MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Action Bikerが再びマイ・ブーム

2010-08-08 23:58:51 | トピックス

ドイツのニュー・レーベルDestination Popから
7インチ「Hesperian Puisto / Tears With You Tears Without」を出した
Sarah Nyberg PergamentのプロジェクトAction Biker
私は完全CD派なので購入していませんが
このところ彼女の作品が再びマイ・ブームになっています。

私の場合はAction Bikerよりも
The Dreamersの『Day for Night』の方を先に聴いてしまったので
その後に出たAction Bikerの1stアルバム
Hesperian Puisto』もなかなか良い作品だったとは思いながらも
The Dreamersの作品には敵わなかったというのが本音です。
しかし改めてAction Bikerの初期の曲を聴いてみると
アルバムとは比べ物にならないくらい瑞々しい。

だいぶ前にフリー・ダウンロードしていた
02年のファースト・リリースEP(cdr)に収録された2曲
Farrah」と「Teve Star」の素敵なこと。
とくに「Farrah」は多くの人が書いている通り
Action Biker名義での最高傑作です。
ここまでピュアで瑞々しい音楽は初期の頃でしか
作りえないものだと思います。

そして03年の5曲入り7インチ『Elephant & Castle』収録の
「La Conjugaison Pour Tous」もかなりの純度。
同じく03年の3曲入りのタイトル曲
「Sandy Edwards」もエレクトロ度は高くなっていますが
少しParisのような雰囲気もあって聴きやすいです。

The Dreamers「Petit nuage」と
Dianas tempel「It'll Be Different This Time」も強烈でしたが
Action Biker「Farrah」も確実にこの2曲に匹敵します。
Sarah Nyberg Pergamentの名曲ベスト3です。

「Farrah」はMySpaceでフルに聴けます。

《アルバム以前》
La Conjugaison Pour Tous
Sandy Edwards
Eating Noddemix & French Grammatics

《アルバム収録》
ICA Lappis  
By Myself & Love for Sure & A Fight
Frosty Snowy Winter & Tavaststjärnegatan
I Look Out For You  
Hesperian Puisto  

《他プロジェクト》
The Dreamers - Petit nuage
Dianas tempel - It'll Be Different This Time 

Action BikerのMySpace


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スウェーデン・ミニ情報

2010-08-06 23:46:56 | トピックス


《Hellsongsニュー・ヴィデオ》

ラウンジ・メタルHellsongs
ニュー・ヴィデオは「Heaven Can Wait」。
今度はIron Maidenのカヴァー。
ヴォーカルの女性が代わりましたが
雰囲気は大きく変わりません。
今秋にはドイツのTapete Recordsから
ニュー・アルバムが発売になる予定です。
Hellsongs - Heaven Can Wait
Iron Maiden - Heaven Can Wait



《Ludwig Bellソロ・アルバムは25日》

Dreamboyのヴォーカリスト
Ludwig Bellのソロ・デビュー・アルバム
『Jag har försökt att förklara』は
Razzia Recordsから8月25日発売に決まったようです。
「Kärlek slutar alltid med bråk」という曲が
MySpaceに追加されていました。
MySpace



《Dianas Tempelの男性》

前に「It'll Be Different This Time」の
Dianas Tempelのメンバーは
Action Biker(Sarah Nyberg Pergament)と
Mathias Nilsson(Sarto)だと書きましたが
そのMathias NilssonはTwigのメンバーでもありました。
唐突ですが急にわかったので。



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First Aid Kit - The Big Black & The Blue

2010-08-05 23:31:26 | レヴュー

JohannaとKlara(現時点で19歳と17歳)の
Söderberg姉妹によるスウェディッシュ・デュオのFirst Aid Kitが
08年のEP『Drunken Trees』に続いて
今年1月に英国Wichita Recordingsから発表したのが
1stアルバム『The Big Black & The Blue』。
2月には『Drunken Trees』収録の8曲をボートラで付けた
日本盤も発売になっています。

EP発表後にYouTubeに投稿された
森の中でのFleet Foxes「Tiger Mountain Peasant Song」の
カヴァー映像と歌声が世界中の話題になり
昨年はGlastonbury Festival、今年はSXSWに出演しています。

肝心のアルバムの方は
やや一本調子だった印象の否めないEPに比べると
すべての面で格段の進歩を遂げています。

妹Klaraの圧倒的なヴォーカルはもちろんここでも健在、
曲もかなりヴァラエティに富んでいて
サウンドはクリアでとても滑らかに仕上がっています。
姉妹ならではのハーモニーも息がぴったり、
なんだか余裕すら感じさせます。

「青春は人生の王者だ」と言った人がいましたが
1stシングル「Hard Believer」のヴィデオで見せる
姉Johannaのきっと前を見据えた瞳は
この2人の輝かしい未来を予感させるかのようです。

