För varje hjärtslag → ♪
Robyn - With Every Heartbeat → ♪
Tracey Thornのソロ3作目『Love and Its Opposite』。
結局、前作『Out of the Woods』はまだ聴いていないので
そことの比較はできないわけですが
結構の回数聴いた割には少し言葉にしづらい作品です。
オープニング・ナンバーの「Oh, The Divorces」は
フリーDLになっていた曲で
子供の頃に近所の家から聞こえてきたような
どこか懐かしいピアノが印象的。
彼女のヴォーカルも良い意味で変わっていません。
シンプルながら後半のストリングスで盛り上がっていく
3拍子のなかなか良い曲。
続く「Long White Dress」は
Everything But The Girlの87年の4作目
『Idlewild』に収録された「Shadow On A Harvest Moon」を
もう少し大人にしたようなじっくりと歌った曲で
個人的にはベスト・トラックはこれです。
3曲目の「Hormones」は一転してアップテンポな曲。
最初の3曲を聴いたところでかなり期待感が高まりましたが
これ以後は暗めのトーンの曲が多め。
とくに期待していたJens Lekmanとのデュエット曲
「Come on Home to Me」は本当に暗い。
好みの問題ですが、最初の3曲がすごく良いので
後の展開が個人的にはやや残念。
とはいえ、Traceyの大人のヴォーカルが
十分に堪能できる作品ではあります。
「Oh, The Divorces」→ ♪
「Long White Dress」→ ♪
「Hormones」→ ♪
MySpace → ♯
Annika Norlin引退報道について
Hello Saferideのオフィシャル・ページに
コメントが寄せられ
はっきりと否定しています。
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I’M NOT GOING ANYWHERE.
July 27th, 2010
There’s some weird rumours going around
that I’m retiring from music.
Thank you for your kind, worried letters.
But uh-oh, it ain’t true.
I’m doing some other stuff as well though,
just like I’ve been doing all along.
I’m currently in Spain and writing some songs while I’m at it.
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まずはひと安心、
お騒がせしました。
《Annika Norlin、音楽業界から引退？》
Annika NorlinがSäkert!とHello Saferideのアルバムを
同時に制作中らしいです。
そしてIt's a Trap!にこんな記事が！
Säkert!のラスト・アルバム『Facit』は9月15日
Hello Saferideのアルバムは来年春だそうです。
引退なんてまさか！！
《Britta Perssonニュー・ヴィデオ》
Britta Perssonの新曲「Meet a bear」の
ヴィデオがYouTubeに。
この人、髪の毛を切ったらとてもキュートになりました。
曲も2ndアルバムのものよりも好みです。
3rdアルバム『Current affair medium rare』は
9月8日に発売予定です。
「Meet a bear」→ ♪
《Robynニュー・ヴィデオ》
Robynの「Hang with me」ヴィデオも
YouTubeにアップされています。
Robynはこれまでアルバムを聴いたことはありませんが
今回の『Body Talk Pt 1』は良さそう。
購入しようかどうか本当に迷っています。
今年中にPt 2、Pt 3も発売される予定だそうです。
「Hang with me」→ ♪
《Cocoanut Groove新曲》
Cocoanut Grooveが「Lone Summer Walk」という新曲を
ストリーミング/フリーDLです。
今回の曲はなんだか
昭和歌謡＋非情のライセンス（？）のようで微妙。
4月の「Huckleberry」「A Saturday in April」の方が良かったです。
「Lone Summer Walk」→ ♪
2、3ヵ月前に海外の某MP3ブログで
いろんなマイナー・アーティストの曲をダウンロードしたのですが
3日ほど前にiPodのシャッフルで偶然出てきたのが
その時の1曲、Maria Dueの「Come To Me」。
美しいピアノとストリングスをバックに歌われる
少し哀愁を帯びたとても落ち着いた雰囲気の曲です。
気になったのでiPodの中を調べてみたら
同じ時にもう1曲「Last Song」もダウンロードしていたようで
聴いてみたらこちらはまた少し違う感じの
軽やかな素敵な曲でした。
Maria Dueはノルウェーのシンガー・ソングライターで
今年2月にTrust Me Recordsから
デビュー・アルバム『Kissing in Public』を発表しています。
60年代フレンチと70年代フォークから影響を受けながら
曲によってはエレクトロニカ色もあったりと
なかなか多彩な感じです。
YouTubeで探してみたら
アルバム収録曲すべてが見つかりました。
全曲なかなか良いです。
ジャケットもとても爽やかな感じです。
《収録曲》
01 Come To Me → ♪
02 Better Soon → ♪
03 Hagerty Square → ♪
04 Kissing In Public → ♪
05 This Poor Boy → ♪
06 Don't You Say → ♪
07 Where The River Is Slow → ♪
08 Trembling → ♪
09 Cape Town → ♪
10 Sometime After → ♪
11 Last Song → ♪
MySpace → ♯
レーベル・ページ → ♭
いつもカラフルな衣装を身にまとっている
可愛いLinn T JonassonとJulia Adamsの
スウェディッシュ女性デュオ
Little Marblesの『Vi accepterar mitt kaos』以来2年ぶりとなる
2ndアルバム『Vi slutar när vi är klara』。
前作はフォーキーなワールド・ミュージック風でしたが
今作ではバンド・スタイルになっていて
アルバム前半はビートの効いたダンサブルな曲が目立ちます。
同じレーベル★nationalのMiss Liに似た感じの
曲もあったりとかなり弾けています。
後半には前作のようにアコースティックな
軽いタッチの爽やかな曲もあり
結構ヴァラエティーに富んだ構成になりました。
6曲目「Vacker」と
7曲目の2ndシングル曲「En galning på stan」の
可憐な2曲がとくに気に入りました。
YouTubeにはタイミングよくstockholmboatsessions.seの映像が
MySpaceにはブログへのリンクがありました。
Miss Liにも似た曲と書きましたが
それもそのはず。
プロデューサーにはSonny Boy Gustafssonとともに
Miss LiことLinda Carlssonの名がありました。
「Lär mig」→ ♪
「Vacker」→ ♪
「En galning på stan」→ ♪
「Jag hoppar & trampar på ditt hjärta」（stockholmboatsessions.se）→ ♪
おまけ → ♪
2010年7月のMAP（Music Alliance Pact）は33ヵ国の33曲。
主なところでは昨年も一度登場した
Delay Treesが先日紹介した曲「Cassette 2012」で参加。
以下、今月の個人的なベスト10です（気に入った順）。
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Dead Lover's Twisted Heart - Where I Am
ブラジルのバンド。今回一番のお気に入りのポップな曲。
Delay Trees - Cassette 2012
おなじみフィンランドの4ピース。滑らかで聴きやすい。
Sputniko! - Google Song
ロンドンで活動する日本人女性。Montyにも似たエレポップ。
Bird On The Wire - Strange Days
オランダの3人組。可憐な女性ヴォーカルのローファイ・ポップ。
The Kyoto Connection - H.E.A.T.
アルゼンチンのバンド。80年代風のチープなエレポップ。
Lilysay - Last Party
北京のトリップ・ホップ・バンド。何だかクセになりそう。
Mikael Delta - She's A Boy
中性的な声のギリシャの男性。哀愁があってなかなか良い。
Identitate - Alone
ルーマニアのアーティスト。ダークでクール、悲しくも美しい。
Alvin Zealot - Bricks Over Bricks
スイスの4人組ロック・バンド。クールな感じのギターが良い。
KooKooo Kitchen - Sweet Caress
ノルウェー。ラフなサウンド、キュートな女性ヴォーカル。
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2010年7月のMAP（フリーDL） → ♯
