
箴言集 「病の時に読む言葉」 大川隆法 著
「病の時に読む言葉」91 自分の使命や天命に目覚めることの喜び。
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病気になっても、だましだまししながら、なんとか平穏無事でこのまま人生を終わるのだな~、と満足するのでは、自分は何のために生まれたのだろう?の疑問には答えられないのだ。しかたなく生きてきたので、人間の使命や天命の言葉とは無縁であろう。
周りに迷惑をなるべく掛けずに生きて着た満足感は、独りよがりの自覚である。それは与える愛と奪う愛とを比較した場合、与える愛はとても少なかったことになる。さらに言えば、周りに迷惑を多大に掛けてきた奪う愛の自覚が希薄なのである。
精神的な喜びの一つに、そして周りから感謝されることである。つまり役に立った自分を自覚するときである。なぜ喜びになるのであろう?
この疑問に答えられるのは、それが自分の使命や天命に叶ったことであるからである。もしそうであるならば、このために生まれ、生きていく人生なのだ!と悟ったときの喜びは、神様からいただく喜びなのである。
この世に生まれさせてもらい、生きさせられてもらう人生なのだと分かる時、人間を創られた神様の思いに叶ったことが、魂の最高の喜びになるのであろう。