「Hard Believer」
「I Met Up With The King」
MySpace


コメント (2)
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スウェーデン・ミニ情報

2010-08-04 23:58:51 | トピックス


《Säkert!新曲》

Säkert!の9月発売予定の2ndアルバム『Facit』から
先行シングルとなる「Fredrik」が
Razzia RecordsのMySpaceにアップされました。
ドラミングとスパニッシュ風のギターで始まる
イントロ部分から凄く雰囲気の良い曲。
もちろんAnnikaのヴォーカルも。

1stアルバムを聴いた時にも感じましたが
Hello SaferideよりもSäkert!名義の曲の方が
レベルが高いような気がします。

MySpace
オフィシャル・ブログ


《Britta Perssonも2曲》

そしてそのRazzia Recordsに移籍のBritta Persson。
9月8日に発売になる3rdアルバム
『Current affair medium rare』収録2曲の
映像と音源が見つかりました。

前にも紹介したシングルの「Meet a Bear」は
歌詞の中にJapanとかTokyoとか
出てくるような気がしますが
気のせいでしょうか。
(写真は08年のものです)

Bug Fuss(Big Fuss?)
Some Girls Some Boys
Meet a Bear


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Skatan、あす1stアルバム発売

2010-08-03 23:42:50 | トピックス

昨年7月にスウェーデン・北欧系インディーズ音楽のブログ
SwedespleaseAbsolut NoiseIt's a Trap!で相次いで紹介された
ヨーテボリのレッドヘッド女性
Simone Andersson Wingforsによるソロ・ユニットSkatan
いよいよあす4日にCreature Soundsから待望のデビュー・アルバム
『We Are All Children With Different Titles』が発売になります。

今回もSwedesplease、Absolut Noiseがいち早く注目
それぞれのページに「Territory」、「Nobody」のmp3がアップされています。
ピアノをメーンにギターの曲もあるクラシカルでミステリアス
自由奔放で個性的な音楽とヴォーカルを聴かせてくれるSkatan。
今回のアルバムはスウェーデン語2曲と英語9曲の
11曲で構成されているようです。

MySpace
「Expanded Dreams」
「Inte så lätt」
「?」(曲名不明)


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Joan Jett and the Blackhearts - Crimson & Clover

2010-08-02 23:55:14 | ナイス・カヴァー

上半期ベスト・アルバムに選んだ
The Schoolの『Loveless Unbeliever』。
そのThe Schoolが08年に発売した
EP『Let It Slip』のジャケットに写っている
LPジャケットの中でも一番目立つのが
Joan Jett and the Blackhearts『I Love Rock 'n' Roll』(81年)。
そのアルバムから全米No.1ヒットになったタイトル曲に続いて
シングル・ヒットしたのが「Crimson & Clover」。

I Love Rock 'n' Roll」もカヴァー・ヒットですが
「Crimson & Clover」は
Tommy James and the Shondellsの
69年のNo.1ヒット曲。
ヴォーカルの部分は少し似ているような気もしますが
サウンドの重さは全く別物。

ちなみにTommy Jamesをリアルタイムで知ったのは
70年代終わりの小ヒット
Three Times in Love」という
とても爽やかな曲です。
 
Joan Jett and the Blackhearts - Crimson & Clover
Tommy James and the Shondells - Crimson & Clover


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8tracksデビュー

2010-08-01 21:37:17 | その他

この間コメント欄で教えてもらった8tracks
ここを使ってミックスを作ってみました。
なぜか1曲目に入れてみたJens Lekmanの新曲
「The End of the World Is Bigger Than Love」は聴けませんが
その後の7曲は大丈夫でした。

さて、もうひとつ作ってみるか。

こちらで聴けます
(最初に作ったものはプライベート・モードに設定してしまったようで
その解除の仕方がわからないので別のミックスを作りました)


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スウェーデン・ミニ情報

2010-08-01 17:01:17 | トピックス

《Jens Lekman新曲》

実はJens Lekmanの新曲
「The End Of The World Is Bigger Than Love」を
ダウンロードするつもりで
間違って「A Summer In 3/4 Time」を落としていました。
改めて新曲をDLして聴いてみると
驚くほど優しく滑らかで素敵な曲でした。
要メール・アドレスですが必聴!
DLページ
「The End Of The World Is Bigger Than Love」


《Maia Hirasawaニュー・ヴィデオ》

今年初めに発売された
Maia Hirasawaのスウェーデン語で歌う4曲入りEP
Dröm bort mig igen』の
タイトル曲のヴィデオが出来上がっていました。
このEP、少し地味な感じもするのですが
2ndアルバムよりも好きです。
「Dröm bort mig igen」


《Annika Norlinの件》

例のAnnika Norlinの引退報道、
Razzia Recordsのページに書かれていますが
女性ミュージシャンをスーパーウーマンのように書き立てる
メディアを常々快く思っていなかったAnnikaが
Filter誌のインタヴューで音楽活動の辛い部分を語ったところ
Aftonbladet紙がその部分を誇張して記事にしてしまい
引退騒動となってしまったようです。
「Parenting Never Ends」


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