
箴言集 「病の時に読む言葉」 大川隆法 著
90 少欲知足を悟った喜び。
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少欲知足つは、わずかな欲望で、十分満ち足りていること。少ないものでも、それ以上を望まず、満足すること。
人間の悩みの基は欲が強すぎることである。
悩みが深い場合は、その欲が強いことであると分かったら、それが悟りになる。
さらに、欲を最小限に抑えて、食べていけたら十分と思うことも悟りになる。
欲が少なくなれば、今のままで十分であるとわかる。すると不思議と悩みは消えるのである。
欲が少なくなると、体力や時間が余ってくる。その余裕の部分を、他人の喜ぶことのために使えば、人徳がつくのである。すなわち天国への切符を手にすることになる
。