キャサリン妃は移動中も休まない? ちらりと見えたバッグの中身とは
各国要人との対面や地域での環境活動など、日々公務を続けているウイリアム王子夫妻。近頃も英グラスゴーで開催されている第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)の関連イベントに出席するなど精力的に活動しているが、移動中も休息の時間とはいかないようだ。キャサリン妃がグラスゴーに到着した際、バッグの中身がちらりと見えた一枚のショットが話題を呼んでいる。
【写真】キャサリン妃のバッグの中がチラリ グラスゴーに到着した際に撮られた実際の写真
【写真】キャサリン妃のバッグの中がチラリ グラスゴーに到着した際に撮られた実際の写真
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「キャサリン妃は列車の中で仕事をしていたのかもしれない」
環境問題の解決に向けて尽力しているウイリアム王子夫妻にとって、今回ホスト国として迎えたCOP26は非常に重要な会議。移動には列車を利用するなど、環境に配慮した行動を取ることで問題に対する姿勢の強さを示している。 そんな中で撮られた一枚の写真。王子とグラスゴー中央駅に降り立ったキャサリン妃は、黒のスリムデニムに黒のタートルネック、カーキグリーンのジレ、「クロエ」のブーツ姿だった。その際に持っていた英ブランド「スマイソン」のトートバッグの口が少し空いていた点に英大衆紙「デイリー・ミラー」は着目した。 この写真は「ネットワーク・レール・スコットランド」の公式ツイッターで公開されたもの。同紙は「中には何が入っていたのか? フォルダがいくつか入っているようだった。薄いラップトップコンピューターのようなものも入っているように見える」とし「キャサリン妃は列車の中で仕事をしていたのかもしれない」と推察した。 同紙は王室伝記作家のマルシア・ムーディ氏による妃の伝記本「Kate: A Biography」の記述にも触れ、妃が持ち歩くお決まりのアイテムがあると伝えている。それは、コンパクトミラーとあぶらとり紙、ハンカチ、リップバーム(リップクリーム)の4つ。さらに、大きなバッグであれば、個人的な写真を撮るためにカメラを入れていることもあるという。
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メーガン妃 「公爵夫人」名乗り米議員に直電 政治的活動疑惑に“天敵”は英国で激怒
米議会に宛てた公開書簡で、働く親たちのために育児休暇などの法整備を訴えたメーガン妃。この書簡で子ども時代の貧困体験も明かしたことでも話題になったが、後日にその訴えは無事に実ったと報じられた。しかし、その過程では米上院議員2人に「公爵夫人」を名乗って直接電話をかけていたという。
【写真】メーガン妃 ブルーのシャツに豪華ジュエリーで登場 「公爵夫人」名乗り物議を醸した朗読動画のワンシーン
【写真】メーガン妃 ブルーのシャツに豪華ジュエリーで登場 「公爵夫人」名乗り物議を醸した朗読動画のワンシーン
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「私はメーガン、サセックス公爵夫人です」と名乗ったという
現地時間10月20日付で発表された公開書簡でメーガン妃は、米カリフォルニアで第2子リリベットちゃんを出産し「仕事と育児に挟まれて苦しんだ」という最近の体験や、「4ドル99セント(約570円)のサラダバーで育った」という子ども時代の貧困体験も綴っていた。 そして11月に入り、ビルドバック・ベター法案(ジョー・バイデン米大統領によるコロナ禍からの復興を目指すための法案)の一部に有給の家族および医療休暇条項を含めることが確実に。これを受けて米下院歳入委員会のハウス・ウェイズ・アンド・ミーンズ委員会委員長、リチャード・ニール氏が声明を発表し、妃の訴えは事実上実現したことになった。英メディアはこれを「勝利」などという表現で報じている。 しかし、実現に向けた妃の動きは公開書簡に止まらなかったようだ。米メディア「ポリティコ」が掲載した記事によると、妃は何と2人の米上院議員に直接電話をかけていたという。その2人はメイン州選出のスーザン・コリンズ議員とウェスト・バージニア州選出のシェリー・ムーア・カピト議員。かかってきたのは両名の個人電話だったそうだ。 車の運転中に電話がかかってきたと明かしたムーア・カピト議員の話によると、妃は「カピト議員?」