旅魂

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2007年8月 会津駒ケ岳

2007-08-10 13:47:05 | 日本
2007年8月7日、会津駒ケ岳に登頂。
8月6日午後6時30分に自宅を出発し、途中食料の買出しや夕食をとりながら夜道をドライブ。
午後11時30分、予め調べておいた24時間トイレを使用できる駐車場南会津「道の駅たじま」に到着。
道の駅の駐車場には夜を明かす長距離トラックや同じ目的らしき車が約20台位いた。
翌朝5時に出発して滝沢登山口の取付点に6時に到着。すでに多くの車が駐車しており一段下の駐車場に車を止めて朝食をとり、出発準備を整える。
6時30分、登山届けを記載して出発。階段を上り比較的急な傾斜を登り続ける。
山道はブナの林で覆われて風が無く蒸し風呂の様に暑い。早々に大汗をかき水分の補給を余儀なくされた。時折林が切り開けた所にたどり着くと風が吹いているわけでもないが全身に涼しさを感じた。
出発から1時間30分位で水場に到着。岩から湧き出る水は氷で冷やした様に冷たく美味しかった。
さらに約1時間30分位上ると緑の草原の様な山肌が見えてきて、その頂上に駒の小屋が見える。
ちょっとしたスイスアルプスでみた光景に似ている。
午前9時30分大池に到着し、しばし休憩。池の周辺には小さなピンク色のハクサンコザクラの群生が見られた。10時に大池を出発して駒ケ岳山頂→中門岳を目指す。コバイソウの群生やチングルマ、ハクサンコザクラ等を見ながら木道を歩き続ける。残念ながら周囲は霧と雲で遠く望めるはずの山々が見えない。
視界が狭く駒ケ岳の雄大さを感じ取れなかったのが残念だった。
視界が悪いので中門岳の指標まで行って大池へ折り返す。大池に12時ころ到着し、昼食をとる。
ここからの下山であるが、水場までの下山は割と楽に進んだがそれからが大変だった。
下り道ではあるが行けども行けどもたどり着かない長い道のり。ブナ林の蒸し風呂の中で疲労が増すばかり。足は重くなり辛い下山であった。霧で視界が狭かったせいもあるが6月の中国九寨溝の印象がまだ強く、会津駒ケ岳の本当の良さを感じ取れなかった感じがする。









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