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中国のビル構造

2007-04-21 20:42:47 | 中国・生活・習慣

今日は中国で最近建設されているビルの話題を。
ただし、私は専門家ではないので素人の憶測であり、無責任な情報かも
知れません。
そもそも私がビルの構造に興味を持ったのは騒音の被害からです。
厦門に着任してから現在住んでいるアパートは2軒目ですが、その双方で
部屋にいるときに騒音の被害にあっています。
深夜寝ているときに寝室の隣の部屋で誰かが口論をしている様な気配で
目を覚まし、警戒して隣の部屋のドアを開けても誰もいない。
ではこんな夜中に一体どの部屋で騒いでいるのかと探索に部屋を出る。
上の階なのか下の階なのは騒音からは判断つかないので結局上下3階
~4階の廊下でどの部屋で騒いでいるかをチェックした事が数回ある。
ある時は4階上の階の部屋での口論、ある時は1階下の部屋で若者の
パーティ騒ぎ。
それもどの部屋か見つかれば良いが、玄関のドアを閉めている状態では
廊下からはなかなか見つけるのは至難の業。
廊下にいると下か上の階で騒いでいる様にも聞こえるからである。
そんなことから何故こんなに他の部屋の音がビル全体の様にいきわたるのか
を調べたくなった次第です。
そこでビル建設の現場に興味を持つようになりました。
まず気が付くのは建設ラッシュであちらこちらでビルを建てていますが、どれも
同じに見える事。
多分設計図面の大部分を共有しているのでしょう。
しかし、これは我が疑問の回答にならない。
そこで構造に入るが、どのビルも骨格と床は鉄筋コンクリートになっている
(写真1;これは大分完成近いので実体がよくわからないが)
が、外壁の一部や部屋のパーテーションは中国伝統のレンガ積みで行われています。
(写真2;まだモルタルが塗られていないレンガの部分が赤く見える)
レンガを積重ね壁を作り、その上にモルタルを塗りこむ方法です。
私はこのレンガの壁が音を反響させているのではないかと疑っていますが間違いでしょうか?
もし、専門家の方がこれを読んでレンガは消音効果があるよなどとの意見があれば是非教えていただきたい。
今も上の階で人が歩く足音がうるさく聞こえます。
ちなみに今私の住んでいるアパートは高級アパートに部類する方です。
レンガ積の壁、時々部屋で格闘になり壁にぶつかったらそのまま32階の壁を突き破り落ちるのではないかと背筋が寒くなる思いがします。

写真(1) 建設中のビル


写真(2) 赤く見える所がレンガ積をしている部分


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