メーガン妃 ヘンリー王子の“名言”明かし反響呼ぶ 有名キャラのセリフにそっくり?
メーガン妃は現地時間9日、慈善財団「アーチウェル」の共同創設者として、米紙主催のオンラインイベントに登場。自身のビジネス経験や最近の活動について率直に語った。その際、ヘンリー王子が妃の前でいつも話すという“名言”を紹介。その言葉が人気キャラクターの有名なセリフにそっくりだと話題になっている。
【写真】メーガン妃 英王室も着けるポピーのバッジを胸にイベント出演 実際の様子 堂々たる座り姿も素敵
【写真】メーガン妃 英王室も着けるポピーのバッジを胸にイベント出演 実際の様子 堂々たる座り姿も素敵
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「スパイダーマン」の有名なセリフにそっくりとSNSで話題に
米紙「ニューヨーク・タイムズ」主催のオンラインイベント「ディールブック・サミット」に出演したメーガン妃。最近では、有給の家族休暇の法整備を訴える米議会への公開書簡や2人の女性上院議員に直接電話をかけた際に「サセックス公爵夫人」を名乗り、“ロイヤルの政治介入”と批判を受けていた。 しかし、妃は「これは政治問題ではなく、人道的な問題」と今回のイベント中にきっぱりと明言。信念の強さを改めて世界に示した形になった。 そんなシリアスな話題から一転して、このイベント出演で巷の笑いを誘うような妃の発言もあったという。英雑誌「OK!」が掲載した記事によると、それは「私の夫(ヘンリー王子)がいつも言うことに『大いなる特権には、大いなる責任が伴う』という言葉があります」というくだり。実はこれが有名アメリカンコミック「スパイダーマン」の主人公のセリフに酷似しているという。 原文で紹介すると、ヘンリー王子のコメントは「With great privilege comes great responsibility(大いなる特権には、大いなる責任が伴う)」となる。一方スパイダーマンのセリフは「With great power comes great responsibility(大いなる力には、大いなる責任が伴う)」となり、違いは“privilege”(特権)と言っている言葉が“power”(力)になった部分だけだ。 そこでSNS上では、「スパイダーマンのセリフとそっくり」という指摘が相次いだという。妃は王子がスパイダーマンのファンであるかは明らかにしていないが、10代の頃はやんちゃで知られた王子がスーパーヒーローに憧れるというのは不思議に納得できる話でもある。
森昌利/Masatoshi Mori
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著者:森 昌利
ヘンリー王子の公式自叙伝で知られる王室作家アンジェラ・レヴィン氏。王子を直接取材した経験などを通じ、王子の人となりを知る専門家になった。もちろん、控訴で再燃したメーガン妃のプライバシー裁判にも注目している一人だ。そのレヴィン氏が、メーガン妃を謝罪に追い込んだ元広報官ジェイソン・クナウフ氏の証人陳述書などに対し「ヘンリー王子は自分以外の全員を責めていることでしょう」と発言して話題になっている。
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妃が「覚えていなかった」事実は「非常に皮肉なことです」と専門家
メーガン妃が父トーマス・マークルさんに書いた手紙、その誌面掲載をめぐり妃が「メール・オン・サンデー」(「デイリー・メール」日曜版)などの運営企業「アソシエーティド・ニューズペーパーズ(ANL)」をプライバシー侵害などで訴えたこの裁判。2月に妃が勝訴する略式判決が下されたが、ANL側は控訴。現地時間9日から11日まで、英控訴院ではANL側の訴えに対する審理が行われた。
妃が手紙を書く際にいずれ公開されることを想定していたと主張するANL側は、当時ヘンリー王子夫妻の報道官を務めていたジェイソン・クナウフ氏の証人陳述書を提出。これが10日に公開された後、11日には王子夫妻がクナウフ氏と交わしたテキストメッセージとメールの本文も公開された。これにより、王子夫妻が「協力していない」と公言していた非公式伝記本について、共同著者2人に情報提供していたことなどが明るみに出た。
英大衆紙「ザ・サン」電子版が掲載した記事によると、王室作家のアンジェラ・レヴィン氏は同メディアに対し「ハリー(ヘンリー王子の愛称)は今回の件で自分以外の全員を責めていることでしょう」と語った。
