Steso Songsがニュー・プロジェクト

今年2月に1stアルバム『Now It's Dark』を発表した
Steso SongsことKarolina Stenströmが
ギタリストHenrik Svensson（Moneybrother、Doktor Kosmos）と
ニュー・プロジェクトPsykakutenの活動を始めていました。

Karolina自身のレーベルLyckanから
5月5日にデビュー・シングル「if i could love i would」を
続いて6月23日にはセルフ・タイトル・アルバムを
発売する予定のようです。
詳しい情報は得られませんが
とりあえずMySpaceで7曲聴けます。

Steso Songsの雰囲気を持った曲もありますが
ノイジーなギターをフィーチャーしたものが目立ちます。
なかにはエレポップやエレクトロニカ風のものも。

「brains」という曲は出だしが
Hello Saferideの「Overall」に少し似ていました。
「kill me」「the day my best friend died」など
曲名は相変わらずネガティヴです。

驚いたことにダウンロードの方は
Klicktrack Musicで既に2月24日に発売になっていました。

MySpace → ♯

3つのキーワード

この1週間くらいの
このブログに入ってきた検索キーワードのうち
お答えできるものをいくつか。

lucky soul 売ってない
アルバム『A Coming Of Age』は
日本の大手ショップにはまだ入荷されていないようです。
ジャケ違いでボートラ付きのElefantヴァージョンは
Apple Crumble Recordにあるようです。
（売り切れになっていたらご免なさい）
どうしてもRuffa Lane盤という方は
amazon UKなど英国の通販が良いと思います。
海外ページでクレジットカードを利用するのに抵抗がある人は
フリーDLでもうしばらく我慢してください。


radio dept free
Labradorのこのページで「Heaven's on fire」「David」
「Freddie and the trojan horse」など
5曲がフリーDLできます。  
ニュー・シングルの「Never follow suit」はこちらで。


Steso Songs
多分、1stアルバムのことで
このブログにたどり着いたのだと思いますが
その後の結構すごいニュースが見つかったので
12時間後くらいに書いてみようと思います。
乞うご期待！！

Sofia Talvikからのミッション

以前Sofia Talvikの曲をフリー・ダウンロードした時に
自動的にStreet Teamのメンバーになっていたようです。

そして先日、メールでミッションが届きました。
「あなたもワニを散歩させろ」とかいうことではなく
5月12日発売のニュー・アルバム
『Florida』のTuneWidgetを
ブログやサイトなどに貼り付けよというものでした。

やってみましたが
このブログには貼り付けられないようなので
リンクを貼ることにします。

「As We Catch On Fire」と「Florida」の
2曲が聴けますが
このうち「As We Catch On Fire」の方は
メール・アドレスと引き換えに
フリー・ダウンロードできるようです。

聴いてみたら結構良い曲なので
価値はありそうです。
興味のある方はぜひ試してみてください。

「As We Catch On Fire」「Florida」→ ♯

Complicated Universal Cum - I Can Hardly Wait

Complicated Universal Cumの「I Can Hardly Wait」という曲。
つい見入ってしまう凄いヴィデオです。
調べてみたらデンマーク・コペンハーゲンの
Frederik Valentinという男性の一人ユニットのようです。

MySpace → ♯

Lisa o Piu - Behind the Bend

シンガー・ソングライターLisa Isaksson率いる
Lisa o Piuの2nd『Behind the Bend』。
昨年の1st『When This Was the Future』から
わずか1年足らずでのリリースです。

相変わらずのフォーキーで幽玄な世界を
表現するサウンドとヴォーカル。
今回はシタールを使っていて
前作よりもサウンド面で刺激が加わっています。
森の精のような清らかなLisaのヴォーカルは健在。
本当にこの人は「森」が似合います。

Dungen周辺のアーティストですが
なんとなく立ち位置が
現代版Virginia Astleyという感じがします。

ジャケットのイラストは
Lisa自身の手によるものだそうです。

「Was it the Moon」→ ♪
「The Party」（1st収録）→ ♪
MySpace → ♯

Monty - 2010

Montt MardiéことDavid Pagmarの
Monty名義でのデビュー・アルバム『2010』。 
ただ単に英語からスウェーデン語への
言語の変化だけではなく
1曲目の「Skrik Mitt Namn」のイントロから驚かされます。

今回、かなり大胆にエレクトロを取り入れているのです。
その使い方がかなり効果的なので
定評のあるソングライティングを際立たせています。
曲の輪郭はエレクトロでよりクリアになり
装飾過多な感じも全くありません。
メリハリのついた素敵なサウンドに仕上がっています。

10曲すべてが麗しくて素晴らしい！！
Montt Mardiéの3rd『Skaizerkite』も良かったですが
今回の作品はそれを大きく上回る出来。

例のねちっこいヴォーカルはもちろん健在。

英語→スウェーデン語、エレクトロ導入、
ねちっこいヴォーカルから
Lasse Lindhを思い出してしまいました。

「En till himmel」（feat. Lorentz）→ ♪
「Världen är din」（demo）→ ♪
「Seglaren」（akustisk version）→ ♪
全曲試聴 → ♭
MySpace → ♯

