MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Virginia AstleyのBandcamp

2021-04-18 20:19:59 | 雑記・メモ

Virginia Astleyが娘のFlorenceと
2006年と2007年にそれぞれアルバムを発表していたのですが
CDを入手できず、音源を聴くこともできないでいました。
ところが、昨年にBandcampを開設していて
その2作品のデジタルデータが入手できるようになっています。
全曲、試聴もできます。

06年作品は〝The Words Between Our Words〟。
Virginia Astley: Words、Florence Astley: Harpとなっています。
そして07年に発表した作品は〝Maiden Newton Ecliptic〟。
Virginia Astley: Flute and spoken word、Florence Astley: Harp、
Engineer: Hywel Wigleyのクレジットです。
こちらはミックスとレコーディングをし直したようで
20年3月、カーディフのスタジオとなっています。

驚いたことにVirginiaは歌っているのではなく、詩の朗読です。

前者は、ほとんどが18-20世紀のハーピストの曲で
1曲だけがFlorenceの作品です。
後者は西ドーセットのメイデン・ニュートンという村の
24時間の田園風景を描いたもののようです。
鳥の鳴き声も聞こえ
初期の作品〝From Gardens Where We Feel Secure〟の趣があります。

娘とコラボのライヴパフォーマンスを行う中
Virginiaは90年代からThomas Hardy(「テス」で有名な作家・詩人)の
作品をもとにした文筆活動も
並行して精力的に行っているようです。

Bandcampでは、85年のライヴ作品も配信されています。

96年のアルバム〝Had I The Heavens〟から
幼いFlorenceの歌声が聴ける曲です。
I Know A Tune We Could Sing


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有隣堂で3冊購入

2021-04-11 16:09:06 | 雑記・メモ

きのうに続いて、おととい金曜日、昼間の横浜の話。

久しぶりに有隣堂で本を購入しました。
20代、30代の頃は人並み以上に読書をしていましたが
最近はたまに読む程度です。
それでも周期的に読書ブームが訪れ
きのうはその兆候なのか
有隣堂に立ち寄って物色してみたくなりました。

40分くらい、あれこれ本を見て回って
選んだのが写真の3冊です。

・ひろゆき「無敵の思考」(大和書房)
・柳家小三治「落語家論」(ちくま文庫)
・シャーロット・ブロンテ「ヴィレット(上)」(白水社)

ひろゆきは、人によって好き嫌いが分かれそうですが
いろいろな分野をよく勉強していて
新しい感覚で他の人が言わないことをズバッと言うので
私は割と好きです。
彼が書いた本はこれまでに1冊だけ読みましたが
なかなか合理的な考え方をしていて、参考になる部分が多いです。
今回は文庫化されたものを購入。

柳家小三治は、言わずと知れた落語界の重鎮。
決して派手な落語をする人ではないですが
地味ながら心に残る、完璧に近いきっちりとした芸が持ち味で
ぼそっと喋っているようで確実に笑いが取れます。
現役(存命者)では唯一の人間国宝。
過去に講談社文庫から出された「ま・く・ら」を読んだので
これが2冊目です。

そして、シャーロット・ブロンテ。
イギリス・ヴィクトリア時代を代表するブロンテ3姉妹の長姉です。
代表作は幾度となく映画化もされた小説「ジェーン・エア」。
晩年の自伝的な「ヴィレット」の新書版が19年に出版されていました。
3姉妹の2番目エミリーは小説「嵐が丘」が有名ですが
16年には末妹アンの小説「アグネス・グレイ」が文庫化されるなど
生誕200年ということでなのか
このところ姉妹の作品が続いて出版されるのは嬉しい限りです。

シャーロット・ブロンテ生誕200年の2016年には
姉妹が生まれ育ったハワースの程近く
シェフィールド出身のアーティストNat Johnsonが
3人をテーマにしたCD「The Liberty System」を発表しています。

Nat Johnson - Charlotte, the Levitator


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パンキッシュ

2021-04-10 16:53:19 | 雑記・メモ

きのう、有給休暇を取得して横浜に買い物に行きました。
横浜とは、横浜駅のことです。
ほとんどのハマっ子は、横浜に住んでいながら
横浜駅のことは横浜と言います。

亡母に「ちょっと横浜に行ってくるね」と言うと
「ここも横浜じゃん」とよく突っ込まれました。
かく言う亡母は江戸っ子でしたが
しっかりとハマの言葉が身についていました。

平日の昼間の横浜は久しぶりで
普段はなかなか行けない店にも寄ることができました。
横浜ベイシェラトンホテル内にある
ペストリーショップ「ドーレ」もそのひとつ。

ドーレといえば横浜のパンの名店で
西口のドーレ、東口のジャン・フランソワが個人的に2強です。
ケーキも売っている小ぢんまりとした店ながら
品質、接客ともかなりのレベルです。さすがベイシェラトン。
しかも意外とお手頃価格なのが嬉しいです。
イチオシはバニラビーンズをふんだんに使ったクリームパン。

きのうは目当てだった、あらびきフランスがなかったので
買わずに帰ってきたのですが
店内で目を疑うような名前のパンを発見。
「パンキッシュ」。頭の中に音楽が鳴り響いてきました。

商品説明を見ると
「土台にタルトではなくパン屋らしく
バターロールを使いました。グリエールチーズたっぷり
の食べきりサイズのキッシュです。」

ドーレにしてはずいぶん攻めたネーミングだと思いましたが
ネットで検索してみると
レシピ・作り方のページがたくさん出てきました。
知らなかった。

<店内で脳内に鳴り響いた曲>
Talulah Gosh - In Love For The Very First Time
Girlfrendo - Delicatessen
Strawberry Story - Gone Like Summer


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