レヴィン氏は王子が激怒する根拠として、つい最近も本人が公の場でメディアやSNS上の偽情報を痛烈に批判していた事実があると指摘。他人の情報操作や噂の拡大を非難する一方、妃が都合の悪い情報を「覚えていなかった」事実について「非常に皮肉なことです」とも語り、またも露見した王子夫妻のダブルスタンダードにため息をついた。
妃は同じ10日に公開された新しい証人陳述書で「こうしたメールを見直すメリットがなかったためとはいえ、やりとりしたことを忘れてしまい、裁判所にこの事実を伝えなかったことを謝罪します」と記し、「被告や裁判所を誤解させたいという意図はまったくありませんでした」と続けている。
これまでも英メディア上では、数々の王室専門家が“妃のチアリーダー”とも呼ばれる共同作者のオミッド・スコビー氏にまったく協力をしなかったというのは“不自然”と指摘していた。ところが王子夫妻は、一切関係ないと主張。そうした状況で11日に公開されたテキストチャットとメール本文には、王子が非公式伝記本とは無関係とすることに王子が「完全に同意する」とする部分もあったという。
レヴィン氏はこうした一連の報道を鑑み、「メーガン(妃)に対する信用がこれでガタ落ちになる」と断言した。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)
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【写真】ヘンリー王子夫妻 英国での裁判が再燃する中で米国のイベントに出席 タキシードと赤ドレス姿で手をつないで笑顔 実際の写真
チャールズ皇太子 追悼式典の涙と写真の笑顔 73歳の誕生日に見せた2つの表情
著者:Hint-Pot編集部
11月14日はチャールズ皇太子73歳の誕生日だった。それを記念して、公式SNSでは英グロスターシャー州にある私邸ハイグローヴの庭で撮影した写真が公開された。穏やかな笑顔で微笑む姿は多くの祝福を受けたものの、同日の「リメンブランス・サンデー」に行われた戦没者追悼式典で涙ぐんだ様子が大きな話題を呼んでいる。
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SNS上では「皇太子は両親のことを考えて感情的になったのではないか」との声
チャールズ皇太子が73歳の誕生日を迎えた現地時間14日、皇太子夫妻の公式SNSは記念のポートレートを投稿した。そこに写った皇太子は、ブルーのピンストライプスーツにライトブルーのネクタイ、胸にはポケットチーフといったいつもの上品なコーディネートで微笑んでいる。
英雑誌「ハロー」によると、この写真はグロスターシャー州にある私邸ハイグローヴの庭園で、今年の夏頃に撮影されたものだという。写真が投稿されると、SNSのリプライ(返信)欄には「素敵な一日を!」「さらに多くの誕生日を重ねてほしい」といったコメントが世界中から寄せられた。
一方で、同日は「リメンブランス・サンデー」。皇太子はロンドン市内で戦没者追悼式典に出席した。母エリザベス女王はこの式典に出席の意思を強く示していたが、ぎっくり腰のため急遽欠席を発表。欠席と最近の静養は無関係とされているが、女王の体調を心配する声は絶えない。
そんな中、皇太子は女王の代役として王室を代表する役割を担った。午前11時の黙祷後、セノタフ(慰霊碑)の前に花輪を置く1人目となって戦没者に敬意を示したが、その際に感情の高ぶりが見えたことを複数のメディアが報じている。
英大衆紙「デイリー・ミラー」は、皇太子が涙ぐんでいた様子だったことに注目。SNS上で「皇太子は両親のことを考えて感情的になっていたのでは」という指摘や「女王に代わって花輪を捧げた時、涙を流すのではないかと思った」と予測していた声があったことに触れた。
こうした皇太子の姿に、会場のバルコニーで見守ったカミラ夫人は涙を拭う仕草を見せ、キャサリン妃は凛とした様子だったという。
また、黙祷の数分前には、リバプールで病院前に停車したタクシーが爆発。死亡した乗客の男による自爆テロとのちに断定された。皇太子が式典前にこの事件を知っていたとはタイミング的に考えにくいが、いずれにせよ73回目の誕生日は複雑な感情が入り混じる日となったようだ。
(Hint-Pot編集部)
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【写真】チャールズ皇太子が「涙ぐんでいる」と話題に 戦没者追悼式典での一幕 同日に公開された誕生日記念写真では温和な笑顔