☆台風18号が通過した安土町、17日の朝。
☆前日(17日)の朝、台風通過時の当店横の北川(区内の湧水や雨水が流れ込み、常の浜へつながっている川)を見てびっくり
満々となった水が流れていて、ホント、二十年ぶりぐらい?の水位です。
今朝には、水位も下がっていて・・・それでも、いつもより高いですね。
☆「常の浜」から流れ出た水は「山本川」に合流し「西の湖」へ通じます。
写真は、昨日撮影した、常楽寺区の西部を流れ西の湖に流入している「山本川」です。
近所の人も「昨日は、溢れるのではないか心配した」そうです。
☆ところで、17日の午前10時半頃、常の浜団地の方から電話がありました。
「常の浜団地の店(LPガス体験ハウス)の下水桝から水が噴き出でいますヨ」
はてはて、と思いながら、産業道路に近い、セブンイレブンの斜め向かいの建物に急行しました。
・・・なんと、敷地内の道路に近い下水桝から、水が物凄い勢いで湧き出ていて、川のように団地の道路に流れ出ています
しかも、だんだん、茶色くなってきて・・・これは、「下水」そのものです
☆どうしてよいのか解らず、「安土町総合支所」にしましたが、担当の方は「どうにもなりません。」の一言。
☆午後になっても、止まるどころか、勢いは強まるばかりで、敷地内に広がっています。
☆これは、ダメだと、西の湖畔の「江の島団地」の水防に出動している近江八幡市消防団安土分団に「土のう」積んでほしいと依頼しました。
☆程なくして、常楽寺班の皆さんが到着され、手際良く「土のう」を下水桝の周りに積んでくれました。(写真は、下水が引いた後の現場です。)
・・・常の浜団地の他の家を見ままわしますと何軒もが、敷地内の下水桝から下水が湧き出でいます。
どうやら・・・大雨の流入で「流れ」が止まってしまった「流域下水道」が埋設されている産業道路(県道「大津・能登川・長浜線)に一番近い当店の家が、団地内でも最も下流に位置していたので、一番、「噴出」がひどかったのだと思います。
☆下水道が止まってしまったのは、17日の朝の停電で、安土町香庄の「流域下水道・安土ポンプ場」のポンプが止まり、大量に流入する下水が溜まり、水没したのが原因のようです。
その結果、ポンプ場の上流で、一番近い「常の浜団地」のマンホールと下水桝からの逆流が発生したのでしょう。
☆18日には、止まりましたが・・・敷地内は「随分な悪臭」です。
☆午後には、市が消毒液を散布してくれました。(いつになれば、臭いは消えるのでしょうか)
☆ところで、山本川に架かる「大江大橋」から安土山をみると台風前には無かった「穴」が三重の塔の下あたりの山腹に開いています
気になって、近くまで行くと、どうやら、その部分の樹木が無いように思われます。
☆安土山麓観光駐車場の係員に聞いてみると、「仁王門の近くの山腹が崩れて木が倒れている。」との事で・・・行ってみました。
確かに、三重の塔の下、仁王門から下ったところの石段近くの杉の木が何本も倒れていました
☆以上、報告まで・・・。