聞く力
前回は言葉の力でしたが、今回は受ける立場の聞く力についてです。
聞き方には大きく分けて1.岩に文字を刻み込む、2.砂地に指で文字を書く、3.水面に指で文字を書く、の3通りあります。1.の聞き方は固い岩に彫り込むのですから長い年月の間忘れないです。2.は波や雨に洗われると砂の形は数時間から数日でくずれ忘れます。3.は水面ですから書いている後から消えて全く記憶なしです。これは聞き逃したら大変だと思えば、メモを取ったり録音したりし、また復習しますね。3.の馬耳東風ではせっかくの情報が無駄になります。
一方悪い情報は反対の順序で3の方法を選びます。と理屈では理解できますが、悪口、ののしり、恨み、罵声などを実際に聞いた場合は(聞き方を知らないと1を選ぶ)そのまま受け取り心が乱れ苦しい時間が続きます。普通は時間が経てば忘れることが多いですが、1の方法で聞いていると大変です。いつまでも根に持ち、思い出しては腹が立ったり、悲しんだり、苦しんだりになります。聞いた時よりも時間が経つほど苦しくなるのは岩に刻んでいますね。的外れならば聞き流せるが、当たっている場合は辛いのです。
「あ、自分は岩に刻む聞き方をしているのではないか?」と考えた時から冷静になり、自分のことばかりを考えた自分を発見します。そして相手の立場や気持ちを考える客観的な自分が出てくれば解決方法が見えてきます。
他人だったら無視するところを、自分の事を思ってくれているからあえて辛い言葉になったのだとすれば、アドバイスをしてくれる良き友人になります。これが1を選んでいたとしても3の水面に文字を書く聞き方になるのです。
ただし、脅しや嫌がらせは聞き方の問題ではなく犯罪ですから警察の力をかりましょう。
前回は言葉の力でしたが、今回は受ける立場の聞く力についてです。
聞き方には大きく分けて1.岩に文字を刻み込む、2.砂地に指で文字を書く、3.水面に指で文字を書く、の3通りあります。1.の聞き方は固い岩に彫り込むのですから長い年月の間忘れないです。2.は波や雨に洗われると砂の形は数時間から数日でくずれ忘れます。3.は水面ですから書いている後から消えて全く記憶なしです。これは聞き逃したら大変だと思えば、メモを取ったり録音したりし、また復習しますね。3.の馬耳東風ではせっかくの情報が無駄になります。
一方悪い情報は反対の順序で3の方法を選びます。と理屈では理解できますが、悪口、ののしり、恨み、罵声などを実際に聞いた場合は(聞き方を知らないと1を選ぶ)そのまま受け取り心が乱れ苦しい時間が続きます。普通は時間が経てば忘れることが多いですが、1の方法で聞いていると大変です。いつまでも根に持ち、思い出しては腹が立ったり、悲しんだり、苦しんだりになります。聞いた時よりも時間が経つほど苦しくなるのは岩に刻んでいますね。的外れならば聞き流せるが、当たっている場合は辛いのです。
「あ、自分は岩に刻む聞き方をしているのではないか?」と考えた時から冷静になり、自分のことばかりを考えた自分を発見します。そして相手の立場や気持ちを考える客観的な自分が出てくれば解決方法が見えてきます。
他人だったら無視するところを、自分の事を思ってくれているからあえて辛い言葉になったのだとすれば、アドバイスをしてくれる良き友人になります。これが1を選んでいたとしても3の水面に文字を書く聞き方になるのです。
ただし、脅しや嫌がらせは聞き方の問題ではなく犯罪ですから警察の力をかりましょう。