旅魂

生活と旅の痕跡を残す。

ネモフィラとチュリップが満開のひたち海浜公園

2010-05-05 17:11:07 | 日本の四季
5月4日午前8時、ネモフィラの花見に国立ひたち海浜公園へ出発。
高速料金1000円の効果(?)も重なり日頃すいている常磐自動車道もゴールデンウィークは車でいっぱい。
友部JCから関東自動車道への入り口は大洗海岸とひたち海浜公園へ向かう車で大渋滞となった。
思いは皆同じでひたち海浜公園のネモフィラが見頃とのニュースを見て一目見ようと殺到した様だ。
現地に到着しても次なる駐車場の問題が発生。広い臨時駐車場を設けられて十分な駐車スペースが見えるが、少しでも公園入口に近い駐車場を目指す人が多く、無駄な渋滞を発生させていた。
また西口公園入口に着くと入場券を買う長蛇の列が待ち受けていたが、ここはスムーズに流れて難なく入場できた。
園内に入ると右側にチューリップエリアの色鮮やかな赤や黄色の花が視野に入り、まずそこから見て廻る事にした。
松林の中に造られたチューリップガーデンは松の木が日陰を作った部分や日当りの部分が色々と交差し、より多くのチューリップの色合いを演出していた。
これまでに見た広大な土地一面に咲いたチューリップ畑の景色とは違い何とも言えないゆったりとした気分に浸された。
チューリップ園を後にしてネモフィラを求めて広々とした園内の遊歩道を歩く。
林に囲まれた遊歩道の前方出口の方向に半円形の淡いブルーの小高い丘が見えた。
ネモフィラである。秋にはコキアでいっぱいであった丘がネモフィラの花で埋め尽くされている。
下から見上げると頂上に見物の人の列が無いとネモフィラの花の色で丘が空に溶け込んでしまいそうな感じである。
ネモフィラを満喫した後、緑豊かな園内を1時間ほど散歩し、印象深かったチューリップ園を再度訪れた。

【ネモフィラ】
原産地は北アメリカで
ネモフィラとはギリシャ語で「森」=ネモスと「愛」=フィロスの二語からなり、原産地の北アメリカでは森林近辺に生育していることから名づけられたそうである。
英名は「ベビーブルーアイズ」、和名は「ルリカラクサ」と言うそうです。