☆安土町の旧伊庭家住宅(建築主は住友家第二代総理事の伊庭貞剛、元居住者はその四男で沙沙貴神社神主を務め安土村長にも就任した伊庭慎吉、設計主はウィリアム・メレル・ヴォーリス)は築100年を迎えての特別公開(6/2までの11日間)初日でした。
私は知らなかったのですが・・・、昨日の京都新聞の記事で・・・、伊庭邸は、昨年10~12月に京都・滋賀等で放映された『中二病でも恋がしたい!』でモデルとなった建物で・・・、近江鉄道「ロケ地巡り」もあるようなのです。
兎に角、午前10時からイベント初日の式典がありました。
☆『旧伊庭家住宅』は「洋風な外観を持ちながら、巧みに和風を取り入れて」います。(案内文より)
上の外観写真は、左上[東面]・右上[南面]
左下[西面]・右下[北面]です。
「ハーフティンバーと呼ばれる化粧梁で細分化された意匠の外壁に、傾斜の強い天然石スレート葺きの切妻屋根を乗せて煙突を備えた」何処から見ても違った形ですね。(「 」は案内文より)
☆私が駆けつけた、10時半には、式典も安土信長太鼓も終わっていて、お客さんは館内の見学(無料です)に入られた後のようでした。
土曜日ですが・・・、隣の安土保育園は「営業」しているのか、園児さん数人とらんまる君が遊んでいました。
安土町観光協会事務局長の城念さんと京都新聞の「聖地」記事の事をしゃべり、会長の東さんに「見せたいもんがある」と云われ・・・一緒に入館しました。
☆和風の廊下・・・洒落た床の間のある畳の広間・・・、なのに・・・ドアを開けると、暖炉のある応接室(京都新聞さんが取材してました。)・・・和室から庭を見ると石積みの外壁のキッチンルーム。アメリカ映画で見たことのある階段と廊下。
毎回、見る度に・・・100年前の安土に、こんな家があって、住んでいる人がいたのっって感じです。
☆観光協会会長の東さんが、見せたいって云ったのは・・・、
この竹細工でした。
太めの竹から・・・らんまる君を丁寧に切り抜き・・・行燈になっています。
確かに、これなら、買ってもいいかな