安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

むくげ

2012年08月06日 | 日記・エッセイ・コラム

☆昨日は、『八幡てんびんまつり』がありました。

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☆私は、お墓参りがありましたので、近江八幡市役所前のイベント会場には行けませんでしたが・・・、

夜の打ち上げ花火は常の浜水辺公園からみました。

写真は、西の湖へ流入する蛇砂川(長命川)・・・浅小井町から打ち上げられる花火を何とか撮ったものです。(手前右に薄っすらとヨシの葉が写っているのがわかりますか・・・。)

☆毎年・・・、思うのですが・・・、エンディングがもう一つ、物足りません。

☆弊社も毎年、「寄付」させていだいていますので・・・、「花火」は、もう少しガンバってほしいものです

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☆ところで、夏場、精米所の窓を開けると、横を流れる北川の向こう岸のお宅の樹木の花が、連日、見事に咲いています

近寄って見てみると、ムクゲ(木槿)でした。

ちなみに、良く似た花に、フヨウ(芙蓉)があります。

両者の違いは、ムクゲが樹木に見え、葉は小さく、花の雌しべの先は分かれていない感じです。花の色は白・桃・混色など何種類もありそうです。

対するフヨウはおおきな草本の様で、葉は大きな掌状で、雌しべの先端は五つぐらいに分かれています。花の色も安土の街では桃色しか見かけません。

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☆で・・・、七月頃から連日、次から次から、どんどん、咲くものですから、「いいね」と思っていたら・・・、

土曜日に暑い中、半日かけて、「散髪(刈り取り)」をしてしまわれました

(鑑賞していた者しては、ちょっと、残念です。)

何でも、風通しが悪くて、暑苦しいとの事。(ごもっとも)

それに、切るたびに白い蛾がたくさん飛び出していましたネ

・・・やはり、斬った方がよかったでしょう。

☆次回からは、葉が散って無い、冬季にされることをお薦めします

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☆さて、安土城は前回の続きです。

四階東側の破風に棟瓦を取り付けます。

125ミリに切って大棟の側面の形と合うように切断面を細工します。

カットしたら瞬間接着剤で張り付けますが・・・、なかなか、瞬間に「接着」しませんので、指で押さえながら、しばし、休憩します。

(・・・オリンピックは女子の活躍が目立ちますねこれからの日本は女子の頑張りが絶対必要ですね)

☆で・・・、反対側も同様に接着します。

☆続いて、隅木上の丸瓦から6ミリ後退したところから仮組みして・・・、

形を調整してカットします。

上手くいきそうなら「接着」します。

反対側も同じように接着

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☆ 最後に棟瓦に鬼瓦をつけます。

金属の部品には、予め「さび止め」のスプレーを吹いておきます。

破風の上には大きい鬼瓦を、それ以外の棟瓦4ヶ所には小さい鬼瓦を接着します。

これで、ようやく、巻(107)の作事、終了です