安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

大松明の綱打ち

2011年03月20日 | 日記・エッセイ・コラム

☆数日前に、三月にしては珍しい積雪の話題をお届けしました

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春はまだまだ・・・なのかも知れませんが、常楽寺の地下(じげ)倉庫では、4月2日(土)に沙沙貴神社に奉納する『大松明』の製作が、20日の早朝より、熊木精一新区長の挨拶・東日本大震災の犠牲者のご冥福を祈るべく黙祷の後、粛々と始まりました。

 最初に作るのは、大松明の点火源となる『神明縄』(竹の子)です。

地元の農家が昨秋に収穫したもち米のワラの蒼い部分を選りすぐり、数名でタケノコの形に仕上げます。

 後は、担当の役員が当日までに、綺麗に仕上げます。

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☆次に大松明の前で「音頭」をとる『手桶踊り』に使用する手桶への化粧縄の架しつけをつます。

 オスとメスの一対を製作しますが、縄の綯う向きが違うのが解りますか

これも、毎年、順番に役員の中で、作り方を伝えていくのですが、中々、難しく、結局、OBの力を借りることとなります。

 ちなみに、私も、頼りになる?OBの一人です。

☆また、これと平行して、西町の道路を閉鎖して、大松明の要の綱である『三つ縄』を製作しています。

 絶対に濡れてはいけないので、の降っていない時間に作らなければなりません。

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☆そして、何よりの大変なのは、大松明に巻きつける『化粧縄』の製作です。

直径、約10センチぐらい物を280メートルぐらい作ります。しかも、本日中に終わらせなければなりませんので、午後からは、『満寿』(まんじゅ/製作役員)24人全員で製作します

☆なお、終了後の慰労の席では、今年の「手桶踊り」を担当する『三役』4人の発表があったと思います。