The Radio Dept. - Clinging to a Scheme

当初は07年秋の発表予定だった
The Radio Departmentの3作目『Clinging to a Scheme』。
08年2月には完成したと伝えられましたが
その後、延期に延期を重ね
約2年も待たされることとなりました。

前作『Pet Grief』のアンビエント路線は
個人的にはあまり良いとは思いませんでした。
新作ではそこを通過していながらさらに音楽性を広げたというか
ヴォーカルや全体を包む雰囲気はThe Radio Dept.なのに
リズムやサウンドで果敢に新たな挑戦をしていて
全く違うものに仕上がっています。

08年の「Freddie and the Trojan Horse」、09年の「David」、
そしてアルバム発売直近の「Heaven's On Fire」と
その兆候は確かにありましたが
それでもここまでポップでありながら
クオリティーの高い新しいものになっているとは。
もはやシューゲイザーと呼べるのかどうかもわかりません。

一番驚いたのが1曲目の「Domestic Scene」。
Ronderlinの曲だといわれたら騙されるかもしれないほど
アコースティックなアプローチです。
続く「Heaven's On Fire」はやはりカッコいい。
この最初の2曲の流れが完璧です。
ニュー・シングル「Never Follow Suit」も良いです。

正直言うとこれまでは「Pulling Our Weight」など
何曲か好きな曲がある程度のバンドでしたが
今回は本当にガツンとやられました。

「Domestic Scene / Heaven's On Fire」→ ♪
「David」→ ♪
「Freddie and the Trojan Horse」→ ♪
「Never Follow Suit」→ ♪
MySpace → ♯

Joanna Newsom - Have One On Me

ハープ弾き語りの
28歳の次世代シンガー・ソングライター
Joanna Newsomの3rdアルバム『Have One On Me』。
3枚組で2時間という大作。2,159円で購入。

過去の曲は何曲か聴いていましたが
実はアルバム通して聴くのはこれが初めて。
ピアノ、フルート、トロンボーン、オーボエ、ヴァイオリン、
トランペットなど、曲によって結構多彩な楽器を使っています。
もっと個性が強いという印象を持っていましたが
今作は思ったより自然な感じ。
Kate Bushを抑え目にしたような美しいヴォーカルが良いです。

2時間でも収録は18曲、長尺ものが結構ありますが
どの曲もよく練られていてヴァラエティーに富んでいるので
聴く者を決してだれさせません。
最短1分48秒の「On A Good Day」という曲が
可愛らしくて特に良かったです。
懐が深くて聴き応えありすぎ、完成度高いです。
Joni Mitchellも引き合いに出されている通り
数年後にはビッグ・ネームになっていることを予感させます。

Pitchforkのアルバム・レヴューでは
「9.2」という今年に入ってここまでの最高点を出していますが
前作『Ys』はそれよりもさらに高い「9.4」でした。

「On A Good Day」→ ♪
「Jackrabbits」→ ♪
「Have One On Me」→ ♪

Stockholm Boat Sessions

ヨーテボリのThe Tram Sessionsに対抗してなのか
Stockholm Boat Sessionsというのが始まっていました。

Dreamboyのフロントマン
Ludwig Bellのソロ・デビュー曲「Jag är en idiot」と
今月末に1stアルバムが出る個人的に注目の
Palpitation「What If」の映像がありました。

Ludwig BellはPVも出来ています。

The Tram Sessionsの最近の映像からは
Bobastian、Japonica、Skatanの3つをどうぞ。

Lucky Soulが届かない・・・でも良かった

1stアルバム『The Great Unwanted』の時は
他の人が「入荷延期になった」「届かない」と騒いでいる中で
我が家へは比較的スムーズに届けられましたが
今回はダメでした。

2ndアルバム『A Coming of Age』は
予約した当初は19日の発売予定となっていましたが
22日にamazonからメールが来て
例のアイスランド火山の件で遅れるということかと思ったら
「配送予定日2010-05-20 - 2010-07-01」の知らせ。
毎度お騒がせのLucky Soul（というよりはRuffa Lane Records？）。

ところがネットを徘徊していたら
Ruffa Laneのページでフリー・ダウンロードの凄い情報。
迷わず落として聴いてみました。
今回の作品も前作に劣らずかなり良いです。

当分はこれで我慢するとしてもやはりCDが欲しいので
英国のamazonのページに行ってみると
「在庫あり」で£7.47のお手頃価格。
これに送料を加えても
日本のamazonの1,890円よりはだいぶ安そうなので注文、
するとなぜかCD代は£6.36に下がっていて
送料も£3.58で済みました。
トータル£9.94は1,480円だそうです。
ということで結果オーライのLucky Soulの2nd。

きょうはそれとは別にスウェーデンからの荷物も。
Monty、Lisa o Piuほかが届きました。
きのうはKning DiskでThe Göteborg String Theoryを注文、
（こちらはEl Perro Del Marが2曲で参加）
あすはJoanna Newsomの新作が来る予定、
来週末頃にはNatalie Merchantもそろそろ到着と
かなりの新作ラッシュになっています。

DLページ → ♪