と話しかけ「そうです」と応じたところ、「私はメーガン、サセックス公爵夫人です」と名乗ったという。 妃は先日も、YouTubeチャンネルで公開された自作絵本「ベンチ」の朗読動画で、子ども相手に「サセックス公爵夫人」と自己紹介したことがネット上で論議を呼んだ。今回は英王室から“引退”したとはいえ、政治的中立が原則であるロイヤルファミリーのメンバーがエリザベス女王から与えられた称号を使ってロビー活動とも言える政治的活動を行ったことになる。そこで英国では、妃の“天敵”が激怒した。 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」などが掲載した記事によると、前述の“直電”報道に反メーガン妃の筆頭ピアーズ・モーガン氏がすかさず反応。「まったくもって論外。プリンセス・ピノキオが王室の称号を使ってロビー活動をした。女王はこうしたサセックス(公爵夫人)の行動を即座にやめさせるべき。そうでなければ王室へのダメージは計り知れない。すぐに称号を剥奪すべき」とツイッターに投稿した。 3月に放送された暴露インタビューのすべてを「虚偽」と主張する同氏。妃を「嘘つき」と揶揄するために考案した「プリンセス・ピノキオ」のニックネームを再び使い、妃を痛烈に非難した。
森昌利/Masatoshi Mori
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エリザベス女王が休養中に小旅行 車の助手席で微笑む姿が撮影される
現地時間10月29日、さらに2週間の休養をとることが発表されたエリザベス女王。その健康状態は英国内外の注目を集めているが、11月1日に公開された第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)のビデオメッセージでは、いつもと変わらない姿を披露している。また同日、自らの運転でウィンザー城内をドライブする姿も報じられた。続いて4日には、ヘリコプターでサンドリンガム城へ移動。最新の目撃報道によると、車の助手席に座って笑顔を見せていた。その訪問先は、愛する亡き夫との思い出が残るコテージだったという。 【写真】休養中のエリザベス女王 フィリップ殿下の“元隠居先”に笑顔で向かう姿 ヘッドスカーフにサングラスといういつもの粋なスタイルにも注目 ◇ ◇ ◇
フィリップ殿下の元隠居先へ車で移動
エリザベス女王は一晩の検査入院と「数日の休養」に続き、医師の新たな助言に従って2週間の休養に入っている。バッキンガム宮殿の発表によると、公務は「一部のリモート公務および軽いデスクワーク程度」のものに限定され、第一次世界大戦の戦没者を追悼する13日の式典にも欠席が決まった。だが同時に、女王にとって翌14日の礼拝への出席は「依然として確固たる意志」と強調している。 健康状態に関する懸念が広がる中、女王はCOP26のビデオメッセージに出演。フィリップ殿下の写真と並んで語る様子は、英国内外に安心感をもたらした。そして4日はヘリでノーフォーク州のサンドリンガム領に移動。英大衆紙「デイリー・メール」などが掲載した記事によると、翌日にはレンジローバーの助手席に乗り、笑顔を見せる様子も目撃された。 写真に収められた女王は、ヘッドスカーフを巻いてサングラスをかけた粋なスタイル。運転手も笑顔の様子からすると、おそらく車内での会話が弾んでいるのだろう。「メール」紙によると、行先はサンドリンガム領内のコテージ「ウッド・ファーム」。女王とフィリップ殿下がハロウィンの時期などに過ごした場所でもあり、殿下がコロナ禍でウィンザー城へ移動するまでほぼ定住していた隠居先でもある。 昨年9月にも、女王と殿下がここで数週間の隔離生活を送ったという報道があり、女王にとっては殿下との思い出が色濃く残る場所。英気を養うために訪れる場所としては、最適のチョイスといえるだろう。 また先には英大衆紙「デイリー・ミラー」が情報筋の話として、女王が今年のクリスマスにホストとしてサンドンガムに家族を招くことを決意したと報じている。このサンドリンガムへの移動自体が、クリスマスに向けた準備を直接取り仕切るための小旅行だと考えられているようだ。「メール」紙によると、バッキンガム宮殿は小旅行に関するコメントを拒否。情報筋は「私的な用件」と語ったという。
Hint-Pot編集部
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